恋愛あまのじゃくな貴女、その心理にはちゃんと意味があるんです
あなたは恋愛あまのじゃくではないですか?
あまのじゃく、というのは「Aと言われたらBと言いたくなり、Bと言われたらAと言いたくなる」、そんな性格の事。
なぜ恋愛あまのじゃくになってしまうか。実はその心理の裏にはきちんとした意味があるのです。
それを知れば、あなたの恋愛はもっとスムーズに進むはずです。
そのへそ曲がりには原因が
恋愛あまのじゃく、というのは文字通り恋愛においてどうしてもへそ曲がりな行動をとってしまう性格の事。
たとえば自分から好きになるのはいいけれど相手が好意を示してくると途端に「面倒だな、好みじゃないかも…」と思って相手を避けてしまう…。
あてはまる人もいると思います。どうしてそうなってしまうのでしょうか。
向こうからアプローチしてきてくれるわけですから、それに越したことはないと思うものですが…。そうもいかないのが恋愛の複雑な所。
あなたには、ずっと心に引っかかって、忘れられない人がいるのではありませんか?
それが最近の失恋か昔の失恋かはわかりませんが、心の中に一人でもそういう忘れられない人がいると、近寄ってくるほかの男性には背中を向けたくなるものです。
あなたは自分の中にいる「大好きな人」に決着をつけられないまま今を生きていることになるわけです。
それではいくらほかの男性から言い寄られたとしても、その心の中にいる人と比べてしまい、新しい恋を受け入れられません。
たとえば新しい出会いがあったとしても、心のどこかで「どうせ私の大好きなあの人には適わないくせに…」と密かに思うようになってしまい、それがあなたに「恋愛あまのじゃく」な態度を取らせてしまうのです。
心のどこかで相手のことを見下している可能性も
さて、男性から言い寄られることがなんとなく苦手…と思っている女性もいるのではないでしょうか。では、どうして言い寄ってくる男性を苦手に思ってしまうのでしょうか。
あなたは心のどこかで自分に近寄ってくる男性のことを、見下していませんか? そりゃあ、女性は相手から大切にされるべき存在です。
あなたも恋愛においてお姫様になれる権利があります。ですがだからと言って、「この私に軽々しく声をかけてくるなんて、よくできたもんだな」と思ってしまってはせっかくの恋のチャンスを逃すことになってしまいます。
では、どうして相手のことを見下してしまうのでしょうか。それは、あなたにとって一番大切な存在が、他ならぬ「あなた自身」だからです。
あなたは今、ご自分のことが一番大切なのです。もちろん悪いことではありません。ただ、恋愛で「自分以上に大切に思える存在がいない」というだけのことです。
焦ることはありません。自分に近づいてきてくれる人に少しでもいいので目を向けてみてください。
恋愛あまのじゃく、辛いのは振り向かれないときです
さて、自分に好意を抱いてくれる人を避けてしまうのは仕方がありませんが、つらいのは逆のときですよね。
そう、あなたが好意を抱いている男性があなたに振り向いてくれないときです。あなたが好きな彼も、他ならぬ恋愛あまのじゃく、である可能性が高いです。
そうなると、あなた自身に当てはめて考えてみてもお分かりの通り、どれだけあなたが言い寄ったとしても、振り向いてもらうことは不可能に近いでしょう。
あなたがほかの男性に言い寄られて敬遠してしまうのと同じで、恋愛あまのじゃくの彼には何をしたって、どれだけおだてたって、響きません。切ないですが、受け入れましょう。
恋愛あまのじゃくは辛いことも多いですが、得ることもあります
あなたが恋愛あまのじゃくになってしまう原因としては先ほども書いたように、心のどこかに絶対的な存在の男性がいる、相手を心のどこかで見下している、など様々な原因がありますが、決してマイナスな要素だけではないはずです。
恋愛あまのじゃくだからこそ、得ることもあるのです。恋愛あまのじゃくの人は本当に好きな異性としか付き合いませんから、人生において無駄な恋愛をすることがほぼありません。
自分が納得した相手でないと受け入れることがないわけですから、変な異性につかまることもないでしょう。
感情や一時的なさみしさに任せて誰彼かまわず付き合うということがないですから、本当に心から信頼できるパートナーに出会える確率が高くなります。
そう考えると、いま恋愛がうまくいっていない恋愛あまのじゃくさんも、歳を重ねれば重ねるほどいい恋愛ができるようになる可能性があるわけです。
あまのじゃくさんの一番の弱点は焦ってしまうこと。「なぜ好きじゃない人に好かれて、好きな人には振り向いてもらえないんだろう…」と一人で悩んでしまうことが多くなるのです。
ですが、焦る必要もありません。まずは心のどこかで引っかかっている異性に対して決着をつけ、そしてほかの男性を見下さないこと、ここからはじめてみてはいかがでしょうか。