同棲から結婚に踏み出す最適なタイミングと最良の同棲期間
最近では結婚前に同棲するカップルや、共同生活をおくることを推奨する考えも多くあります。そんな結婚前の同棲に賛成の女性も反対の女性もいるとは思いますが、何事にも表と裏があるように、同棲にも当然良い面と悪い面があるのです。
結婚前に同じ空間で共同生活をおくり相手の性質を良く知っておくというのは良いことでしょう。けれど、だらだらと同棲が続いてしまい結婚の機会を逃してしまうということもあります。
なので今回は失敗しないためにも、結婚前に知っておきたい同棲のメリット、デメリット、最良の同棲期間と結婚への上手い切り替え方法を紹介していきましょう。
最良の同棲期間は一ヶ月から三ヶ月
「一年以上同棲しちゃったし、今更結婚しなくてもいいか…」
中には、こんな心境になってしまうカップルもいます。ですので、結婚を望んでいる場合は出来るだけ同棲期間は短く設定した方が良いでしょう。
もちろん早く結婚したければもっと短い期間でもいいですし、お互いが仕事中心の生活で二人の時間が少なく、長く同棲しても新鮮味を失う心配がないという場合であれば半年から一年の同棲でも良いでしょう。
しかし実際の同棲カップルの意見を聞くと、
- 「同棲期間が長くて結婚前なのに所帯染みてしまった」
- 「同棲期間を決めていなかったのでだらだら同棲が続いてしまっている…」
などの意見が多いので、平均的には同棲期間は短いのが理想のようです。ですが反対に、結婚後、価値観が合わなくて別れてしまうという事態もないとは言えません。心配な人は三ヶ月以内の同棲期間を設けてみてはいかがでしょうか?
だらだらと同棲が続いてしまう場合はきっかけを作ろう
では、同棲生活がだらだら無為に続くのを阻止するためにはどうしたらいいのでしょうか。その解決方法は「きっかけ」にあります。
また、一時実家に帰ったり、職場が変わるので同棲を一旦終了するというのも目先が変わるので良い効果を生みます。
何かきっかけを作ることで、だらだらと続いていた同棲生活から新しく「結婚」というものを相手に意識させることが出来るでしょう。
きっかけは何でもいいのですが、なるべくであればマイナスなイメージのものは避け、二人の関係がより良いものになるプラスなイメージのきっかけを見付けましょう。
同棲期間中に貯金をためるのはアリ!?
別々に貯金するよりも「二人の結婚のために一緒に頑張っている」という一体感が得られますし、協力相手がいる方が貯金しようという向上心も上がってくるものです。
「未来の結婚費用を貯めるため」というしっかりとした目的があるのでだらだらと同棲が続いてしまう危険もなく、貯金が貯まり次第スムーズに結婚に移行できるというのも大きなメリットです。未来に不安がある状態で結婚に踏み切りたくないという、堅実さを重視するカップルにはおすすめですよ。
お互いの両親にはきちんと説明しておこう
しかし、そうは言っても日本ではまだ同棲というのは悪いイメージが残っていて「結婚もしていない男女が同じ家に住むなんて…」とか「けじめがついていなくてだらしない」などと思う人も珍しくありません。世間体が悪いという意味では、これは同棲のデメリットと言えるでしょう。
特に年輩の方は「同棲なんてふしだらなことだ」という考えが強いので、もし同棲を考えている場合はお互いの両親にきちんと説明しておくことをおすすめします。