付き合うのも結婚もデメリットだらけ!?実家暮らし男の特徴とは

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不景気のせいか、最近は男女共に実家暮らしの人が増えているようです。

だけど、一人暮らし女子が、実家暮らし男子と付き合った場合。

色んな面でフラストレーションを感じることが多いよう。彼女たちが「甘い」と思ってしまう、実家暮らし男子の特徴って?

金銭感覚が子供

一人暮らし対実家暮らしで、まずズレを感じてしまうのは金銭感覚。お金を管理して自分一人の生活を切り回した経験がないと、どうしても考えが甘くなってしまいがちです。

家にお金を入れているけれど

子供が成人すれば親にはもう扶養義務はないのだから、社会人になった大人が実家暮らしをしていればそれは居候。

生活費を全く入れないのは論外としても、家にお金を入れている人も、2~3万くらいが多いよう。一人暮らし経験者なら、そんな金額で人一人生活できないよ!と思いますよね。

実家暮らしの理由として、「通勤するのに近いし、わざわざ一人暮らしをするメリットがない」というものだったり、「一人暮らしは金銭的にきついから」ということを挙げる人も多いよう。

だけど、少ない手取りでもやりくりしながら一人で生活している女子からしてみれば、2~3万で、家賃生活費食事つきを当たり前としている時点で「甘えてる!」と思ってしまいます。

もちろん、実家暮らしの彼らも頭ではわかっているのでしょうが、身にしみていないことは普段のやりとりや生活態度からにじみ出てしまいます。

お給料のほとんどがお小遣い!?

何か目標があって、貯金をするために実家暮らしをさせてもらっているという人でない限り、実家に入れるお金以外は全部自分のことに使っているという男子も。趣味や好きなことにあるだけ使ってしまうという、子供っぽい金銭感覚の人も少なくないよう。

「今は、家に入れるお金以外は自分のことに使えて自由で楽しい。そろそろ結婚しなきゃいけない年だけど、結婚したらそういう自由がなくなると思うとあんまりする気になれない」

筆者の友人は、ある20代後半の実家暮らし男子のこんな言葉を聞いて、「結婚以前の問題だよ!」とぷりぷり怒っていました。

光熱費・食費がかかるという意識が薄い

毎月、ガス代や電気代がいくらかかったかをチェックして支払いをする。一ヶ月の食費の目安を決めて、その中でやりくりする…。一人暮らしなら当たり前の、そんな業務をこなしたことがない実家暮らし男子は、家にいて電気をつけたり、お風呂に入ったりするだけでお金がかかっているということをあまり考えません。

実家暮らし男子が、一人暮らしの女子の家に入り浸っている場合、それで彼女がもやもやするケースも。

「節電や節水の意識が全然なくて、シャワーもすごく長いのが気になるけど言えない。彼がうちにいればそれだけ毎月の光熱費も上がって苦しくなるのに、そういうことにも考えが至らないみたい。こっちから、光熱費いくらか払ってよ、とかも言いづらいし…」
と語るAさん。

「家デートしてて、夕飯時になったら料理も作るけど、内心「今月の食費オーバーしちゃった」とか考えちゃう。でも、彼は材料費払おうとか全く思いつかないみたい。外食するときはおごってくれるからそれでいいかな、とも思うけど、うちで食べる頻度が上がるともやもやする…」

生活能力に欠けている

実家暮らしでも、自分の食事を自分で作っていたり、家事を分担している男子なら問題ない。けれど、母親が一緒に住んでいる場合、当たり前のように母親に全部やってもらっている男子も少なくないようです。

洗濯機の回し方がわからない!?

ずっと実家暮らしだった男性と結婚したRさんは、夫があまりにも何もできないことに驚いたそう。「洗濯機の回し方も知らなくて、「これどうやって使えばいいの?」と言っていた」と衝撃の事実を明かしくれました。

Rさんは専業主婦希望で、夫は外で働いてきてくれれば家事ができなくてもいいという考えだったため、今でも幸せそうに生活しています。だけど、共働き家庭だった場合、妻のほうの負担とストレスは相当なものになりますよね。

誰かがやってくれるだろう、という意識がイヤ!

家事にマメで、世話を焼くタイプの母親がいる実家暮らし男子の場合。「ご飯は当たり前のように用意されている」「服はかごに入れておけば、自動的に洗濯されてたたんだ状態で引き出しに戻ってくる」というような意識を持っていることも。

だけど、一人暮らしの彼女の家に来たときもそんな意識でいられたのでは、彼女のほうもたまったものではありません。

「ご飯を作ってあげても、当たり前みたいな顔をされる」「洗面所の使い方が汚いし、平気で散らかす!誰が掃除すると思ってるの?」「自分は何もしなくても、家の中は自動的に回っていくっていう感覚を持ってるのがイヤ!」と不満がたまります。

いったん誰かにしてもらうのが当たり前になると、それが良くないということにすら気づかないもの。一人暮らしの彼女とそのことでケンカになって不満をぶつけられて、改心するならいいほう。中には、口では謝るけど本当にはわかっていない、身にしみていないのでまたすぐに忘れてしまうという男子も…。

親との関係は?

実家暮らしの人は親を大切にしている、という意見もありますが、どうなのでしょうか?

親に対する態度が中学生みたい

親のありがたみや大変さは、実家を離れてみて初めてわかったという人も多いのではないでしょうか?それが、実家を出たことがない人だと、親の存在を当たり前だと思ってしまいがち。それが、親に対する態度にも出てしまうようです。

Yさんは、実家暮らしの彼氏の、母親への態度が気になるといいます。
「20代半ばを過ぎたいい大人だったら、逆に親をねぎらうくらいの態度があってもいいと思うの。やさしい言葉をかけたり、プレゼントしたり。でも彼のお母さんに対する態度はぶっきらぼうで粗末に扱ってる感じで、中学生みたい」

誰でも親に対しては甘えの裏返しでつい、ぶっきらぼうな態度を取ってしまったり、素直になれなかったりということはあるかもしれません。だけど、離れているとうまく距離が取れる部分もあります。ずっと親と一緒の男子だと、なかなか子供っぽい態度から抜け切れないのかもしれません。

親離れ・子離れできていないケースも

親元を離れると、親子から大人同士の関係に変化していく部分があります。だけど、ずっと実家暮らしの親子は、いつまでも親と子供の関係から抜け出せていないケースも。

「母親が、仕事や恋愛にまで口出ししてるみたい。それに息子だからって御用聞きみたいに使われて、私とのデートより家族が優先。家族を大切にしている、って言えば聞こえはいいけど正直不満。それで結婚したら2世帯住宅にして同居したいって言われてるから、気が重い」
と、実家暮らしの彼氏を持つKさんは結婚に二の足を踏んでいるようです。

実家暮らし男子と付き合う時のチェックリスト

散々実家暮らし男子のマイナス面を書いてきてしまいましたが、もちろん人によって例外もあるでしょう。付き合うつもりの彼が実家暮らしの場合、チェックしたほうがいい項目をあげてみました。

  • 一度も実家を出たことがない
  • 実家に生活費を入れていない。もしくは小額しか入れていない
  • 家事は全て母親にやってもらっている
  • 食費・光熱費にいくらかかっているか知らない
  • 親に干渉されている。子供扱いされている
  • 実家暮らしなのに貯金が少ない
  • 特に事情がなく、なんとなく実家暮らしである
リストに当てはまる項目が多い男子は、「自立していない」とバッサリ切られても仕方ないでしょう。付き合うのを考え直すか、教育に相当時間と手間がかかると覚悟しておいたほうが良さそう。

逆に、何らかの家業を手伝うなどの何らかの事情があっての実家暮らしで、生活費のやりくりや家事分担のルールをしっかり決めて、依存ではない共同生活ができている人なら何の問題もないと言えます。

親元を離れるのは、自立した大人の必須条件。これは男女問わず言えることですね。結婚を考えるなら特に、相手が自立した大人かどうかしっかり見極めることが肝心です!

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