メインヒロインより人気!その理由に学ぶコナンの灰原哀の女子力

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「名探偵コナン」は漫画もアニメも大ヒットの、国民的人気作品です。魅力的なキャラが作中にはたくさん登場しますが、人気投票で主人公の江戸川コナンやメインヒロインの毛利蘭を押しのけて一位となったのが、ヒロインの一人「灰原哀」です。

灰原哀の人気の秘密と、その彼女の魅力から女子力を学んでいきましょう。

見た目の愛らしさとのギャップ!影のあるミステリアスな女性

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まず灰原哀の魅力の一つと言えば、可愛いらしい少女の外見から漂う、彼女特有のミステリアスな雰囲気ではないでしょうか。

幼い少女の外見ながらミステリアスな雰囲気を漂わせる

灰原哀は組織で自ら作った薬を飲んだ事によって、 コナンと 同じように体が小さくなってしまい小学生の姿をしています。そのため幼い見た目とは裏腹に、中身は大人びていて頭脳明晰、彼女の歩んできた人生からきている達観した物事の見方をしています。

謎の組織にかつては身を置き、そして今は追われる身となっている彼女は、いわばワケありの身の上です。そういったところが、見た目の愛らしい少女の姿とは対照的な彼女の独特なミステリアスな雰囲気を醸し出しているのでしょう。

秘密のあるミステリアスな女性に、男性は惹かれやすい傾向にあります。意味深な言葉、謎めいた笑み…そういった自分が知らない面を持っていそうな女性に、男心はくすぐられるのです。

本当の自分を全てさらけださずに、どこか秘密をもっていそうな雰囲気をもつ事も女子力には必要なのかもしれません。

明るいメインヒロインとは対照的な影のあるヒロイン

そんな哀ちゃんとは対照的に、コナンの本当の姿である工藤新一のガールフレンドの毛利蘭は明るくて朗らかな、女子力も高いメインヒロインです。

基本的に明るい性格で優しく誰からも慕われる存在で、人を守る強さも兼ね備えていて、おまけに料理も世話を焼くのも上手ないわば王道ヒロイン的な位置にいる女の子です。

蘭ちゃんを「陽」とするならば、哀ちゃんは「陰」、蘭ちゃんを「太陽」と例えるならば、哀ちゃんは「月」…哀ちゃん自身も、蘭ちゃんの事を羨ましく感じて自虐的な事を口にするほど、二人の位置は対照的です。

そして、そんな蘭ちゃんがいるからこそ哀ちゃんの影の部分もより際立ちます。

表面的にも内面的にもまっすぐで、そして自分が好意的に想っている相手の想い人である蘭ちゃんに、哀ちゃんは羨望にも似た思いを抱いています。ある意味、蘭ちゃんにコンプレックスに近いものを感じています。

しかし、そういったところに哀ちゃんの非常に人間らしい一面があらわされていて、一見クールで完璧そうに見える彼女に見ている人は共感を抱くのではないでしょうか。

みんなが見ているようなわかりやすいところではなくて、わかる人にはわかるような、影で自分を否定しながらも頑張っている哀ちゃんを応援したくなるのだと思います。

クーデレ、ツンデレの代名詞!女の子らしい優しさを合わせ持つ

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クーデレ、ツンデレといった言葉は、哀ちゃんをあらわすのにぴったりの言葉だと思います。

特にアニメでの声をやっている声優さんは林原めぐみさんで、彼女はクーデレの一大ブームを巻き起こしたキャラ「エヴァンゲリオン」の綾波レイの声を担当していたので、そのイメージとも重なるのではないでしょうか。

普段は大人びていてクール、愛想もなくツンとした雰囲気で、時には大人顔負けの皮肉や毒舌っぷりを発揮します。

そして、時折見せる彼女が他人に優しくなる「デレ」の部分…友人である歩美ちゃんが事件に巻き込まれて怖がっている時も勇気づけたり、少年探偵団の子たちを姉のように見守ったり、小動物を可愛がったりと女の子らしい優しさが垣間見れます。

こういったクーデレ、ツンデレの代名詞とも呼べるところが哀ちゃんの人気の理由の一つでしょう。

普段は自然体の自分で過ごして、時には本来持っている優しさを他人に発揮する、そういった自分らしさと優しさを兼ね備えている部分が人を惹きつけるのではないでしょうか。

自分から積極的に人と関わろうとしないが信じた相手には心を開く

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哀ちゃんは誰にでも愛想が良いわけではありません。むしろ、普段は誰に対してでも愛想が良いとは言い難いです。社交的でもなく、ワケありの身の上から他人と距離を置きがちで積極的に自分から人と関わろうとはしません。

しかし、いったん信じた相手に対しては、態度を軟化させ距離感も縮めた感じをあらわして心を開きます。そういった相手には、時折本音を見せるところも多々あります。

  • 友人によそよそしい態度→名前でも呼ぶようになり、自らも積極的に輪に入るようになる
  • 友人の小学生を冷めた目で見ていた→それぞれ友人の良さを理解して見守るようになる
  • 主人公を観察対象として見ていた→主人公の良さを理解して好意を抱くようになる
  • 誰にも本音や弱音を言えない→素直に自分の気持ちを表現するようになる

誰にでも愛嬌のある女性が人気の一方で、そういった女性は「八方美人」に見えるといった理由で苦手な男性もいます。そういった男性の中には、彼女の「心を許した相手にしか態度を柔和しない」といったところに惹かれる人も多そうです。

もしも自分に心を開いてくれれば、自分だけ「彼女の特別な存在」という実感が、自他ともに十分に感じられるからでしょう。

芯が強い女性の中に女の子らしい脆い一面が見え隠れする

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気丈で芯の強い哀ちゃんも、時にその自分の身の上を悲観して脆い部分を垣間見せます。彼女は自身の身の上を理解しているから、自分の幸せを素直に願えないようです。

基本的に自分なりのポリシーをもった芯の強い女性

哀ちゃんの内面は基本的に自分なりのポリシーを持ち、それを中々曲げようとはしない芯の強い女性です。

自分の身に危険が迫ると周りを巻き込まないように、自分一人で何とかしようとしたり、自分は追われる身なので何があってもおかしくないというような覚悟を持っています。

凛として、まっすぐ立つ彼女は大人の女性の魅力を醸し出しています。

時折、女の子らしい愛らしく脆い一面も持ち合わせている

一方で、時折、女の子らしい愛らしさと、そして脆い一面を垣間見せる事があります。

素直な気持ちを表現した笑顔や、気に入らない事があるとちょっと拗ねたり、わざと子供っぽく振舞ってみたりといった女の子らしい愛らしさ…

そして、わけありの身の上という事で覚悟はしながらも、やはり本心では平和な日々を過ごしたい、幸せになりたいという気持ちの矛盾による感情に振り回される女の子らしい脆さ…

そういった女の子らしい一面が、一見すると気丈で達観した彼女に隠されているのです。

彼女の表面と内面には二つのギャップがあります。少女の外見とは裏腹な大人びた内面、そして、クールな雰囲気とは裏腹な女の子らしい内面、そういったギャップが彼女の魅力を最大限に引き立てているのではないでしょうか。