【愛情と執着の違い】ふっきれない想いに区切りをつける思考法

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彼に別れを告げられた私。まだ別れたくない。もっと一緒にいたい。けれどいざ彼を前にすると、素直に気持ちを伝えられない・・・

これでもまだ私、本当に彼のことを愛しているの?それとも別れたくない一心で執着しているだけ?

そんな思いに苦しんでいるなら「愛情と執着の違い」について考えてみませんか?そうすれば自ずと、気持ちの整理がついて前を向けるはずです。

愛情と執着の違いを考えてみる

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誰かを愛することと、誰かに執着すること。それくらいの違いならわかっているつもり、誰もがそう考えるのではないでしょうか。

それならなぜ、苦しい思いに悩まされているのか。なぜ、大人の判断で最善な方法を探せないのか。それを解き明かすには、同じように悩む女性を客観的に見ることでヒントが見つかりそうです。

自分の気持ちががわからなくなる女たち

A子の例

3年もつき合った彼から別れようと言われました。理由は「気持ちのすれ違いが増えたから」だそうです。

お互いを嫌いになったわけじゃないのに、別れなければならない意味がわかりません。でも会って話をしても、何となくしっくり来ないことも事実なんです。

彼は優しい人ですから私の気持ちが落ち着くまでは待つよと言ってくれています。どうしたらいいのかわからないんです。(女性30歳/会社員)

B子の例

彼に別れて欲しいと言われてしまいました。私は無理だと言いましたが、彼は取り合ってくれません。

確かに最近、喧嘩が多かったことは認めます。だけど、まだつき合って1年ちょっとです。たかだか数回の喧嘩で別れるなんてありえない。

最近では彼、私を怖がって避けています。私だってつきまとうようなこと、本当はしたくないんです。(女性29歳/販売員)

彼女たちのような体験をしたことがある人ならわかるはずです。どれだけ考えても、結局その場から一歩も前進できていないことに。

自分の中にある常識だけでは、いつまで経っても納得のいく答えなど出せないのです。いつしか悩み疲れて、考えることをやめてしまいます。

その頃になると、新たな出会いに遭遇しているかもしれません。けれどお気づきですよね?これではまた、同じ場所に戻ってしまう日が来るのです。

出会いがあれば別れもあります。別れを「ありえないこと」として目を逸らすのではなく、ひとつの恋を終わらせてあげる術を学びませんか?

まだ好きだから?愛情とはいったい何か

片想いに両想い。不確かなそれらを恋だと言うのなら、そこから先の深いパートナーシップを愛と呼ぶのかもしれません。

愛で繋がっている二人に必要なのは、押し付けの愛情表現ではなく思いやり。そして一方通行ではなくギブアンドテイク。そう考える方もいることでしょう。

ギブアンドテイクの言葉の意味は文字通り「与え合うこと」「公平であること」です。けれどこの考え方ですと、時に見返りを求めることにもなりかねません。

愛情においてのギブアンドテイクは「ギブ」をどれだけ続けられるかが重要なのです。ギブを10回、返ってくるのは1回だけ。それでも正解なのです。

見返りがなくなった時、つまり相手からの想いを受け取れなくなった時にそれでもギブできるなら、それこそが愛情。自信をもって「愛しているのだ」と思いましょう。

ふられた側だから?執着とはどんなものか

「恋人に執着する」と聞くと、どうしてもネガティブなイメージがつきまといます。ふられた彼を忘れられない、いつまでも復縁を迫るなどのイメージが一般的でしょうか。

けれど執着とは、実はふられた場合だけに限ったことではないのです。「強く心が惹かれること」これが言葉の意味ですから、恋愛関係の最中であっても当てはまるというわけです。

さらに分析するならば「失うことへの恐れ」「そばに置いておかなければ不安になる」そんな気持ちがベースにあることがわかります。

失ってみて初めて大きさがわかるのが愛だとすれば、失った時の自分の状況を想像した上でそれを防ごうとする様子が執着なのです。

気持ちに区切りをつける思考法

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愛情と執着の違いを理解したところで、次のステップに進む時です。そう、彼との別れに決着をつけるのです。

それが愛情なのか執着なのかで、当然やり方も変わります。自分にぴったりな思考法を選べば、必ず正しい終わり方ができるはずです。

「私は彼を愛しているけれど、彼の気持ちはもう私にない」

あなたの気持ちが「彼への愛情」ならば、こう思ってみてください。自分の役目を終えたんだ、と。

彼と出会い、一緒に過ごしてきた日々。その時間の中には、ほかの誰にもわからない二人だけの思い出がたくさんあったはずです。時にはお互いを支え、助け合うこともあったことでしょう。

時が経ち、お互いを理解して高め合う役目に終わりが来たのです。もちろんそれは、あなただけでなく彼にも言えること。彼もあなたへの役目を終えたのです

二人が一緒にいて、これ以上のことは起こりません。それよりもこの次に出会う人が、それぞれを今よりもっと良い方へ成長させてくれるでしょう。

「彼を失ったら何も残らない、私はそれが恐くて執着している」

もしあなたの気持ちが「彼への執着」だというなら、こう思ってください。自分の価値を上げればいいのだ、と。

今のあなたは「彼がいなければ」という不安にばかり焦点が当たっています。つまり、別れた後どうすればいいのかわからないし自信もない状態と言えます。

「自己評価」という言葉をご存知でしょうか。簡単に言えば、自分で自分をどう思っているかということです。今のあなたはその自己評価がとても低い

けれど必要以上に低くしているのは自らの思い込みです。あなた以外の誰も、そんな評価はしていません。もちろん彼もです。あなたの価値はあなただけが決められるのです。

自分を想ってくれる人が、この先待ち受けているならどうでしょう。少し気分が明るくなりませんか?その時に少しでも価値のある自分を見せたくありませんか?

これで立ち直った!彼との別れを迎えた女性の今

はじめにご紹介した二人の女性に話を戻しましょう。あのあと彼女たちは、自分の気持ちに踏ん切りをつけることに成功しました。

別れたあとはどうなったのでしょう。そして今、二人はどんなことを感じて過ごしているのか伺いました。

彼への愛を自覚したことで変われたA子

彼と別れてスッキリした、これが率直な感想です。

自分の役目が終わっただなんて、初めは寂しい気もしたんですけどね。けど彼の方の役目も終わったんだと聞いて、なんだか腑に落ちました。

それからの立ち直りは早かったですよ(笑)もっと自分を高めてくれる恋との出会いが楽しみになりましたね。

今気になってるのは、これまで縁のなかったようなタイプの男性です。この先どうなっていくのか、楽しめてる自分がいます。

執着する自分とは縁を切ったB子

彼との別れを決めたことで、自分を好きになれました。

言われてきたように、これまで私「彼といる自分」のことしか評価してなかったんです。そんなんじゃ自分の価値なんてわからなくて当然だなって。

人にどう思われるか、じゃなくて「自分で自分をどう思うか」に焦点を合わせたら、意外と悪くないじゃんって(笑)

でもこれ、同じように悩んでる女性は多いと思うんですよね。だから今度は、自信をもてない人の力になりたいと思ってます。

愛情も執着も大切な経験値

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愛情・執着。言葉はもちろん知っていても、そこまで突き詰めて考えたことはなかったのではないでしょうか?

彼に対して自分がどちら寄りなのかを知っておくだけでも、気持ちが楽になるものです。この先何かあった時も、きっと役に立ってくれることでしょう。