心理学から検証する!恋愛における男女の感情の違いと思考のズレ
男女というのは考え方や物事のとらえ方に差があるものです。特にその差が顕著に見えるのが恋愛観の問題ではないでしょうか。
恋愛での盛り上がるポイントや優先順位など男性と女性では食い違う点もたくさんあるのでそこをきちんと把握していないと思わぬケンカに発展してしまう危険もあるのです。
そんな事態にならないためにも男女の思考の違いをちゃんと理解してトラブルのない良好な関係を築いていきましょう。
女性よりも男性方が友情の優先度が大きい!?
女性は恋愛に夢中になると第一優先は恋愛に切り替わり友人とは疎遠になることが多いです。
しかし男性の場合は友情の優先順位というのはいくら恋愛中であっても変わることはありません。
頻繁に会っていた友人であれば彼女が出来た後も変わらず親交は続けますし恋愛によって疎遠になったり親密になったりすることは少ないでしょう。
なので女性としては「友達の方が私よりも大事なの!?」と怒ってしまうこともあると思いますが、別に彼女と比べて大事なわけではなく友人の位置は以前から変化していないというだけなのです。
また、男性は彼女や結婚を考えている女性が出来ると仲のいい男友達に紹介したいと考えるものです。
ですから「今度のデートに友達も呼んでいい?」とか「飲み会あるから一緒に来なよ」などと言ってくることもありますが女性は二人っきりの時間を大切にしたいと考える傾向があるので「なんでせっかくのデートに他に人も誘うの?」と不満に思ってしまいケンカになるというケースも多いのです。
しかし男性は本当に大事な将来のことを考えている女性だからこそ紹介したいと望んでいるので、そこは怒らずにむしろ彼に大事にされていると自信を持っていいでしょう。
女性の会話は共感を求め男性の会話は発展性を求める
女性は話を聞いて欲しいだけなのに男性はすぐに否定意見を言うので結局いつもケンカになってしまうというカップルが多いようですが、実はその原因は男女の会話思考の違いにあるのです。
女性にとっての会話とは共感を求めることが多く、女性同士の場合は「そうだよね、私もそう思う」とか「分かる分かる」などの共感を表す言葉が多くなるものです。
これは周りとの調和を乱さないための手段であり群れから外れないために身に付けた動物としても特徴でもあります。
反対に男性は会話に発展性を求めることが多いです。討論を繰り広げて一番いい結論に達するというのを目的とした会話が男性の特徴です。
いいアドバイスをしてあげたという気持ちや感謝されたという思いが男性の喜びにも繋がるのでそのためであれば多少の討論や言い合いも辞さないのが男性の会話方法といえるでしょう。
性質の違う者同士が会話するのですからぶつかってしまうのは仕方ないことで、特に女性は「人格を否定ばかりされる」「故意に傷つけられた」と憤慨してしまったり悲観してしまうことも多いようです。
しかし男性も悪気があってやっているわけではなく、「相談されているのだからちゃんとアドバイスしないと・・・!」という使命感に駆られているものなので相手を想えばこその行動なのです。
そこを理解してあげるというのは良好関係を築くうえで大事なことですし、どうしてもケンカになってしまう場合はあらかじめ話を聞いて欲しいだけだという旨を伝えておきましょう。
お互いに理解できない異性のコレクション!
同じような型のブランドバックばかり集める女性の気持ちは男性には理解しがたいものですし、使い道のないフィギュアやジオラマなどをコレクションする男性の気持ちは女性には理解できません。
何を集めるかというのは相互理解の難しい分野ではありますが、基本的に女性は物に実際的な価値を求めて男性は物にロマンや愛着を求めると言われています。
女性の集めているアクセサリーやバッグなどの物は実際の価値が金額として出ているので分かりやすいですが、男性の場合は「いかに自分が愛情を注いでいるか」というので価値が変わってくるので傍目には分かりづらいことが多いです。
物によってはガラクタにしか見えないこともあるので、うっかり男性のコレクションを捨ててしまってケンカに発展するというケースも珍しくはないのでそういった場合は意地を時張らずにきちんと謝りましょう。
たとえガラクタに見えたとしても彼にとっては宝物のような価値があることも多いので、そういった男女の考え方の違いをきちんと理解して部分を理解しておけば自然とトラブルも減りますし、お互いを想い合う気持ちを増えていきますよ。
また、男性の中には自分のコレクションに触られることすらも嫌がる人もいるのでむやみに弄らないように注意しましょう。