恋愛には不安もつきもの。心乱れた時の効果的な不安の解消法
本気で恋をすればいいことばかりではありません。好きだからこそ、嫉妬に苦しんだり、疑心暗鬼に陥ったり、時に不安や心配事で、夜も眠れなくなってしまうもの。
まぁ、これも恋の醍醐味ではありますが、自分を見失って、大切な彼と喧嘩になっては目も当てられません。
そこで今回は、恋の不安の解消法を考えてみたいと思います。
理由が明快なら、自分の心と正直に向き合おう
例えば、彼が浮気しているのでは?という悩みでも、相応の理由・確証がある場合と、根拠のない場合では、取るべき対応も変わってきますよね。
それが浮気の不安だろうと、気持ちが冷めたのでは、という不安だろうと、相応の理由がある場合は、ただ悩んでいてもどうにもなりませんから、相手の意思や気持ちを確かめることも大切ですが、それ以上に、あなた自身はどうしたいのかをはっきりさせることが大切です。
極端な話、彼が浮気してようと、自分のことを愛してくれてるなら構わない、という人と、自分以外の人と会うなんて許せない、という人では、許せる範囲が全然違いますし、付き合っているのは彼とあなたですから、人の意見は参考には出来ても、答えにはなり得ません。だからこそ、正直に背伸びせずに、自分の感じていることを見つめることが大切です。
ただ、どんなに疑わしくても、彼と別れる覚悟がないうちは、感情任せに決めつけて、責めたてるのは控えた方が無難。男の人は面倒事を嫌う傾向があるので、あなたの疑惑が事実であろうとなかろうと、ヒステリックに反応すると、それが別れの引き金となることは多いのです。
怒る時は遠慮なく怒ってよいのですが、彼の言い分にも耳を傾けられる程度の冷静さは残しておくこと。別れる気がないなら、ある程度着地点を考えておくことが重要です。
根拠のない不安は、自己投影の場合も
特に疑わしい事柄があるわけではないのに、すぐに気持ちが動揺する場合、不安を誘発する原因は、彼ではなくあなたの中にあります。
発想というのは、基本的にその人自身の中にあるものしか、思い浮かびません。浮気をしたこともされたこともない人は、電話がつながらなくても、「今、出られないんだな」としか思いません。
浮気をする人がいるのは勿論、知っているけれど、感覚的にTVの向こう側の世界で現実味がないんですね。なので、なかなかそういう発想がでてこないのです。
けれど、した側であろうと、された側であろうと、浮気を現実に体験したことのある人は、「浮気してるから、電話に出ないに違いない」という発想にとらわれ、それ以外の可能性に目が向かなくなります。
事実は「彼が電話に出ない」、たったこれだけなのですが、頭の中でストーリーを作ってしまうので、あたかも現実のように感じて強い不安を感じてしまいます。
ここでは浮気を例に出しましたが、飽きっぽい人なら、気持ちが冷めたのでは、と思うかもしれませんし、彼への不平不満が募っていれば、気持ちが離れてきたのでは?と疑うかもしれません。
特に何かあったわけでもないのに、特定の不安から抜け出せない時は、事実と想像を区別して、あなた自身の中に、その発想にとらわれてしまう原因がないか見直してみましょう。
これを実行するだけでも、かなり気持ちが落ち着いてくるはずです。
彼中心の生活から、自分主体の生活にシフトする
恋愛が生活の中心になっていると、例えば、彼は仕事で忙しくて、疲れがたまっているだけなのに、自分が何かしたから不機嫌なのだろうか?と、彼の様子の全てを、自分と関連付けて解釈してしまいがち。
実際には、彼にとって恋愛は生活の一部であり、あなたと過ごす時間以外にも、彼の身には様々な出来事が起こっているのですが、いつも彼のことばかり考えていると、そのことをつい、忘れてしまいます。
ですから、あなたも彼のことを考える以外の時間を作るとよいのです。スポーツでも創作でも、読書でも、仕事でもなんでもいいのです。彼のことを忘れる程打ち込める何かを、始めてみましょう。
気持ちを切り替える術を持つと、不安に襲われても、自分でコントロールしやすくなるので、きっと楽になりますよ。