モテない理由はこれだった…自虐女を脱却する為の8つの魔法
モテない、と一言に言っても、様々な理由があります。外見がイマイチ、引っ込み思案、会話が苦手など。しかし、本当に自分がモテない理由、ご存知ですか?
話が面白くない、見た目に自信がない…本当にそうでしょうか?実は多くの女性が陥りがちなマイナス思考からくる自虐発言!これこそがモテない原因だった!?
そこで、脱!自虐女!性格美人になる為の、8つの魔法をご紹介します。自虐を封印するだけで、魅力的になれる=モテる女に大変身?できるかもしれません。
1、聞き上手女になろう
飲み会に行くと、モテる女チームと、モテない女チームに自然と別れたことがありませんか?もちろん男性はモテる女チームに群がります。
明るい歓声が響く横で、モテない女チームは静かに飲み続ける…という状況。これでは、一体なんの為に来たのかわかりません。
モテる女チームは、自分に注目して欲しいオーラを出すのに対し、モテない女チームはなるべく関わりたくないオーラを出します。
この違いは、自分に自信があるかないか。しかし、美人かブスかと言われると、モテる女もモテない女も、さほど差はないように思えます。
酷い時は専門家へ
たくさん人がいると、どうしてもその中に埋もれてしまいたくなる、空気になってしまいたくなる。自分がここにいるのは、よくないことではないのか。帰りたい。
そう思ってしまうのは、心の深いところで、自分を否定してしまう何か原因があるのだと思います。しかし、その原因が何か、探るためには一人の努力ではどうにもならないことがあります。
必要ならば、専門家に相談したり、カウンセラーに頼るなど、根本的に治療することも方法です。あまりに酷いようなら、助けを求めることも大事です。
ただ「あまり酷くはないし」「飲み会に参加したいとは思う」という方であれば、少し飲み会の間だけでも自分を封印してみる、という方法はいかがでしょうか。
笑って聞き役に徹する
方法は簡単です。モテる女性の中の、テンションの高い人の真似をして、男性の話していることを聞き、オーバーリアクションに「えー!そうなんだ!」「すごーい!」と反応するだけです。
しかも、なるべく顔は笑顔のまま固定で、目を大きく開き、「あなたの話、すごく面白い!」という表情をするのです。
ここでの注意点は、一切、自分の話をしない、ということです。口を開けば自虐的なセリフがこぼれてしまうので、自分の話に触れてはなりません。
それより、あなたの話が聞きたい!と切り返すようにしましょう。モテる女の真似なんて、そんなこと恥ずかしくてできない、と思わないでください。
モテる女は、楽しくなくてもこれを実際行っているからです。というのも、モテる女は「自分がモテる」ということにおいて、数値化して考える癖がついています。
今の仕草でポイントを得た、今の言葉でポイントが下がった、など、計算式で考えている為、本来頭の中はとても男性的ではないかと思います。
ポイントを得られる方法として、明るい笑顔で男性に良い印象を与えることができ、「!」(エクスクラメーションマーク)を多用した反応をすれば、男性は「話を聞いてもらえている!」と感じるので、満足できるのです。
女性に楽しそうに話を聞いてもらえることで、男性は「物質的に何かを貰えた、金銭的報酬を得られた」ような感覚を得るのだそうです。近くにいる男性の話を熱心に聞いてあげるだけでも効果はあるので、少しずつ練習しましょう。
2、秘密の変身!ふんわり感で勝負
クール女子や、仕事人間女、サバサバ系女。これらのカテゴリーに分類された人も、男性からの評価が低いようです。
実は「私なんて…」という自虐節の裏には「所詮お前らなんかに」という言葉が隠れているのをご存知ですか?
クール女子は、感情表現を表に出すことをやめているのは何故でしょう。どこか恥ずかしいからではないでしょうか。ということは、表現豊かな人を見て、あの人は恥ずかしいことをしているな、と思っているということではないでしょうか。
また、仕事人間女は、いつも仕事が忙しい、仕事のことしか考えたくない。あなたたちのように遊んでいる程暇じゃないのよ、中途半端な女と一緒にしないで、ということではないでしょうか。
サバサバ系女は、女の湿っぽい部分を見られたくないと思っています。媚びたり、ぶりっ子のような女性とは一線引きたいので、ぶりっ子を生理的に拒否しているということではないでしょうか。
必ずどこか敵対する人たちに対して、そうなりたくないが故に作られた看板なのです。「私をあの人たちと一緒にしないでください」というものです。
ところが残念ながら、このように、嫌いなものとの間に壁を作っている状態を周囲の人はいい印象では受け取りません。
折角作ったカレーから、人参だけ取り出して残す、ようなものです。どんなに不味くても、美味しそうに完食する者こそがモテる女です。
本性は隠せ!これはゲームだ!
しかし、嫌いなものは嫌いです。突然プライドをかなぐり捨てて、ぶりっ子になれるのなら苦労しません。
ただ、そこは大人の女性の皆さんです。我慢して人参を食べることくらいはできます。その時の「本当は嫌いだけどね」は自虐節になりますから、ぐっと堪えて下さい。
本当はクールでも、仕事人間でも、サバサバしててもいいのです。ぶりっ子になる必要もありません。この時だけ、この時間だけは、本性を隠しましょう。世を忍ぶ仮の姿で飲み会に現れるのです。朗らかに笑い、上目遣いで恥じらったりするのです。
一つのゲームだと仮定しましょう。普段のあなたのイメージが、全くわからないように違う人間に成りきるのです。そうすることで、不思議と男性の嬉しい反応が返ってくるでしょう。
顔を見たくらいでは、自虐女であることはバレません。もしバレるとするならば、発言だけです。自分は○○な人間です、と自己紹介してしまうからバレるのであって、それを必死で隠せば誰もそのことには気づきません。
つんとしない、ふんわり
自分の意見を述べるのは、ディベートの場では必要なことですが、飲み会や合コンはそのような場所ではありません。
それは間違っている、私はこう思う、と突っかかっていては、楽しく飲むことができませんし、誰もそこまで高度な話題を求めていません。
そこで、いちいち突っかかるのはもうやめて「知らないふり」をしてしまいましょう。心の中では「本当はそれ違うんだけどな」と思っておきながら、「へえ!そうなんだ!」と言ってしまえれば、こっちのものです。
それに、知っていることでも「詳しく教えて!」と言えば、説明した人は得意になるかもしれませんし、「すごい、物知りなんだね!ありがとう」と言えば、言われた男性は喜んでくれるでしょう。
この場に限っては、自分の本来の形が角が鋭くても、クッションを何重にも置いて、誰がぶつかっても痛くないように加工しておくのです。
その場で一緒になった人が誰も傷つかないように、その場の空気が丸くなるように、ふんわりした穏やかな気持ちでいましょう。
3、幸福自慢をしよう!
自虐女がついやってしまいがちなのが、不幸自慢です。本人は、笑いを取るつもりだったり、ネタとして発言しているつもりでも、周囲の男性はそうは受け取りません。
これは、男性の芸人がやって面白いことでも、女性の芸人がやると下品に見えるのと同じです(特に下ネタなど)。笑いのネタ、でも男性と同じようにやってはいけないのです。
面白い話であっても、女性同士での会話だったら問題ありませんが、モテたい場所ではやめた方がいいでしょう。
不幸自慢は自覚がない?
自虐癖がついてしまっている女性は、知らず知らずのうちに発言が不幸自慢になっていることがあります。
本人はここ最近の楽しい話をしていても、です。例えば「先日、新しい下着を買ったから、10年くらい履き続けたお気に入りのパンツを捨てた」いかがですか?
本人にしてみれば、新しい下着を買ったお陰で、古い下着とお別れした、という話ですが、周囲の人がそれを聞いたら、10年も繰り返し洗って使っていたパンツがあるのか、と思います。
プライベートなことなので、パンツを10年履こうが20年履こうが構いません。そこではなく、そんな話をポロっと出してしまうことによって、自分の価値を下げてしまうことに、本人が気がついていないことが問題です。
自分の感覚と、自分以外の人の感覚が違うことをまず認識しましょう。極端に言うと、あなたがトマトが好きでも、トマトが嫌いな人にしてみれば、トマトという単語が出てくることすら嫌なこと、なのです。
それくらい、発言は慎重にしなければならないということです。あなたは、たまらず頭に思いついたことをすぐ口に出してしまうかもしれませんが、口に出す前に1分考えましょう。
そして、その場の全員に差し障りのない言葉を選んで発言する癖をつけましょう。自分を卑下することで笑いになる、という認識も改める必要があります。
幸福自慢は、感謝合戦!
恐らく、不幸自慢してしまう人は、その場の空気を読んで、何か発言して楽しませなければ!と思ってしまう、自己犠牲の人です。
無言になってしまったり、気まずい空気が流れた時、咄嗟に「あのね、このあいだ…」と、おかしな話をしてしまうのではないですか?
結果的にはその場の空気は良くなっても、あなたの評価は落ち、誰もその努力は認めてくれない、という悲しい結末を迎えていませんか?
もし、優しいあなたが、その場の空気を読んで何か発言しなければならないとするなら、折角なので幸福自慢をしましょう。
例えば「先日、会社でエレベーターが一緒になった人がいて、会釈したら会釈し返してくれたから微笑んだら、その人も微笑んでくれた。後で食堂でも一緒になったので挨拶したら、実は会社の重役で、コーヒーご馳走してもらった」など。
ポイントは、ラッキーなことと、感謝も含んでいること。人に感謝する気持ちは、思っていてもなかなか口に出せません。ラッキーと同時に、ありがたい、という内容を盛り込むのがいいです。
同じ話でも、「お母さんが服を買ってきたけど、たまたま私の持ってる服と同じものだった」と言えば、どこかアンラッキーな話になってしまいます。
ところが「お母さんが服を買ってきて、私の持ってる服と同じだったから、一緒に並んで写真撮ったらいい写真が撮れた」となると、どこか幸せな家庭の一コマのような気がしませんか?
これも、お母さんに感謝、そしてちょっとラッキーな話に聞こえます。思い出してみれば、ちょっとラッキーでありがたいエピソードは日常の中にあるはずです。
普段から感謝を忘れていない、ということをアピールする場にもなりますので、不幸ではなく幸福な自慢になるように話を組み立てましょう。
4、褒めることで前向きに
自虐癖のある人は、自分を卑下することで安心しています。どうして自分を卑下するのでしょうか。それは、他人から攻撃される前に自分の価値を低く見積もってもらうことで、その攻撃を免れようとしています。
また、本当はプライドが高かったり、ナルシストな面を持っているのに、それがバレることを恐れていて、必死に隠しているということもあります。
この「防御と隠蔽」は、他人にそう見せるだけでなく、徐々に自分の本心も見えなくさせます。恐らく何か原因が過去にあり、自分を守るために嘘を重ねている状態であると思います。
しかし、その嘘はいつしか本当になり、卑下した自分のその発言の通りになることを強く望みます。ついた嘘がバレたくなくて「骨折した」と言ってしまったからには、本当に骨折しなければ!と思うのに似ています。
隠さなくてもいい
以前、自虐癖のある人と会話をしていて、気がついたことがありました。彼女は、目を見て話してくれません。ちらっと顔を上げても、目を見ずにすぐ下を向くのです。
理由を尋ねると「目を見ることで、心の中まで見られるような気がする」というのです。彼女は自分を卑下して安心するのと同時に、嘘をついた罪悪感に悩まされていたのです。
もちろん、これらの行動を彼女は無意識で行っているので、なぜ自分で自虐してしまうのか、どうして苦しい思いをしているのか、理解できていませんでした。
だた、なんとなく辛い、理由がわからない、でも自分の価値が低くなれば安心する、という水面下で葛藤がありました。
プライドが高いことや、ナルシストであることは恥ずかしいことではありません。そんなの平気で隠さず生きている人はたくさんいます。
苦手なことや得意なこと、好きなもの嫌いなもの。別に隠す必要はありませんし、目を見たってそれらは誰にもわかりません。
いじめられたり、否定されたり、批難されたり、恥ずかしいことだから隠さなくては、と思うようになってしまったのだと思います。そのうち、本当に好きなものや、嫌いなものがわからなくなってしまいます。
これでは、自分が苦しいだけで、周囲の人にも何も得ではありません。むしろ、卑下するあなたを見ることが辛い人だっています。
あなたが不幸=幸せ?
あなたは時々、自分が不幸になれば、その分他の人が幸せになれる、という幻想を抱くことがありませんか?
それは全くの誤りです。むしろその逆で、あなたがマイナスな発言をすることによって暗い気分になる人が出てしまいます。全体のことを考えると、あなたが笑って幸せでいてくれた方がみんなも幸せです。
ところが、幸せになる努力より、不幸になる方が簡単です。幸せになる為には、何段も階段を登らなければなりませんが、不幸になるには今いるところから滑り台に乗って落ちていけばいいだけだからです。
あなたは、そんな簡単なことでみんなが幸せになるなら、と思って滑って落ちていきますが、そんなうまい話はないのです。
もし、他の人にも幸せになってほしい、と思うのなら、今落ちた滑り台の分、また階段で上がってきてください。もしあなたの幸福を禁ずる人がいたら、間違いなくその人はあなたの敵でしょう。
5、オタク趣味は隠せばいい
自虐癖を持つ女性の中には、特別に何かに対してオタクである人がいます。オタクの人は、どこかその趣味そのものを隠蔽したい体質があり、世間から白い目で見られるかもしれない、という不安を持っています。
事実、オタク文化を否定する人も中にはいますし、年配の人の中には理解できない人もいるのでしょう。
ただ、全体を見渡した時には、たくさんある趣味嗜好の一つであるだけで、オタクだから恥ずかしい、とか、オタクは表に出てはいけない、なんてことはないのです。
釣りやゴルフ、囲碁将棋が好きなことと大差ないはずです。だのに、それ事体が恥ずかしいことのように扱われる傾向にあります。
黙っていればいいじゃない
飲み会に行って、盛り上がっているところに「そういえば、なんか趣味ある?」と聞かれて、あなたはどう答えるでしょうか。
「すみません、実は本棚にはBL本が詰まってて、男同士が愛する漫画で」とわざわざ説明しますか?ここは「趣味は読書です」と答えておけばいいのです。
というのも、男性にも同じく表面上は言っていない部分があり、例えばAVビデオやエッチな雑誌です。これをわざわざ「すいません、ベッドの下には大量のエロ本が隠してありまして、男と女が愛し合う雑誌で」と言いますか?
これも、もし聞かれたらざっくり「趣味は読書です」でくくってしまっているはずです。趣味の奥深くまで説明する必要はないのですから、要点だけ伝えて、あとは勝手に想像を膨らませてくれることに委ねればいいのです。
男性があなたを知りたい場合、あなたの真実を知りたいわけではありません。わざわざ、どこで鼻をほじるとか、足が臭いとか、そんなことまで伝える必要はないのです。夢を見せてあげる。その為に情報を絞って伝えることです。
それによって、あなたは魅力的に見えることになるでしょう。もしお付き合いすれば、いずれバレてしまうので、それはそれとして、最初の印象だけでも、いいイメージで見てもらえるようにしましょう。
6、よく笑う!健康美女アピール
自虐女にありがちなのが、不健康自慢。友人との会話の中で、「昨日寝てない」「シフトが10日連続勤務だったから休んでない」「忙しくてご飯食べるのを忘れる」という自慢合戦になっていませんか?
もちろん、友人同士の会話であれば、愚痴も出ますし、本心を打ち明けるのはいいことです。しかし、この不健康自慢、今自分が辛いということをわかって欲しい!という意味での発言であるはずです。
それなのに、受け取る側は、そうは受け取ってくれません。気心の知れた友人ならば「そうなんだ、大変だったね」と共感してくれます。
けれど、中には「自分だけ辛いと思ってるのか」「辛いから、だから何?」「自分のことすごいとでも思ってるの?」と思う人もいます。
これは、新婚の男性が「昨日奥さんに怒られちゃってさ」と発言したのに対し「ラブラブ自慢してんじゃねえよ」と周囲が思うパターンと一緒です。本人は本当に辛い、大変だった、という意味で発しても、相手には正確に伝わらないのです。
演技でもいい
どこに行っても100%自分でいなければならない、という決まりはありません。また、100%で自分を表現しても、それを正しく認識してくれる人はわずかです。
普段はさておき、ここは抑えたい、という飲み会や合コンなどがあったら、辛そうにしていてはいけません。
辛い時は「辛い」と言いたいですし、誰かに理解してほしいと思いますが、この場所に限っては、誰かに辛さを理解してもらう場ではありません。
疲れていても眠くても、明るく元気なフリをします。もし「もしかして体調悪いんじゃない?」と言われてしまった時は、帰る時です。無理しているように見られてしまっては自虐女に戻ってしまいます。
ただ、演技だけでは中身がないことが、いずれバレてしまいますので、無理せず休んだり、健康に気を遣うことが自分を大切にすることになります。
自分を大切にできる人間は、自虐女にはなりません。満たされないことに嘆かず、自分を満たそうと行動するからです。
相手に心配させない為に、健康になり、そこから自然と笑顔が出てくるようになれば、自虐女からの脱出成功と言えるでしょう。
7、本心はもっと奥にある!
自虐的になってしまう人は、真面目で純粋な人が多いと思います。人を傷つけたくないし、傷つけられたくないと思っているのです。
自分を卑下してみんなを持ち上げれば、みんなが楽しくなるし、自分はそれでいいと思っているからです。
人にランク付けをする人がいますが、あいつに勝ってやる、あいつより上に行く、と目の敵にされる前に、戦いのフィールドから降りて、戦う前から負けを認めるような感じです。
鎧を着ていることに気づいて!
人に傷つけられた経験があるのではないでしょうか。自分を守る為に、どんどん重ね着した鎧が自虐癖となっていませんか?
鎧とは「嘘」です。例えば、本当は嫌いなピーマンを無理やり食べさせられたとしましょう。ピーマンを食べない奴はダメだと言われ続けて「ピーマンを好きになれば嫌われないんだ」と考えます。
そこで、ピーマンが好きだと嘘をつきます。ピーマンが一番好きだ、というところまで言ってみせます。相手に好かれたいからです。
しかし、本心は違います。本当はピーマンが嫌いなのです。そこで生まれた矛盾を隠す為に、また嘘をつきます。今度は自分に対する嘘です。
こうして嘘を重ねることで、常に自分に言い訳し続けます。でも、だって、本当は…と言い訳をすることで、自信がなくなります。いくら結果を残しても満足できないからです。
そこで自虐的になってしまいます。どうせ私なんて、と自分を否定することで、嘘をついたり言い訳をする自分を責めて、そこより優位に立とうと試みますが、子犬が自分の尻尾を噛もうとぐるぐる回っている状態となります。
つまり、自虐的発言は、人の為の発言であるかのようで、実際は自分に対する発言だったのです。鎧を着ていることの言い訳をしていただけなのです。
まずは、この鎧を今自分が着ているということを自覚しましょう。しかも、この鎧は誰にも見えないのでわかりませんし、着ていることは恥ずかしいことではありません。
隠す必要はありません。堂々としていればいいのです。まるで犯罪者であることがバレるのを恐れるように生きてきたと思いますが、あなたは犯罪者ではないし、むしろ善人だから怯えているのです。
本心は奥にしまっている
自分に嘘をつき続けると、本心が見えなくなります。本当はピーマンが好きだったのか、嫌いだったのか、わからなくなってしまいます。
けれど、それでいいのです。自分の中で本心はきちんとあります。今一口食べて、どう思ったのか。それが本心です。
言い訳が言い訳を重ねて、そのせいでガラスが曇って前が見えにくいかもしれません。本心は、きっと「わかってほしい!」と叫んでいるので、辛くなったり迷ったりします。
下した決断が、本当に間違っていないか不安にもなります。辛くなってもいいし、迷ってもいいし、間違ってもいいのです。
完璧な人間はいません。もし、完璧に見える人がいたとしても、その人はあなたが見えない部分でたくさん失敗しています。
もう言い訳しなくても、誰も疑う者はいないのですから、堂々と失敗して怒られても「人間ですから失敗もします」と言い切ってしまいましょう。
傷ついても大丈夫だ、とわかったとき、自然と本心が本来あるべき場所に戻って、鎧を着なくても人と関わりを持てるようになるでしょう。
8、メンヘラから生まれ変わる!
自虐的な女性を、時に男性や、一部の女性も「メンヘラだ」と表現します。メンヘラとは、ネット掲示板で心の健康を取り扱う「メンタルヘルス板」から派生した言葉のことです。
意味としては、心に病を抱えている人のことを指しますが、精神疾患のことを指すわけではなく、パーソナリティが歪んでいるが故に影響が出ていることを指すようです。
定義が確定していないものなので、これがメンヘラで、これはメンヘラではない、と線を引きにくいものですが、一般的に「あいつはメンヘラだ」と表現された場合は、いい意味ではありません。
メンヘラと言われても…
「少なからず、女は全員大なり小なりメンヘラだ」という言葉を聞いて納得したことがあります。ホルモンバランスや生理周期によって気分は大きく変わりますし、精神状態も一定ではありません。
一般的に男性と異なって、体の仕組みが違う為、イライラしたり急に泣いたり、突然明るくなったりすることは、理解できないことでしょうし、女性自身もどうすることもできないことの一つです。
また、いくらモテる女も、自分を見てもらおうと可愛く振舞う様子は、見ている男性には滑稽に映るかもしれません。
つまり、「あいつはメンヘラだ」と言われても、気にしなくてもいいのです。自信がないので「自分はメンヘラなんだ」と落ち込むかもしれませんが、誰もがメンヘラの素質を持っているので安心してください。
誰かに愛されているイメージ
もしかすると、自虐女の皆さんは、誰かに愛された記憶が薄いのかもしれません。愛情とは持っているだけでは伝わらず、少しオーバーなくらいに表現しなければ相手に伝わりません。
日本人は愛情を表現する力に乏しいと言われていますが、「言わなくてもわかってよ」という暗黙の了解のうちに終わっていることがよくあります。
けれど、例えば赤ん坊時代に親が「愛情はあるけど、言わなくてもわかってよ」と赤ん坊に伝えたところで、赤ん坊はわかりません。実感がわかないまま大人になってしまいます。
もしかすると、今も無条件で愛してくれる誰かを求めてはいませんか?本当に愛されるということは大切なことですが、相手がいないことにはどうにもできません。
そんな時は、自分の脳を騙すことでも擬似的に満足できます。ドラマや映画を思い浮かべて、好きな俳優さんが隣にいてくれるイメージをしましょう。
できるだけ具体的にイメージした方がいいです。それだけでも、あなたの雰囲気がふわっと柔らかくなります。恋している人が魅力的になるのは、この為です。
愛されている人は、みんなにも愛される人です。自分を卑下したりせず、自信を持って堂々としていれば、きっと素敵な人と巡り会えるでしょう。