食べ物の好みが合わない彼氏と素敵な同棲ライフが送れる方法

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「食べる」ことは立派なコミュニケーションの一つ!食の好みというのはとても重要。でもそれがまったく合わない二人だったら?

食の好みが違うカップルは数多く存在しますが、どの程度までが許容範囲なのか?はたまた、少しでも好みが合わなければ別れないといけない?

そんな残念なことはありません!というか、あってはいけません!人間誰しも好き嫌いはあるもの。食の好みは簡単には変えられませんが、お互いの工夫次第で笑いながら食卓を囲むことだって出来るのです。

では、いったいどうすれば・・?同棲しているカップルがどのように好き嫌いの壁を克服し、妥協しているのかを見てみましょう。

同じものを作って味付けのみ変える

例えばアナタが辛党で彼が甘党のとき。また、濃い味付けが好きなのに対して薄い味付けが好きだという場合。二人揃って同じ味のものを食べるということは非常に難しいですよね。

そんな場合は、まず基本となる料理を作ったうえで、自分の好きに味付けが出来るようにしてあげればいいのです。例えば、

  • 基本となる料理を作り、塩コショウで自由に味付けが出来るようにする
  • 辛い物が好きなら七味や豆板醤で。薄味が好きならそのままで

というふうに工夫すれば、同じメニューでもお互いの好みの味付けで楽しい食事を演出することが出来ます。

健康に気を使うように助言する

もしも彼の好みが、「ファーストフード」や「こってり濃い味」が大好きだというのなら・・現実問題、健康的な部分が心配になりますよね。

しかし、誰だって自分の大好物が「身体に悪い」と言われては良い気分はしないでしょう。言い方が悪いと大喧嘩にまで発展しかねません。

そこで、ちょっと意地悪なようですが、彼が普段気にしていることに関連づけて、食生活の改善を促すという手もあるのです。

彼がもし最近薄毛を気にしているようなら、「ちょっと栄養が足りてないんじゃない?野菜もたまには食べないと!」とアドバイスしてみる。

「最近ちょっと太ってきたんじゃない?油っこいもの食べすぎだよ!たまにはアッサリしたものも食べないと」とストレートに言うのもアリです。

身体に害がある・・とまではいかないにしても、彼のコンプレックスを作っている要因の一つという風に認識させてあげられれば、彼の考えもきっと変わるはず。

美容を気にしている彼なら、マズイけど美容に良いのよ。良薬口に苦しとも言うし!と一言言ってあげればちょっと我慢して食べてくれるはず。

特にこれは、30代後半の、年齢を重ねた男性に効果があります。若いころと違って、衰えた自分のカラダに関心が向き始めるとき。この作戦は効果的ですよ!

話し合いで妥協したり、味を研究する!

食の好みは、金銭感覚や恋愛観とも並ぶ重要な問題。特に、毎日の時間を共に過ごす同棲中のカップルなら尚のこと大切な事柄でしょう。

よって、たかが食べ物のことだと軽く考えずに、キチンと彼との間で話し合いの場を設けることが大切。

題して、「嫌いなものでもどうすれば美味しく食べられるか会議」です。嫌いな食材をどうすれば食べられるようになるのかをお互いに話し合うのです。

どうしても無理なものだってあるでしょう。でもそれは何故食べられないのか?風味や触感が嫌いだから?食べず嫌いだから?

その理由を突き詰めて考えていけば突破口も見えてきますよ。例えば、彼が玉ねぎや根菜が嫌いであった場合、みじん切りにしてハンバーグに混ぜ込んでしまえば食べられる・・など。

食わず嫌いであった場合、このような手段に出ると案外受け入れられるものです。話し合うのも良いですし、試しに作ってみた料理を食べてもらう場にしても良いでしょう。

ああでもない、こうでもないとお互いに試行錯誤することで会話の量も増えますし相手への気遣いも自然と増えていきます。

やや時間とお金がかかるのでたまにしか出来ませんが、やってみる価値は十分にありますよ!

相手の好物をけなさないようにする

食の好みが違うカップルの間で起こりやすいのは、これでもかというくらいに相手の好物をけなすパターンです。

これは彼の好物と自分の嫌いな食べ物が同じであった時に発生しやすいのです。「そんな不味いもの、よく平気で食べられるね!」と、自分の嫌いなものであれば人は平気でそんな言葉を口にしてしまいます。

自分ではじゃれて、からかうつもりで言っているのかもしれませんね。しかし何回も言ったり度を過ぎれば、相手に「自分を否定されている」感覚を抱かれてしまうかもしれません。

人間のカラダは良くも悪くも自分の食べたもので出来ています。その身体の一部ともいえる食べ物をことあるごとに否定してしまっては、食べ物どころか彼を否定していることにも繋がります。

ですから、アナタの嫌いなものが彼の好物であった場合、「美味しそうに食べているね!」と彼の幸せそうな様子を受け入れてあげたうえで、「なんでそれが好きなの?」と聞いてあげると良いでしょう。

アナタ自身が無理をして食べてあげる必要はありません。彼はアナタが自分の大好きな食べ物に関心を持ってくれたことに嬉しさを感じることでしょう。

そして、彼もまた自分が嫌いなものだとしてもアナタの好物に対して関心を示してくれるはずです。

大切なのは否定ではなく、受け入れてあげることとコミュニケーションを持ってあげることだったのです。

互いに料理し合ってみる

同棲しているカップルの場合、料理を作るのは女性であるアナタ側だというのがほとんどですが、彼に料理を作ってあげたときに不味そうな顔をされたり残されたりして悲しくなった経験はありませんか?

そんなときは、彼にも料理を作ってもらうようにすればいいのです。たまの休みにでもいいですし、アナタからお願いしてみましょう。

そのとき、アナタからちゃんと彼にメニューのリクエストをしておくこと。「この食材は私は食べられないから、工夫して作ってみてね!」と注文してみましょう。

彼にとっては今まで出されてきた料理を食べる側だったので、今度は作る側になりとても苦労するはず。

しかもアナタの意向を無視した料理を出してアナタに残されたりしたら、きっと不満を口にするでしょう。

しかし、アナタも彼と同じ思いを何度も経験しているのですから、「私の気持ちも今のアナタと同じだったんだよ」と相手に伝えることが出来ます。

また、逆に彼がちゃんと研究してアナタの舌に合う料理を作ってくれたときは、大いに喜んであげましょう。こうしてお互いに料理を作る習慣が出来れば、食事を準備する側の負担が激減します。

美味しそうに食べること!

食の好みは違っても、二人にとって大切なのは「食事を通じて、二人揃って笑顔でいられる時間」なのです。

たとえ二人がまったく違う種類の食べ物を食べていたとしても、「美味しい!」と感動しながら心を開いて会話が出来れば、楽しい食事というものはそれだけで成り立つのです。

大切なのは相手の「美味しい!」も受け入れてあげること。「それマズそう・・」なんてしかめっ面をしては、せっかくの食事の時間が台無しになってしまいます。

アナタの好物でない場合、「美味しいね」と同意してあげることは出来ませんが、「それは良かったね」と相手の幸せを喜んであげることは出来ます。

相手の食べ物にばかり気を取られずに、二人が向かい合って食事をしながら幸せな時間を過ごしていることに対して「美味しい」と感じるべきなのです。

このように、お互いの食の好みが違っても楽しい食事の時間は過ごすことができます。大切なのはお互いを思いやる気持ち。

自分の好きなものを無理に食べさせたり、何が何でも相手の好き嫌いを直そうとするのは、一歩間違えれば「押し付け」になってしまい、窮屈な食生活になってしまいます。

食の好みの不一致で破局する人たちは、これが原因となっている場合が多いのです。相手の食の好みを受け入れるのも、相手からの食事に関する提案を受け入れたり実践したりするのも、お互いの立派な愛の育みに繋がっているのです。

人生の半分を占める食事だからこそ、楽しく笑顔で過ごしたいものですね。皆さんの大切な彼との食事が笑顔にあふれたものになりますように。

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