美人でオシャレなのにどうして?あなたが結婚できない理由

  • Twitter
  • hatena
  • facebook

人からよく「美人」と言われる。スタイルだっていい。美容院もネイルサロンもマメに行っているし、服も手抜きなし。それなのに、30過ぎても結婚の気配が一ミリもない!そんなあなたが結婚できないのは、いろんな過剰のせい。○○すぎる、いくつ当てはまりますか?

一人でも生きていける!独身を謳歌しすぎる女性

shutterstock_1594158253
毎日を、刺激的に楽しく生きる。とてもけっこうなことです。だけど、その生活にはまりすぎると、結婚からは遠のくことに。

山手線内に住んでる女性は結婚できない?

自身も、独身時代は散々遊んできた広告マンがこんなことを言っておりました。「山手線内に住んでる女性は、美人でも仕事できても魅力的でも、未婚率が高い」。

こんな人がなぜ?と思うようなレベルの高い女性でも、30代後半になっても独身が多いのだとか。

「都心で遊んで飲み歩いて終電逃しても、タクシーですぐ帰れる距離に家があると際限なく遊んじゃう。そういう毎日が楽しくて、生活感がなくなって、堅実に考えられなくなる傾向がある」

山手線内に居を構えることができる、ということは収入も多く、遊ぶ資金も潤沢にある女性たち。

午前様でタクシーで帰宅し、飲みすぎてしんどいから朝も電車ですぐ行ける距離なのにタクシーを使って通勤、なんてこともザラ。

派手に遊んでいるうちに、誰かと生活を共に築いていくという地道さから遠のき、どこか浮ついた空気感を漂わせるようになります。

そんな匂いに敏感な男性からは、「付き合いたいけど、結婚はあまり考えられない」という対象に見られてしまう、という現象が起きるのです。

逆に、終電を逃すと帰れなくなってしまうところに住んでいると、どれだけ遊びたくても、「ここまで」という区切りがつきます。

そういう女性のほうが、地に足のついた生活を送り、その先にあるものとして着々と結婚へ近づいていくのだと、彼は力説しておりました。

東京の話に限らず、他の都市でも、都心部になるほど晩婚化が進むのはそういう理由もあるでしょうね。

田舎はやることがないから結婚する…というわけではないですが、刺激や娯楽が多いほど生活態度はふわふわとしてしまうもの。

ずっとこんな風に面白おかしく過ごしたい~、と思っているうちに、気づけば30半ばを過ぎていた!という事態になるのでしょう。

もちろん、自覚的にやっているのなら本人の自由なのですが。

結婚すると自由がなくなる?

結婚は、そいういう刺激的な独身生活とは対極、とまでは行きませんが、結婚したら同じような生活はまずできなくなります。

お互いの同意が得られれば、結婚してからも、それぞれ自由に遊びに行くという生活をすることもできるかもしれません。

だけど、今までどおりというわけにはいかないでしょう。制約のない生活のなかに、他人という制限が入り込んでくる。

刺激的な独身生活を謳歌している人は、結婚したい、と言いながらも、どこかでそれを恐れているところがあるのではないでしょうか。

一人で築き上げてきた自由を、他人に合わせることで失うのは本音では嫌だと思っている。それで、結婚の具体的なイメージを思い描けないのです。

だけど、そういう人は、無理に結婚結婚と焦らなくてもいいとも言えます。

そのうちにフィーリングの合う相手と出会えれば、二人独自のライフスタイルを探りながら軽やかな形の結婚へと進んでいく可能性も高い。

ただし、それが40手前になってからということも多いので、子供を産みたいと考えるなら難しいかもしれません。

外見にお金をかけすぎ!そのお金は一体ドコから・・・?

shutterstock_264812982
もともとの素材のよさに加えて、ファッションもメイクも手抜きのない女性。それが高じると、結婚を遠ざける要因にもなります。

トロフィーワイフを求めるのは少数

容姿が良く、持ち物や美容にもお金がかかっていて、自分の勲章となるような妻。いわゆるトロフィーワイフを求めるのは、社会的地位もあって収入も高い男性です。

その中で、未婚で結婚適齢期の男性となると希少価値で、そうそう転がっているものではありません。

イリオモテヤマネコ並みに遭遇率は低いし、競争率も相当高い。人気企業の新卒採用ほどに、志願者が群がるので、現実的ではありません。

それに、現代の20代30代なら、成功している男性であっても、お金のかかりそうな女性を見て戦闘意欲が沸くようなタイプは少数派。

ましてや、ごく平均的なサラリーマンなら、「お金がかかりそう」と思った時点でひいてしまって、結婚対象には見られません。

美容院もネイルも毎月行って、服も毎シーズンまるごと買い換えて、持ち物も全部ブランド志向、というのが見た目からびんびん伝わってくるとひるんでしまうのです。

なんでそんなにお金使うの?

男性は、総じて外見には女性よりお金をかけません(かける男もいますが、それはそれで嫌ですね…)。

女は男よりお金がかかる生き物、というのを前提としてある程度承知はしていても、化粧品や服、アクセサリーに使う金額があまりに大きいと、理解不能なのです。

男からすると、一万もする美容液や、同じようなものを持っているのに(女性からすると全然違う!と思うものでも)毎月いくつもアクセサリーを買うような行為はただの無駄遣い。

いくら、お金をかけた結果としての磨かれた外見でも、そのコストが大きいことに対して「なんでそこにそんなにお金使うの?」と、経済観念を疑われてしまうのです。

自分のレベルを理解している?!高望みをしすぎる

shutterstock_47999074

当たり前ですが、相手がいなくては結婚はできません。その相手を、厳しい審査のもとでえり好みしていては、いかに美人でもやはり結婚できません。

全てが揃った人はいない

高望みの最たるものが、「年収は600万以上じゃないと」といった、高収入を望むものですが、30代まででそんな男性は数パーセント。

運よく、それほど経済力のある男性に出会ったとしても、他の条件を兼ねそろえている人はさらにその中の数パーセント。

「顔は好きだけど、職業が気に入らない」「話が合って楽しいけど、収入が低い」「家持ってて末っ子で障害少ないけど、色気感じない」「お金持ちだけど、おっさんで嫌」

そんなふうに、全てのパーツが揃うのを待っていては、永遠に完成しないビンゴゲームです。

それなのに、もう少し待てば、上がりが来るかもと候補者を見過ごし続けてきた結果、ここまで待ったんだからといよいよ妥協できなくなる。

そして気づけば年を取っていた、というわけです。

周りにうらやましがられたい?

ネット上でこんなぼやきをしている方がいました。

「自分で言うのもなんだけど、顔はいいしスタイルもいいし、ファッションも手を抜かない。○○ちゃんはきっとすごくいい男つかまえるよね!と周りに言われている

そして彼女はこう続けます。

「だから、妥協できない。周りにいいな~と思われるような男をつかまえて早く結婚したいのに、いい男がいない」

自分のルックスを資質・財産と捉えてプライドを持っている人は、年を取るにつれそれが大きな障害になっていくんですよね。

「自分に見合ういい男」の理想が高すぎる上に、周りの目を気にするものだから余計に身動きが取れなくなってしまう。

彼女はぜひ、ネット上ではなく友達の前でそのセリフを言ってみてほしいです。きっと心ある友達なら、「だから結婚できないんだよ」と喝を入れてくれるでしょう。

こんな濃ゆいキャラの人見たこと無い!キャラが固まりすぎ

shutterstock_2326024683

美人だけど、キャラクターが強烈・もしくは自分というものをテコでも変えようとしない。そういう人も、結婚から遠のく可能性があります。

一人でジャンルを作ってしまった先輩

私の会社の先輩で、美人さんがいました。顔だちもきれいだし、結婚式でハリウッド女優のようなドレスを着こなすスタイルと雰囲気の持ち主。

だけどキャラが、なんというか、飛ばしすぎなのです。何でもかんでもブッチャケ系で、気の弱い相手なら一言も口をはさめないようなマシンガントーク。

みんなが、50キロくらいで様子を見ながら走る一般道を、100キロ越えノーブレーキで突っ走っているような人でした。

良く言えば無邪気で破天荒で可愛らしい、悪く言えば非常識なところがあり、反感を買うことも。

繁忙期に病欠したことを「ほんとは彼氏とデートするために休んだ」と自分からうっかり漏らしてしまうようなことがあり、一部の真面目な派閥からはバッシングされていました。

男性陣のあいだには、「あの人は女性として意識する対象ではない」という暗黙の空気が流れていて、「○○さんは別ジャンルだから」と言われていました。

私が会社をやめて数年が経ち、今は30半ばを過ぎているはずですが、未だに結婚のうわさは聞こえてきません。

そのうちに、同じようなキャラの濃い男性か、大人しい年下君でもつかまえて電撃結婚するかも、とは思っているのですが…。

ネットの世界にはまりすぎ女子

知り合いで、モデル志望の女の子がいました。小さな仕事だけど、カタログのモデルをつとめたりするようなこともあり、スタイルのよさは本物。

女子アナも目指していたこともあり、顔立ちは整っているし、姿勢や仕草も折り目正しいというか、きっちりとしていました。

彼女は、ネットの世界で交流するのが大好きで、2ちゃんねるやら何やらに常に書き込みし、一時間ごとにツイッターでつぶやくような子。

そのせいで、実世界でのコミュニケーションにちょっと不全感がありました。話していて、あれ、なんかおかしいな…と感じてしまうのです。

なめらかなキャッチボールにならないというか、一方通行な感じ。一人で黙々と壁に向かってボールを投げ続けていて、こちらのボールを拾うタイミングが読めない、というか。

生で話しているのにタイムラグを感じてしまう。ああ、これはネットの世界のコミュニケーションそのものだな、と思いました。

一方的にばーっと発信して、あとからリプレイに返事をする、というような。

彼女の話す内容には独特の面白さがあって、爆笑することもよくあるのですが、たまにえ?と思うようなすれ違いが起こったりしていました。

自分の中で完結しているところがあり、相手の思惑を読むのがとても下手。

恋愛の話を聞いていても、「それはあなたの思い込みで、彼はぜーーったいそう思ってないと思うよ…」と心の中で思うこと多々あり。

タイプに限らず、キャラが固まりすぎていて、「自分だけが好きそう」「自己完結してる感じ」「他人が入り込むスキがない」という人は、結婚しにくいと言えるでしょう。

負のオーラ出すぎ!一体どこまで落ちていくの?

10295
外見が美しくても、マイナス思考の蓄積はにじみでる空気を澱ませてしまいます。

妬み・怒りが幸せを遠ざける

ある掲示板で、こんな書き込みがありました。

「同期の女の子が、年収があって自慢できる職業の男と結婚した。正直言って、全然可愛くないし垢抜けないし、頭も良くない子なのにどうしてあんな人と結婚できたのか理解不能

「私の方が、よっぽど美人だしセンスもいいし幸せになってもいいのに。彼女が嬉しそうにしているのを見ると腹が立ってたまらない

この方は、リアルワールドではこの感情をちゃんと隠せているのでしょうか。他人事ながら、心配になります。

本人は隠しているつもりでも、こんなに強い負の感情はどこかで伝わってしまうでしょう。

「美人でセンスのいい自分は、そうでない者よりいいものを掴む権利を持っている」→「そうならないのは、権利がないくせにいいものをさらっていく奴のせい」

この方の頭の中には、そういう理屈があるようです。そして、その相手に、「権利がないくせに図々しい」と、理不尽な怒りを抱いてしまっている。

「自分のほうが優れているのになぜ?」そういう感情を持ってしまうことは誰しもあると思います。

自分の中で見ないフリをしていても、私自身もそういう感情を持ったことが一度もないといえば嘘になります。

だけど、そういう感情を大事に自分の中に保存したり、培養していても、何より自分にとっていいことはひとつもないと分かっている。

ましてや、そういう思考回路が正常だと思っているようでは、どんな美人であっても幸せを遠ざけていることになるのだと思います。

バリバリのキャリアウーマンでいたい!仕事大好きな女性

10452
バリバリ働いているから縁遠くなる、というのは過去の話。とはいっても、やっぱり働き方が結婚できない一因になっている人もいます。

仕事は好きだけど…

営業職のTさんは、30そこそこで新しい部門のリーダーになるような、仕事のできる人でした。

新人のチームをマネジメントして、遅くまで仕事をこなしては、後輩や部下をひきつれて飲み歩く男前な営業ウーマン。

結婚はしたいとずっと言っていて、婚活もしているのに何年も成果なし。年収一千万に手が届くような彼女に、たいていの男がびびってしまうのかもしれません。

私が養ってもいい、年下で可愛い男の子がいいという彼女に、それでもお相手はまだ現れず。

会社もひどいもので、できるからといって婚活中の独身女性である彼女を、営業不振の支所を建て直すために何度も飛ばすのです。

2年単位くらいで、日本各地の支所に転勤するのだから、恋を育む暇も、誰かと長いスパンの生活プランを立てる余地もないのでしょう。

仕事は好きだけど…と、40手前になってもまだ独身のTさん。思い切って、職場か働き方を変えるほかないのかもしれません。

容姿はただのパッケージ

街コンに行ってみた!そんな女性達の感想をまとめてみましたのイメージ画像
美人なのに、美人だけど…結婚を妨げる要素について書いてきましたが、二人の人間が結婚に行き着くまでにはさまざまな要素が絡み合っているので、これらはほんの一例。

ひとつ言えるのは、容姿は単なるパッケージにすぎないということです。パッケージが整っていることにあぐらをかいていると、年を重ねるほどにきつくなる。

年を取るほど、内面が表に出ると私は思っています。だから、外見磨きはほどほどに、バランスよく。

パッケージで手にとってもらえたら、○○すぎる、を少しけずってバランスを取るだけで、結婚まで一気にダッシュできる可能性も高いのですから。

snsでシェア

  • Twitter
  • hatena
  • facebook