彼氏との結婚に不安・・・今彼で手を打つべきか迷う3つの理由

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この人と結婚して本当にいいのだろうか。後悔しない結婚生活が送れるのだろうか・・・

「マリッジブルー」よく耳にする言葉ですよね。けれど本人にとっては、非常に深刻な悩みだったりするのです。

プロポーズを受けてなお、直前になってまで迷う理由とは何なのでしょうか?そしてそんな時は、何を優先して心を決めるべきなのでしょうか?

結婚を決めきれない女たちの理由

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結婚に迷う女性のことを「贅沢な悩みですこと!」と一蹴することはできません。本人にしかわからない事情というものがあるからです。

様々な理由によって結婚を決めきれない彼女たち。その悩みがどんなものなのか、まずはそこを紐解いていきましょう。

1 幸せになれるかどうか不安だから

結婚を迷う理由として多く挙がるのは「漠然とした不安」です。彼が○○だからとか、金銭的に問題があるだとか具体的な理由ではありません。

そのため周囲の共感を得ることも難しく、ひとり思いつめてしまう。そんな女性に言わせると「結婚=幸せになれる」のイメージが湧かないのだそうです。

漠然とした不安に駆られる彼女たち。原因の一つとして考えられるとすれば、育ってきた家庭環境が影響している可能性があるということでしょうか。

例えば親の離婚。もしくは親の浮気問題などを目の当たりにしてきたことによって「私もきっと失敗する。不幸になる」そんな考えが頭から離れないと考えられるのです。

2 親や友人によく思われていない彼だから

もう立派な大人だとはいえ、周りからどう思われているか評価は気になるものです。それが結婚を考えている彼氏のことなら、なおさらでしょう。

彼への評価が低いケース、実は珍しくありません。彼女としては当然、彼を庇うでしょう。けれど周りの忠告を無視して結婚すれば、この先の人間関係が厄介なことになりかねません。

彼を認めてもらえるよう説得を試みても効果なし。こうなると、もう何を言ってもわかってもらえないというネガティブな気持ちで心は支配されてしまいます

本当は、親や友人から太鼓判を押されるような彼であってほしい。そして誰からも祝福されるような結婚をしたいけれど、現実には叶いそうもない。彼女たちの苦しみは想像以上のものです。

3 結婚で失うものに未練があるから

そして最後は「今どきの価値観」が結婚への意欲を削ぐケースです。働く女性の中には、結婚そのものに必要性を感じなくなった方も多いのではないでしょうか。

平日は仕事、帰宅後は自分のリラックスタイム。休日は彼氏とのデートや友人との時間。もうすっかり出来上がっている今までのペースを、変えなければならないことへの億劫さ

さらに、結婚=安泰のイメージがもてないことも理由の一つ。自分はこれまでと変わらず働くのに、妻としての仕事は増えるだなんて。これでは魅力を感じられないのも無理はありません。

けれどその半面、周囲の変化には敏感になっています。皆があたり前にしていることに遅れをとっている、早く付いていかなければという焦りがあるのも事実なのです。

マリッジブルーの正体とは

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彼女たちが抱える感情。世間一般には「マリッジブルー」の一言で片付けられてしまうこともしばしばです。

けれどその根底には、もう少し深い理由も潜んでいるようです。マリッジブルーに至った経緯からわかる深層心理を探ってみました。

保証のない未来への恐怖

先に述べた「漠然とした不安に駆られる彼女たち」に共通するのは、幸せな家庭への強い憧れです。そして「幸せにならねば」というプレッシャー。

彼氏との結婚が上手くいかなければ、自分は一生を無駄にすることになる。けれど幸せになれるかなれないかは結婚してみなければわからない、それが怖いのです

恐らくこれまでは、確信の持てる道を選択してきたのでしょう。けれど結婚というまるで未知の領域を前に、考えても答えが出ないまま立ちすくんでいる状態なのです。

パートナーへの不信感

そして「評価が低い彼氏をもつ彼女たち」に共通するのは、周囲から祝福してもらえないことに対する悲しみ。そしてそんな彼への苛立ちです。

このままでは、いつしか彼への不信感が募るようになります。「どうして皆から認められるような男じゃないの?」彼氏を信じられないのは、実は彼女自身なのです

彼を愛しているという想いと、いつか自分を不幸にする時がくるのではないかという疑念。目の前の彼のことを信じられなくなっているのでしょう。

結婚するべき正しい理由がほしい

また「独身生活に未練がある彼女たち」は常に迷っています。変わることへの恐れに付きまとわれながら、結局どこにも踏み出せません。

「しなければマズイだろう」世間体からそんな結論に至ることもありますが、やはり納得しきれません。何をもって正解なのか、自分の出す答えに自信がもてないのです

けれど本当のところは、結婚前と結婚後でどちらが楽になるか?どちらが苦労せずに生きていけるのか?心のどこかで比較している自分がいるのではないでしょうか。

迷いの中で優先すべきこと

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結婚を迷う「本当の理由」を理解したところで、このまま立ち止まっていては今の状態から抜け出すことはできません。

ここからは、迷いとどう向き合っていくかを考えるステージです。「何が正しい選択なのかわからなくなっている・・・」そんな時に優先すべきことをお伝えしていきます。

一度や二度の失敗を恐れないこと

失敗することは不幸ではない

結婚ほど、一生を左右するイメージが付きまとうものはありませんよね。けれどその極端な思い込みこそが、決断できない原因なのです。

結婚生活に失敗すれば、ダメ人間の烙印を押されるようなもの。その先には不幸な人生しか待っていない・・・果たして本当にそうでしょうか?

もし不幸になるとすれば、それは「失敗を自覚しながら何もしない状況」に身を置いている時でしょう。つまり改善したり、やり直そうと努力するのを怠った時です。

これまでの人生の中で、大小問わず困難にぶつかった経験はあるはずです。それらと根っこは同じ、乗り越えるだけの力は備わっているはずです。

初めから完璧を求めないこと

たいていのことは時が経てば解決する

どんなに周りから反対されようと、何を言われようと気にしない。二人が幸せならほかに何もいらない。確かにそれは綺麗事のように聞こえます。けれどこんな言葉ならどうでしょう。

A wonder lasts but nine days.(驚きも九日しか続かない)

誰かがあなたと彼の結婚に良からぬ感情抱いたとしても、その感情が一生続くことはないのです。

それよりも、まずはパートナーを信頼する勇気をもつことです。彼の今後に影響を与えることができる唯一の存在は、一番近くにいる人間なのですから。

人生においての損得勘定をやめること

「独り」をどう捉えるか

結婚した方がいいのか。独身でいてもいいのか。結婚をメリットとデメリットで考えることは間違いではありません。様々なケースは想定すべきです。

最終的に辿り着く答えは「生涯独身でも生きていける」かもしれません。職種と能力次第では、男性を凌ぐ収入だって見込めるのです。それが結論でも何ら問題はありません。

けれど一つだけ確認しておくべきことがあります。それは「寂しさ」について。損得勘定を抜きにして考えたとき、ひとりで生きていく自分の姿を想像できるでしょうか。

もし寂しさで胸が痛くなるなら、それは本当の気持ちです。誰かと共に生きていくことに、少しの憧れと期待があることを見過ごしてはいけまさせん。

結婚に失敗しないために

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幸せな結婚生活を送るために努力すべきこと、考えるべきことはたくさんあります。けれど、その結婚自体に希望がもてるかどうか悩むこともまた多いのです。

自分の気持ちに迷いがある状態で結婚を決めたとしても、必ず行き詰まる時がくるでしょう。それなら時間はかかったとしても、今きちんと向き合っておくべきではないでしょうか。

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