その「聞き上手」は勘違い!本当にモテる女は「積極的聞き上手」

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よく言われる、「聞き上手」はモテるってホント?答えはイエス!

男女問わず、聞き上手な人は好印象。恋愛だけでなく、仕事でも能力のある人の必須条件ですよね。だけど、自分は聞き上手なつもりでも、相手にはそう思われていないことも…。「また会いたい」と思われる、「積極的聞き上手」な人の特徴とは?

「聞き上手」は、「聞くしかできない人」のことにあらず

自分のことを、聞き上手だと思いますか?答えがイエスの人で、「いつも聞き役に回ることが多いから」という理由はひょっとして勘違いかもしれません。

話すことが思いつかないという「消極的聞き役」

聞き役に回るばかりの人のなかには、「この人、ただしゃべることがないだけなんじゃ…」と思わせる人がいます。

会話のキャッチボールができない、話題を出すべき引き出しがない、自分の意見がない。だから、「相手が一方的にしゃべってくれるほうがありがたい」「聞き役って楽でいい」と思っている。

それって、「聞き上手」ではなく、ひたすら受身の「ただ聞くしかできない人」。いわば、会話においてマグロ状態なのです。

受身なだけがいいという勘違い

筆者も、大昔は勘違いして会話マグロになっていたことがありました。
あれは十代のころ。三十代の人を好きになって、何度か食事に連れて行ってもらっておりました。

そして会う時は、どこからか聞きかじった「女は聞き役に徹すると男を気持ちよくさせる」という断片的情報を鵜呑みにして、彼が話しているのをひたすら聞いていました。自分から口をはさむことはほぼなし。

というのも、自分は子供だから、口をひらいてバカなのがバレるのが怖かったからでもありました。大人相手に、自分は堂々と話せることなんてないという自信のなさ。

そんなリスクを犯すくらいなら、ニコニコと聞き役に徹して、かわいいと思われたほうがいいと思ったのです。それこそ、「消極的聞き役」でした。

こちらが何も言わないので、彼は喋りつづけ、ほとんど自分の今までの人生を語りつくしたかに見えました。そして3回ほど食事を共にしたあと、もう語ることがなくなったのか疎遠になっていきました。

そりゃ、そうだろうと今では思います。会話マグロ相手にしゃべることは、独り言とさほど変らない。何度も会う意味がないからです。

会話マグロを喜ぶのは、ちょっと問題アリな人

そんな消極的聞き役の会話マグロを手放さないのは、本来のコミュニケーションを必要としない、ちょっと人格的に問題アリの人だけではないでしょうか。

自分の発散する言葉を捨てるゴミ箱が欲しいだけの人。そんな人に捕まってしまっては、聞く方も病んでしまいます。


自動相づち打ち機になってませんか?

ただ聞くだけでなく、適切な言葉を挟んでこその聞き上手。
だけど、挟む言葉が「そうなんですか」「すごいですね」の2種類くらいしかないのでは、自動相づち打ちマシーンです。

まあ、この2つしか言うことが思いつかないようなつまらない話を延々とするだけの人もいますが…。そういう方は、音声に反応して「そうなんですか」「すごいですね」の録音がひたすら流れる装置を自作していただきたい。

相手の言葉を、言い換えてリピートする

では、本当の聞き上手ってどんな人?

聞き上手は、合いの手上手。心理用語で「ミラーリング効果」というのがあります。相手が自分と同じ仕草や話し方をすることで、好意を抱くという仕組みですね。これを会話でも応用できます。相手の言葉をリピートするのです。

それもただ繰り返すのではなく、「○○(相手の言葉)。それって○○ってことですか?」と、自分なりに読解して言い換えて返すのです。

そうすることで、相手に「自分の言葉をちゃんと聞いてくれている」「自分の言ったことを理解しようとしてくれている」という安心感を与えるのです。

共感の言葉を、絶妙のタイミングで

人は、自分のことをわかってくれそうな相手を選んで話したいもの。
「言っていること、わかります。共感します」というメッセージを出すことが、気持ちよく話してもらうカギになります。

筆者の友人で、とっても聞き上手でモテる女子がいます。彼女の特徴は、本人のおっとりほんわかした空気もさることながら、「わかる」という言葉を連発すること。

「その気持ち、わかるよー」「うん、わかるわかる」と柔らかい声で、絶妙なタイミングで合いの手を入れてくれるのです。こりゃあ男が「この子は俺の事をわかってくれている!」と勘違いして舞い上がってしまうわな、と感心。

友人としては、彼女がただの口癖で言っているだけだとわかっているので、「ほんとはわかってないでしょ」とツッコミをいれたりもしますが、そうとわかっていてもやっぱり、彼女相手には気持ちよく話せてしまうのです。

たまにはハズし&イジりを

合いの手で、時々あえてハズしたことを言ってボケたり、相手をからかうような一言を挟むのも、会話に緩急のリズムを加えるので効果的です。

筆者がクラブで見た人気ホステスのお姉さまの一例を。

「昼間はハイテンションでばりばり仕事してたのに、最近夕方になると急にぐったりしてきちゃってさ」という社長さんに、「躁鬱病ちゃうん?」という返しをしていたお姉さま。社長さんは大笑いして、場の空気も会話の流れも朗らかなものに変わっていました。

あなたにしか興味がありません!という空気づくり

誰かと話していて、「あー、この人聞いてるようで聞いてないな」「興味なさそうだな」と感じることはありませんか?

これは、相手の表情や目つき、かもしだす空気から判断しているもの。聞き上手な人は、相手にそう思わせるような空気を出しません。

空気を作るイメージトレーニング

例えば、面白いマンガに集中している時は、自分の周りの空気を全部そこに注ぎ込んでいる感じ、周りをシャットアウトしている感じになりますよね。

そんな感じを意識して、話している相手にだけピントを合わせて他はぼかす。自分と相手を包む見えない膜をイメージして、あなたしか見えていません!という空気を出すことを意識すれば、見えなくても相手に伝わります。

目と体を使って伝える

体は正直です。人は、苦手な相手とは無意識に身体的距離を取ろうとするもの。
逆にそれを効果的に使えば、「あなたの話を興味を持って聞いています」というサインになります。

具体的には、相手の目をしっかり見る、体を相手の方へ乗り出す(いわゆる前のめり状態)ということをやってみるといいでしょう。

いくら、口で「すごいですね」「素敵」なんていっていても、体を伴っていなければわかってしまうもの。この、“体を使う”ということが、言葉よりも効果的なんです!

よく笑う人は気持ちいい

体を使うこと以外に、大切なのは、“笑い”です。

笑う、は一番嬉しい反応

話していて気持ちいい人は、たいてい、笑ってほしいところで笑ってくれます。大笑いでも、微笑みでも。笑うということは、一番ポジティブなリアクション。

筆者がバイトをしていたクラブで、毎月売上1,2を争う人気ホステスのお姉さまがいました。彼女は美人というわけじゃないのですが、小柄で愛嬌がある顔立ち。八重歯をのぞかせて、手を叩く大きなリアクションで本当によく笑っていました。

それが見ていてとっても気持ちがいい。お客様も、自分の話したことで彼女が笑ってくれるのが嬉しそうでした。

笑い袋リアクションに注意

昔、笑い袋というのがあったのを覚えていますか?ガチャポンなんかで売っていて、押すとひたすら笑い声が流れるおもちゃ(?)です。

たまに、笑い袋のように何でもかんでも笑う人がいますが、やりすぎは逆に不安にさせてしまいますよね…。

「きょうはいい天気だね」と言っただけで笑うような女子が昔、同級生にいました。陽気で素敵だとは思いますが、たまに、もしかして「うちのお父さんが癌になったの」と言っても笑うんじゃないかという気になったものです。

自分の意見を持っていることが大前提

本当の聞き上手は、本来話し上手になれる人でもあるのです。

すごい人ほど、聞き上手

筆者がかつて在籍していた会社の同僚で、入社の動機が「この会社の会長を尊敬しているから!」という子がいました。

学生時代に、起業塾のようなものに参加して、会長と話す機会があったという彼女。いくつもの子会社を持つ大企業の会長なのに、彼女の悩みや学生生活の話をずーっと聞いてくれたことに感動したと言います。
本当にすごい人ほど、どんな相手でもちゃんと話を聞けるものなのでしょう。

こんな人が自分の意見を聞いてくれる、という感動

筆者が会ったことのある自営業の男性でも、「この人は聞き上手!」と感心する人がいました。

彼はビジネスで成功していて、人脈が広く、かなり年下で彼の興味をひくキャリアもないような私のことを見下してもおかしくない。

それなのに、仕事のことで私に意見を求めてきたり、「○○(私が住んでいた町)で美味しいお店があったら教えてくれない?」とこちらが答えやすいようなことを聞いてきて、「教えを乞う姿勢」があったのです。

そして、聞いたことをメモまでしてくれる。こちらは、「こんな人が私の意見をきいてくれる」と感動し、自尊心がくすぐられるというわけです。

つまり、凄腕の聞き上手とは、最初に書いた「消極的聞き役」とは対極。
自分を持っていて、それでいて自分の意見ばかりを語ったり押し付けたりすることなく、相手をいい気持ちでしゃべらせることができる人なのです。

「積極的聞き上手」は、ただ聞くだけじゃない。受身に見せかけて、相手からどんどん色んなものを引き出せる人なのです。

恋愛だけじゃなく、全ての人間関係にプラスになる聞き上手ポイントを、うまく取り入れていきたいものですね。