そのチョイスはいかがなものか!男にもらったいらないプレゼント
一年のうちにプレゼントを贈り合う機会というのは少なくとも3回あります。それはお互いの誕生日、恋人たちのクリスマス、愛が芽生えるバレンタインデーです。
女性はプレゼントが大好きです。可愛いものを目にしたら誰かにプレゼントしたくなる衝動に駆られてしまいます。色んな人の顔を思い浮かべながら贈り物を選ぶひと時はとても幸せな気持ちにしてくれるものです。
しかし贈るだけがプレゼントではありません。女性ならば好きな男性から贈り物される事は永遠の乙女の夢ではないでしょうか。しかしプレゼントの怖いところは【欲しいものを贈ってもらえるわけではない】ということです。
女性が贈られて喜ぶものの王道、それは間違いなく【貴金属】です!!光っているものは女の期待を裏切りません。しかし男性はこんな単純な正解をすんなりと導き出すことは決してしないのです。
ここでは男性から贈られてガッカリしてしまった【残念プレゼント】の数々をご紹介します。
残念プレゼントその1.生活必需品
1年のうちで最も大切な3つのプレゼントイベントで生活必需品を贈られるのはあまりにもロマンチックさに欠けるのではないでしょうか。
特に同棲中の彼から一緒に使えるようなものを贈られたら【特別感】も一気に半減してしまいます。彼氏も使えるようなプレゼントはその男性の「一石二鳥」的な本心を垣間見たような気分になりゲンメツしてしまうのです。
残念プレゼントその2.ボディケア用品の詰め合わせ
選ぶ男性はビジュアルの可愛さに満足するのですが、詰め合わせプレゼントは不特定多数の人へ何かのお返しをしなければならないような時に活躍する「無難な一品」なのです。
似たようなもので「クリスマスコフレ」というものがあります。クリスマスシーズンに突入すると大手化粧品会社や有名コスメブランドがこぞってイチオシコスメの詰め合わせを期間限定で発売します。
しかしこれは好きな男性からもらうというよりも、特に下心の無いプレーンな関係の人からもらうことで「お得感」が芽生えます。
クリスマスコスメはあくまでも【自分へのご褒美】的な詰め合わせプレゼントなので男性にもらうというカテゴリーには属さないものなのです。
「詰め合わせプレゼント」は化粧品以外にも様々なタイプの物があります。
1.ハムの詰め合わせ
こちらは実家に送られてきたお中元を拝借してきたものだと推測できます。恋人達のクリスマスに食べ物プレゼントは夢が無さすぎます。
2.ちょこっと良いブランドのハンカチ&タオル
デパートの1階などで良く見かけるハンカチなどの詰め合わせ。名の知れたメーカー物であってもあまりにも心がこもって無さすぎます。大人なあなたにタオルハンカチなどをプレゼントされた時には女性の夢が一気に冷める瞬間です。
残念プレゼントその3.彼イチオシの本&DVD
プレゼントとして簡単に選ぶことができるのが本や映画などのDVDです。なぜなら「自分の好みを相手にお勧めする」というスタンスの贈り物なので、相手にとっては新しい分野の発見というポジティブな受け取り方をしてもらえるからです。
プレゼントは相手の事を考えた選択が基本です。自分が観て感動した映画や感銘を受けた本などを女性のプレゼントにするのは少し重々しくつまらない印象になってしまいます。プレゼントはもっと軽くてキラキラして相手の気分をアゲるものではなくではいけません。
自分が「あの映画見過ごした!」などという会話を覚えててそのDVDをプレゼントしてくれても「私の言ってた事を覚えててくれたんだ!」と手放しで喜べる女性は少ないのではないでしょうか。
残念プレゼントその4.なんらかの景品
嘘みたいな本当の話、女性に【本気で】景品をプレゼントする男性がいます。
それはスーパーのくじ引きで当たったような物から、どこかのお店の開店記念などで配っているキーホルダー、会社のビンゴ大会で当たった景品、しまいには友達の引っ越しの際に譲り受けた「遺産」まで平気でプレゼントにリサイクル活用する輩がいるのです。
男性は付き合う前や付き合って間もない女性へのプレゼントは気合いを入れて頑張りますが、少し気持ちが馴れてくるとあり得ない方法で節約を図ろうとするのです。
あなたもこれから挙げるような雰囲気を醸し出しているプレゼントをもらったら、それは景品の使い回しかもしれません。
リサイクルプレゼントの特徴1.箱が若干湿っている
どこかに保管されていたモノは中身は新品同様ですがそれを包んでいる箱にシャキッと感がありません。風通しの良い正規のお店で売られているものは週単位で在庫品のチェックや新しい商品との入れ替えが行われています。
しかしリサイクルショップや誰かの家でしっかりと寝かされたモノは包装部分である箱が明らかに元気がなくなり湿った感触になってしまいます。いくら新品であってもどこで手に入れたのかを知るという意味では一目瞭然なのであります。
リサイクルプレゼントの特徴2.個性が一切感じられない
景品になるような代物というのは誰でも気軽に受け取れるように無難な作りをしています。デザイン、質、雰囲気すべてが「普通」であり物に一切個性がないのです。
プライベートで選ばれるために作られたものは必ずどこかしら個性、いわゆる作り手のこだわりポイントが存在します。しかし最初から景品用目的の商品はそんな個性をすべて排除したものなのでどこか無機質で作り手と贈り手に両方の気持ちが感じられないものなのです。
リサイクルプレゼントの特徴3.プレゼント包装されていない
景品などの使い回しをあえてプレゼントにしてしまう男性は、何をどう思うのかプレゼント包装をせずに女性に贈ります。常識的に考えるならば、見栄えで誤魔化すために包装を豪華にしてなんとかその場を乗り切ろう、というのが普通です。
しかしプレゼントに気持ちを込めない男性はプレゼント包装などは一切せずにスーパーやデパートの袋にそのままポイッとリサイクルプレゼントを入れるか、ひどい人になると袋にもいれずにそのまま渡します。
プレゼントを贈る事にこだわりが無い人は、プレゼントにまつわるすべての流れや細かい気遣いなども気にしないのです。
リサイクルプレゼントの特徴4.贈り手が忘れる
リサイクルプレゼント派の男性は贈った物自体が何だったかということを忘れます。後日贈られたプレゼントの話などを振った時に話が噛み合わないなんてことも多々あるのです。
残念プレゼントその5.彼の私用品
もちろんその男性を崇拝するように恋している女性はついついそんな私物に萌えてしまいます。このような傲慢プレゼントをする男性は女性を虫けらのように扱う【Sっ気(※サディスティック)】が強い傾向があります。
女性が下手に出れば出るほど傲慢プレゼントのレベルは上がる一方なのです。
傲慢プレゼント・レベル1.彼の着ていた衣類
女性は崇拝している男性の物はなんでも欲しくなってしまいます。ナルシストな男性は自分の抜け殻とも言える「いらなくなった衣類」を女性にプレゼントします。「俺の代わりにこれでも抱いておけ」というメッセージが込められています。
傲慢プレゼント・レベル2.彼のイケてる写真
自分が大好きな男性はもちろんセルフフォトもお手の物です。特に一般男性は自分発信でないとナルシスト欲求を満たすことは不可能なので、自分に興味がある女性にセルフフォトや写メールをプレゼントします。
傲慢プレゼント・レベル3.俺様に会える券?!
皆さんは肩叩き券ってご存知ですか?!幼い頃に両親にプレゼントした記憶がある人も多いのではないでしょうか。そんなセルフプロデュース力が生んだ傲慢プレゼントで「俺に会える券」というものがあります。
自分に興味を持っている女性が「ありがたがってくれる」気持ちを煽るために、「俺に会えるのはこれだけ貴重なことなんだよ」というアピールです。
傲慢プレゼント・レベル4.口にしたもの
自分の事をアイドルかなにかと勘違いしている男性は自分が口にしたガムや、口をつけたストロー、カップ、飲みかけのジュースなどを「特別感」満載で女性に差し出します。
背筋が凍る様な行動ですが、実際には需要があるのでこのようなぶっ飛びプレゼントをする男性が後を絶たないのです。
まとめ
プレゼントはもらう相手が心から喜べるものということが最低条件です。いくら好きな男性でもプレゼントセンスがないと相手に対する思いも冷めてしまいます。
気持ちはお金ではありませんが、受け取った贈り物を見るだけで相手の気持ちや考え方、自分に対する思いなどがすべて読み取れてしまいます。あなたも目を疑うようなプレゼントを贈られたら相手の男性の本音に気が付いてしまうかもしれません。