女子力なんてもう古い!?彼と本気で結婚したいなら、○○力を磨く
恋愛や結婚特集につきものの、「女子力」という言葉。そろそろ聞き飽きた感がありませんか?
もし本気で結婚したいと思っているなら、自己満足の女子力磨きをしても、効果は怪しいもの。その先を行く、本当に磨くべき力って?
その答えは、「おばあちゃん力」なんです!はい、先を行ってます。女子を半世紀ほど飛び越えてます(笑)
そもそも、女子力って?
「女子力」という言葉、いろんな解釈がありますよね。「女子力がある」の代表的なイメージとして、「メイクやファッションに手を抜かない」「料理ができる」「気遣いができる」の3つがメインなようです。
確かに、その3つを兼ねそえていればモテそうな感じがします。だけど…「結婚」という視点から見てみると?
「メイクやファッションに手を抜かない」→月に一度は美容院に通って、ヘアのメンテナンス。毎月新しい服を買い、アクセサリーや靴も毎日変える。
爪にはキラキラのジェルネイル。高いアイテムをいくつも駆使したスキのないメイク。確かに、そんな女子を見るとおぉ~!と思います。見るだけなら。
だけど、高収入で社会的地位の高い一部の男子でない限り、そんな女子ともし結婚したら、と想定すると腰がひけてしまいます。
「結婚してから服やコスメにたくさんお金使われても困る」「ずっと一緒にいたら落ちつかなさそう」と、心中じりじり後退していってしまうのです。
「料理ができる」→女性誌にのっている「彼に作ってあげるごはん」みたいな料理を見ると、たいていカフェ風のオシャレ飯です。
とっても素敵。月に一回、彼が家に遊びに来た時だけ作るぶんには。
ただ、毎日継続するには材料のコスト的に効率が悪いし、日々の栄養面を考えても疑問です。
「気遣いができる」→よく言われる、「料理を取り分けてあげる」など、いかにもテクニックな感じがしませんか?
実際、一緒に毎日暮らすとなるとそんなサービス業のような気遣いは続きません。
おばあちゃん力のポイント
ある新婚の男性が、妻に感動したエピソード。
「寒い冬に、布団に湯たんぽを入れてあっためておいてくれてた。これは女子力とか通り越してるなと思った」
それが「おばあちゃん力」なんです。湯たんぽという、昔ながらの智恵がつまったアイテムの使用。アピール感のない行動。
おばあちゃんのポイントは、距離感でもあります。「オカン」になってはいけません。
オカンはついつい口うるさくなったり、行動をコントロールしたりしてしまうからです。
おばあちゃん力のある料理
筆者が参加した持ち寄りパーティーで、その日のうちに彼氏ができた女の子がいました(今は結婚間近!)。彼女が作ってきたものは何だと思いますか?
干瓢や干ししいたけ等の具を、一から炊いて作った太巻きでした。
ちゃんとだしをとった味噌汁に、土鍋で炊いたごはん。自家製のぬか漬けと梅干。野菜の煮物。
「地味」?おばあちゃんが作るごはんを馬鹿にしてはいけません。伝統的な家庭の和食には、理想的な栄養が含まれているのです。
そもそも、人間はその民族が長年食べてきたものが一番体に合うようにできているし、生活習慣病やアレルギーの蔓延は、日本人の食事の欧米化が原因だと言われています。
イタリアンの料理教室に行くくらいなら、梅干と味噌の作り方を覚えるほうが未来の家族の健康を守れます。何より、自分自身の体のためになるのです。
AKBで一番おばあちゃん力があるのは?
常にトップ争いの座にいた、大島優子。
彼女からは、若いのにかなりのおばあちゃん力がにじみ出ています。中身は70代なんじゃないかと思うほど。
「包容力」、「安心感」、「安定感」という言葉に置き換えられるかもしれません。
おばあちゃんとは、見ているだけで安心する存在です。自分のありのままを受け入れてくれそうな印象を与えるのです。
経験に裏打ちされた穏やかさ。努力家で、人一倍苦労もしただろう大島優子だからこそにじみでる「おばあちゃん力」が、人気の理由のひとつだったのでしょう。
映画でおばあちゃん力を学ぼう!
おばあちゃんの魅力がつまった映画を紹介します!
『西の魔女が死んだ』
『ベルヴィル・ランデブー』
『思い出のマーニー』
映画のなかの素敵なおばあちゃんたちに癒されて、やさしい気持ちになってください!
まずは自分に余裕がないと、おばあちゃん力も高められないですからね。