諦めきれない想い。別れてしまった元彼と復縁できる?できない?
別れた彼が忘れられない。復縁の望みはあるの?
恋愛相談で非常に多い復縁問題。やはり、そう簡単に気持ちを切り替えることはできませんよね。
ただ、実際問題としては、復縁してうまくいくことは稀です。
別れるからには、相応の理由があるわけですから、基本的には別れの理由がなんであれ「今ならその問題をクリアできる」といった、状況・心境の変化がある場合に限ります。
ただ、一口に復縁と言っても、別れに至るまでの経緯は千差万別ですから、復縁しやすい別れのパターン、ほぼ望みのないパターンというのは、いくつかあります。
売り言葉に買い言葉の喧嘩別れ
これはすぐに復縁することが多い代表的な別れ方。事実上は別れではなく、喧嘩の勢いで思わず別れる!といってしまっただけですね。
その時は頭に血が上っているので、別れるという気になっていても、数時間から数日もすると、双方、後悔の嵐。すぐにでも復縁したいけど、自分から折れるのは悔しいので、お互い、相手の出方を伺っていたりして…。
意地を張るのをやめて、思い切って電話なり、メールなりいれて一言、仲直りしたいと伝えることができれば、大体、元の鞘に収まることができるでしょう。
ただし、それまでに何度も衝突を繰り返している場合は、本当に復縁が二人にとってプラスになるのか、冷静に考えてみた方がいいかもしれません。
衝突が多くても、内容がそれこそ子供の喧嘩のようなものなら、いわゆる「喧嘩するほど仲が良い」というカップルなので、問題ないのですが、いつも同じ問題で喧嘩になる、というパターンはちょっと話が違ってきます。
同じ問題でいつも衝突するケース
これはその問題において、価値観が大きく違うため、折り合いがつかないという状況です。
趣味など、干渉しあわないという選択が可能なことなら、それほど問題にはならないのですが、結婚や浮気癖など、二人の将来や付き合いに大きく影響する事柄だと、一時的に復縁しても根本的な解決が難しいため、結局、最終的には破たんしてしまうことが多いのです。
このケースに当てはまる場合は、一度きっぱり別れた方が、若干、復縁が上手くいく可能性があがります。
というのは、お互いいざ別れると寂しくなったり、なんだかんだで愛着があったりで、その問題さえなければ、という思いもあるので、別れたといっても、やり取りが継続していることが多いのが特徴。
短いサイクルでくっついたり離れたりを繰り返しがち。本当の意味で冷却期間をおいてないから、折り合いもつかず、かといって踏ん切りもつかずで、ずるずるになっているわけです。
このケースに当てはまる場合は、最低3か月、出来れば半年は一切のやり取りを断ち切ること。仮に相手から連絡が来ても、です。
そしてあなたにしっくりくるライフスタイルを取り戻し、彼のいない生活を満喫してみます。この状態で、3か月~半年経ち、彼がいない生活に慣れ、すっかり穏やかな気持ちを保てる状態になった時、改めて折り合いのつかなかった問題について、考えてみることです。
彼に譲歩できるのであれば、そしてまだ復縁を望む気持ちがあるならば、改めて連絡をしてみるとよいでしょう。彼が変わることを期待しているうちは、連絡はしないことです。
譲歩してでもあなたと復縁したいと彼が願うなら、向こうから連絡がくるのですから。
知り合ってすぐに付き合い始め、ほどなく別れを切り出された
このケースは残念ながら、復縁はほぼありません。ズバリ、彼にとってあなたの雰囲気やルックスは好みだったが、実際に付き合ってみると、波長が合わなかったということなのです。
相性の問題なので、努力でどうにかなるものではなく、どちらが悪いわけでもありません。お互いの人柄を知る前に関係が始まっているので、お付き合いそのものが、相性を見るお試し期間だったと考えましょう。
今はショックが大きくても、内面が合わない場合、早めに別れた方が断然あなたにとってもプラスになります。
時間は有限ですから、無理にあなた以外の何者かになろうと努力して、疲れ果てるより、あなたらしさを好ましく思ってくれる人と出会うために、あなたの感性・意思を大切にした方が、長い目で見れば幸せな恋愛につながります。
別れた直後は、どうしても引きずってしまうのが人情。ですから、時にどっぷりと思い出に浸かるのはいいのです。
ただ、根本的な問題から目を背けていては、いつまで経っても幸せな恋愛には手が届きません。時には未練を断ち切る強い意志も必要です。
大丈夫。あなたにぴったりの人は必ずいますから、思い切り泣いたら、胸を張って、また歩き出しましょうね。