初めてのネット恋愛!会う前に知っておきたいリスクとマナー

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顔も素性も年齢も、ときには性別すらも定かではない相手と気軽にコミュニケーションがとれる便利なツール、”インターネット”。今やビジネスもショッピングも振込も、なんだってインターネットがあれば出来ちゃう時代になりました。

最近では進学する学校が決まると同時に、FacebookやTwitterなどで一緒の学校に通う未来の同級生に呼びかけて、新学期が始まる前から友だちの輪が出来ていたりするそうです。顔や本名を知る前から始まる人間関係が増えてきたということです。

そしてその波は当然、同性間の友情だけでなく、異性間の恋愛感情を育むことも。

”顔も知らないのに好き”はヘン?

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個人的に、大声でNOと答えたい質問です。そんなことはありません。

だって、顔が見えたところで、それですべてが判るわけじゃありませんもの。実際に対面で出会って、何度もデートを重ねたって、騙されるときは騙されますし、ひどい目に遭うときは遭います。

人間の目は意外と嘘を見抜けないものです。特に相手に最初から”騙してやろう”という企みがある場合は、見た目での判断を逆手にとられることだってあります。

たとえば、ブランド品ばかりを身に着けて、高級車に乗って現れる男性は、ただもうそれだけでお金持ちだと思ってしまいますよね。それがすべて本当はレンタルであってもです。この人は成功者だ、という思い込みに足元を掬われないとも限りません。

なので、対面で会った人に一目惚れはOKでも、毎日のように言葉は交わすけれど一度も会ったことがない人に心惹かれるのはヘンというのは、若干横暴な意見のように思います。

ネット恋愛の社会的評価

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とはいえ、ネットでの出会いがそこまで珍しくなくなってきた昨今でも、やはり快く思わない人たちが多いのも事実です。

ワンクリック詐欺やらサイバーテロやら、穏やかではない側面も併せ持っているのがインターネットですし、出会い系サイトやSNSを利用した犯罪も後を絶ちませんからね。

恋愛は想い合う二人にしかわからない性質の関係。しかし、あなたたち二人のことを大事に想う誰かを心配させる恋愛は大抵揉め事に繋がります。だからこそ、極力心配させることがないように、慎重に行動しようとする気持ちも大事です。

ネットで素敵な人に出会った!、相手も好きだと言ってくれている!、さあ会おう!と弾丸がごとくどこへでも飛んでいきたい気持ちはひとまず抑えて、それなりの下準備はしておきましょう。

初めて会うまでのステップ

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インターネットは世界各国、電気が通っていて電波の届くところならば、どこへでも繋がります。チャットや掲示板やSNSで気の合う人を見付けたからといって、その人と実際に、いつ会うことができるかはわかりません。

だから、あなたの住んでいる場所の近くまで相手が来てくれる機会があるとか、あなた自身に出張や旅行の予定があって、それがたまたま相手の都合のいい日程や場所だったりすると、このチャンスを逃したくない!と思うもの。

でも、ここで冷静さを失わないように、以下のマナーは踏まえておいてください。

・待ち合わせの場所は慎重に選ぶ
・ドライブデートは避ける
・信頼できる誰かに、ネットで出会った人と会うことを告げておく
・自宅の場所は曖昧なままにしておく

”二人きり”は避ける

こう書くと、まるで彼がなにか悪いことをすると疑ってかかっているみたい…と抵抗を覚えるかもしれません。でも、違います。これはあなたの身の安全を図る目的ももちろんありますが、それと同時に、彼の中のあなたの印象を悪くしないためでもあるのです。

男性側だって、初めて会うときは多少でも緊張しているもの。実際はどんな女性なんだろう?と想像を膨らませて、想いを巡らせているはずです。そんなときに、あまりにもあなたが無防備だと、却って彼を不安にさせてしまう可能性も。

「もしよかったらうちに来てよ、手料理をごちそうするよ」というお誘い、あなたにとっては全幅の信頼を置いている証なのに、もし彼の耳に軽々しく響いてしまったら、切ないですよね。

そういった解釈の誤解を招かないためにも、ファーストコンタクトは慎重に。二人きりになる空間は出来るだけ避けて、それなりに人目のある、落ち着ける場所を提案するようにしましょう。

完全な秘密にはしない

ネットで出会った、という事実にちょっとでも後ろめたさを覚えていると、なかなか友だちにも話しづらいという気持ちも解かります。でも、初めて会うことが決まったら、せめて一人にはそのことを話しておくことをお勧めします。

幼い頃に作った秘密基地に似て、『誰も知らない』という状況はなんとなく悪いことをしているようで、妙なテンションになりがちです。背徳感というとオーバーかもしれませんが、冷静な判断力を失わせる効果はゼロじゃありません。

しかし、『誰かに知られている』という事実を作っておくと、今度は逆に誰かに見られているような気がして、思い切った言動への歯止めになるのです。端的にいえば、”バカなことをしにくくなる”ということですね。

どんなに自制の効く人でも、好きな人と初めて会うという特殊な状況でどんな衝動に駆られるかは未知数です。自分を過信してしまわず、万が一の場合の保証のひとつとして、事前に誰かには話しておきましょう。

自宅の場所はまだ内緒

特に遠方から会いに来てくれた場合、夜遅くまで遊んだりして、「帰りは送るよ」と言ってくれる優しい彼もいるかもしれません。しかし、そこで甘えてしまうのはちょっと待ったほうが賢明です。

ネットで会う人だから、というわけではなく、まだまだ充分な情報を得ていない段階で、自宅を教えるメリットはそんなにありません。むしろあらゆる可能性を検討するなら、デメリットのほうが高いといえます。

普段はとても穏やかでも、実はものすごくヤキモチ妬きの一面を隠しているかもしれません。また、あなたが期待する以上にあなたのことを好きになりすぎて、なにかがあるたびに、あなたの家のドアを叩きたくなってしまう人かもしれません。

電話番号やメールアドレスなら、緊急事態にすぐに変更することが可能ですが、住所はなかなかそう簡単には変えられませんし、誰でも自宅は100%安全な場所であってほしいもの。この人なら絶対に大丈夫、と確信を得てから教えるのでも遅くありません。

「迎えに行くよ」や「送っていくよ」と言われたら、「ありがとう」とお礼を返したあとで、「でも大丈夫」とやんわりと断るように心がけてほしいと思います。

ネットを素敵な出会いの場に…

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ここまでの記事を読んで、ちょっとだけ冷静な自分で心構えができたなら、今度はあなたによく似合う服と最高の笑顔の準備をして、元気にいってらっしゃい!

ネットでの出会いを素敵な出会いにできるかどうかは、あなたがた次第。たとえ世間に揶揄する人がいようとも、幸せになってしまえばこっちのものです。慎重に、冷静に、けれど前向きに、その出会いを心から楽しめるといいですね。