彼のお母さんに初めて会う…彼のお母さんに好かれる方法は?
彼の家に挨拶に行く前に、あなたが準備できることは何でしょうか。
就職の面接とは違って、定員は1名のみ!という狭き門です。ここでの印象が今後のお付き合いに関わってくる一大イベント。
一体どのような彼女ならご両親に気に入ってもらえるのでしょうか?
お化粧。お辞儀の仕方。言葉遣い。相手を思いやる気持ちを、今一度、確認してみましょう。
第一印象は良妻賢母タイプが無難
はじめましての挨拶が済みましたら、できる限りの礼儀を尽くして対応する。
笑顔と話題は絶やさずに!振られた話題には頭をフル回転させて答えられるものは答えましょう。
分からないものに関しましては、また今度教えてください。とお願いすることがベスト。
あくまでも自然体で一番です。
これなら自然と、ご両親もあなたに心を開いて下さるでしょう。
普段、おしゃれでネイルをされている方は、初めて実家に伺う時には注意が必要です。初対面からあまりにも爪が華美すぎると、いまいち印象が良くありません。第一印象はなによりも清潔感が一番重要。この娘はきちんと家事ができるのか?お母さんは、あなたの手元を見ていますよ!
そして、バッサバサの重ね付けしたまつ毛や、目を大きく見せるためにグルっと囲んだアイライン、キツイ匂いの香水などは控えましょう。
ご両親はあなたが美人であるかは、性格の次で良いのです。それよりも、あなたの心を見ています。結婚して、ちゃんと息子を任せられるのだろうか、子供は育てられるのだろうか…などを考えています。
そして、ご挨拶に伺うときは、高価な貴金属は基本的に見につけないようにしましょう。
自分の両親がプレゼントしてくれたものや、肩身のような大切なもの以外は外しましょう。自分の息子は、この娘のためにそんな高価なものを買い与えてやっているのか?金銭感覚は大丈夫か?と誤解されかねません。
浪費家の女の子はご両親からは、悪い印象です。
もし、彼の家にお仏壇があるのであれば、「ご挨拶をさせてください。」とお願いして、ご先祖様も彼のご家族です。
こちらも忘れずご挨拶をしましょう。素直に、手を合わせられる女性は好印象を持たれます。
ご先祖様に対しての配慮まで出来たら、印象は一気に上がります。手土産のお菓子なども、皆で食べるのであれば、『お菓子、ひとつ、お仏壇にお供えしましょうか?』など声がかけることができる女性は、年長者に愛されて、可愛がられます。
覚えておきたいものですね。
○○くん!こんな呼び方はダメ
言葉遣いに気をつけましょう。敬語はもちろんのこと、いちばん失敗しやすいのが、彼氏のことを、いつもの癖であだ名で呼んでしまうことです。思いがけずうっかりと、してしまいがちなことですが、ご家族の前では絶対に止めましょう
【○○さん】が正しい呼び方です。 例えば、彼氏の名前が、【和宏(かずひろ)】としておきます。【和宏さん】で名前の呼び方を挙げてみましょう。
- 和宏さん 100点
- 和さん 70点
- 和くん 40点
- ✖和ちゃん0点
- ✖彼(He)-80点
- ✖カズ(呼び捨て)-100点
よく失敗してしまいがちなのが、日常生活の、ふとした声掛けです。例えば「○○くん、私、先に行くね」とか、車を移動するときに「○○(呼び捨て)、ちょっと後ろ見て」とかですね。とっさの日常会話に出てしまうのが多いです。
ご家族の前で、上のように失敗しても直ぐに言い直せば、ご家族に十分あなたの誠意が伝わります。面倒くさがらずに頑張ってください。彼と婚約して、ご両親との関係が親密になっても、結婚してから5年ぐらいは彼の親の前では、言葉には、気をつけなければなりません。そのほうが無難です。
先ほど例に挙げました、ご両親の前では、彼の名前の呼び方は【○○さん 100点】 【○さん 70点】までの呼び方が無難です。
親は子供の名付けを、一生の一大イベントとして、親は我が子の幸せを願います。家族総出で名付けてを考えられた方も、大勢いらっしゃいます。 和宏なら【和】という漢字は彼のお父様、そのまたお父様(おじい様)、先祖代々、長男には【和】という漢字を使用していることもよくある話です。
では和宏の【宏】ですが、これが、お父さまや、ちょうど生まれた時にお亡くなりになられた、おじい様から一文字、受けて継いでいる名前というのも、多いお話です。上の表のように、【和さん】と切って短く言うことも、【和くん】という呼び方も、ご家族の心情からすれば、やめておいた方が良いでしょう。
同級生や、幼馴染など、お友達なら、あだ名というのは、気にならないものです。いざお嫁さんになる人となると、日本は未だに男尊女卑な古い時代の文化が、ご両親や、おじい様、おばあ様の世代には根強く残っています。
フランクにすることは、こちらからでは無いようにしましょう。ご家族様、いわゆる年長者の方が、フランクでいいよと、認めて頂いてからの方が良いでしょう。日本には本音とたて前という文化があります。5年はせめて、彼の家族の前では、彼の名前の呼び方には気をつけたいですね。
お母さんが喜ぶ話題
お父さんは男性なので、あまり話しかけてこないでしょう。ほとんどが、お母さんとの話になります。母親というのは、息子が幾つになっても可愛くて仕方のないものです。世間話より、ひたすら、彼の話題が一番良いでしょう。
なかなか世間で、あなたの息子の幼い日の思い出話を、是非とも聞きたいと願い出てくる人は、居ません。あなたが、お母さんの【子育ての大変さや、思い出話を聞く唯一の人】というポジションを確率する絶好のチャンスです。
こうしておくことによって、結婚し出産した場合、主人側のお母さんにも子育てに協力してもらいやすくなるでしょう。彼の話題として、好印象なものを挙げてみます。
- ○○さんの幼少期のお話を、聞かせてくださいませんか?
- ○○さんは生まれたとき、何グラムぐらいだったのですか?
- ○○さんの小さい時の写真みたいです!是非、今度見せてくださいませんか
- ○○さんの好きなメニューって何ですか?
- ○○さんってお母さんにやっぱり似てらっしゃいますね
子育ての話題は最高の話題です。ご家族にとって、子孫繁栄は、やはりお嫁さんを迎えるにあたり1番の期待です。子供好きな女の子だな…家庭的な女の子だな。というのは好印象です。
彼のお母さんに、彼の幼少期の話を伺うことは、男性は喜びます。意外と彼自身は嬉しいようで、幼少期の話を義理のお母さんと話していると、照れくさそうに、斜め下などを見て、うっすら涙を浮かべることも男性には、よくあることです。
間違えても、彼との話題と言っても、○○にデートした。会社で頼れる存在なんです。そう云う話は、初回にはしてはいけません。聞き役に徹するのです。彼女より、自分の方が息子のことを知っている。お母さんのプライドを立てましょう。
ご両親の気持ち
彼のご家族、お母さんはお嫁さんになるかも知れない、あなたに警戒しています。アカの他人のあなたが突然やってきたわけです。彼はご家族が、20~30年近くも手塩にかけて、身を削り育ててきた息子なのです。
息子と出会って、1年や長くても5年という短い付き合いの年月で、息子にこの人と人生歩いて行きます!と言われるかと思うと、『私から息子を取るの?』など、彼女が憎かったり、彼女に対して文句を言いたくなったりは、当然の感情なのだと思います。
もちろん、あなたの親も同じ気持ちです。彼氏やご主人になる人に対して、多かれ少なかれ、こういった感情を持っていても当然だということです。表現するかどうかは別として、相手の気持ちを汲み取る努力をしましょう。
現在は4組に1組が、どちらかが再婚と言われます。しかし、あなたが再婚なら、風当たりは非常にきつくなるでしょう。これもご両親の気持ちからすれば、離婚した理由は?連れ後なら、子供はどうするの?など聞きたくてたまらないので、いきなり怒鳴られることもあるでしょう。
相手が彼の親とは言え、誰にとっても、結婚や、自分の子供から恋人を紹介されることは、あなたより年長者の親でも、経験することが多いものではありません。
多くの場合、あなたもご両親にとっても、彼女の初顔合わせなんて、人生初の体験だけに、動揺したり、すぐに受け入れなかったりするものです。自分の立場を冷静に見つつ、ご両親のお気持ちを、考えてみましょう。
彼の家族に対する不満を言わない
さあ、初めての顔合わせも終わり、あなたはご家族に、気を使いすぎて疲れきったかもしれません。彼のお嫁さんとしての度量があるかどうか。彼のあなたに対するテストは、ここから始まるのです。
あなたが彼のことが好きでも、ご両親は、面識も無く年代も違います。共通の話題も少ないですし、生活習慣も異なるので、話しづらいとか、疲れるとか、お母さんに嫌味を言われたなど、当然ストレスは溜まるものです。
初対面の人と面談を兼ねて、2時間ぐらいのお食事や、お茶をご一緒しても、相手を不愉快にさせないことなど、演じれば、簡単なことでしょう。とにかく、演じるのです。彼の実家で嫌なことがあっても、お芝居のワンシーンと思い、可哀想なシンデレラのように演じましょう。
あなたが、ご両親に気に入られるか心配なように、あなたが、両親を気に入るかも、彼は心配しているのです。彼は親を変えることはできません。あなたに親の文句を言われると、行き場がなくなり、複雑な気分になります。
帰宅したあと『もうちょっと、いい娘がいてないの?』とか、『尻に敷かれてるんじゃない?』とか、『なんか気がきつそうで、付き合いにくい娘さんのようだったな…』など、あなたの欠点を彼にご両親は言うかもしれません。
実は、その時こそ、あなたのポイントアップの時なのです。右の頬を叩かれたら左の頬も差し出しなさい。彼は、親にあなたが冷たくされればされる程、あなたを守ろうとします。その上、愚痴一つ言わないあなたを、たまらなく愛しくいじらしく感じるのです。
あなたは、ご両親に冷たくされたり、嫌われる状況では、ストレスが溜まります。しかし、口が割けても、ご両親を悪く言うようなこと、文句、愚痴は、彼には言ってはいけません。
彼は、愚痴を言っても『うんうん…』と聞いてくれるかと思いますが、親を否定されて気分の良い男性は居ません。
彼の家族に対しての愚痴は、彼にとって負担になります。やめておきましょう。ましてや両親のことは心の大きな傷にもなりかねないです。御夫婦になってからも問題が大きくなりますので、できる限り、猫をかぶり、言わないことが賢明です。
一方的に両親に嫌がられれば、嫌がられる程、文句をあなたが言わなければ、彼はあなたな愛が膨らみます。あなたの辛い気持ちは、彼に甘えて、一言『私はお母さん大好きなんだけどな…』で納めれば、彼が結婚を期に親から離れる結果になるでしょう。
男性の美学と孤独
男性は繊細な生き物です。女性と違い、辛いことや悩み事を、洗いざらい友だちに相談しません。共感してもらうことでストレスを軽減させる女性のような、思考回路ではないのです。もし、あなたに両親の文句を言われても、そんな悩みを、他人に相談できる男性は、ほとんど居ません。
反対に単純な生き物です。優しくされると、気分がいいから頑張ります。やたら正義感が強い生き物なので、苛められている姿を見ると、護ろうとします。これを良く理解しなければなりません。
ルパン三世のジゲンではありませんが、男の生き方、男性の美学 はとても繊細で、強がりで、孤独を好み、さみしがり屋さんなのです。本当はお母さんが大好き。でも照れくさい。あなたの前では強い男で居たいのです。
そんな『男の子』を持つご両親も、淋しいものなのです。特にお母さんは女性だから男の子の気持ちが分からず、一層に淋しいものなのです。彼と、彼のお父さん、お母さんと、出来ることなら、揉めずに行きましょう。
シャイな彼の親に対する感謝。ありがとうの気持ちを、あなたが代弁し、彼のご両親に、橋渡しができるようになりましょう。
そんな女性こそが、彼のお父さんお母さんに求められている女性なのです。