「倦怠期だから別れたい」は嘘?後悔しないためにすべきこと
「倦怠期」が理由でふられてしまったことはありますか?
でもそれ実は、ただの口実だったのかもしれませんよ。
あるカップルの話から、別れの本当の理由と、倦怠期を招かないためのヒントを見つけました。
今、彼との関係がなんとなくイマイチな人は必読です!
倦怠期の正体とは?
恋愛においての「倦怠期」は別れの原因として堂々と君臨し続ける一方で、正体がよくわからないボンヤリしたものに感じます。長年連れ添った老夫婦ならまだしも、恋人相手に「飽きる」なんて本当にあるのでしょうか?
倦怠期を理由に別れを迫られたフラレ女子の体験を覗いてみました。
別れの兆候は必ずある
A子には付き合って2年になる彼氏がいます。きっかけは合コンでしたがお酒も入って意気投合、何度か会ううちに晴れて交際がスタートしました。
優しい彼に甘え、A子は次第に仕事のストレスや友人の愚痴などを相談するようになりましたが、いつでも彼はA子の味方をして励ましてくれるのでした。大きな喧嘩もなく2年過ごしてきたふたり。A子は彼との結婚を意識するようになります。
ところが最近、なんとなく彼の様子がおかしいと感じるように。
彼に聞いても「別になんでもないよ」の一点張り。喧嘩したわけでもないのに、どうしちゃったの?A子には理由が思い当たらなかったため「これって倦怠期なのかな」そう思って呑気に構えていました。
距離を置くことイコール関係の修復にはならない
微妙な雰囲気のふたりでしたが、それからも変わらず交際は続いていました。 何度か話し合いをしたかいもあってか、このところの彼は少し優しさが戻ったようでA子はすっかり安心していました。
ところが少しして、彼から突然「距離をおきたい」のメール。A子は直接彼に会って話し合おうとしますが、彼は応じません。どうして?理由は?と問い詰めると「倦怠期だと思う」と返信がありました。
以前にも倦怠期を疑っていたA子。そのあと関係が修復したことを思い出し、きっと今回も仲直りできると信じて渋々ながら彼の申し出を受けることにしました。
彼を信じて待った女の結末
彼氏でありながら連絡もデートも無い状態が数週間。「こっちから連絡するから待ってて」その言葉を信じて待っていたA子でしたが、毎日が不安に襲われます。
距離を置くっていつまで?もしかしてわたし間違った判断をした?日が経つにつれジリジリ焦っていくA子。
距離を置いただけのはずが、いつの間にか捨てられ事実を知らなかったのは自分だけ。後悔しても後の祭りです。泣きわめこうが友達に仲介を頼もうが、彼とヨリが戻ることはありませんでした。
倦怠期を理由に別れないために
彼氏の言う「倦怠期」はA子から逃げるための口実でした。
A子の愚痴に嫌気がさしたことが発端、そして浮気から本気に変わったところで真実を隠すために「倦怠期」を口実にA子からフェードアウトを目論んだ、というわけです。ちゃんと理由はあったのです。
ただし、原因がA子にあったとはいえ浮気相手との出会いは偶然であり防ぐことができないものです。同じように、あなたの彼氏が他の女性と全く接触しないなんて不可能ですよね。職場にだって女性はいますから。
ならば誰と比べてもあなたが一番でいることで浮気の予防をしましょう!心がけるべきポイントをいくつかご紹介します。
いつどんなときでも女であれ
まずは外見について。外出時は周りの目もありますから比較的気をつけているかと思いますが、重要なのは部屋着です。スエット上下など、ひとりでいるときに着ているものは着ない。別に用意しましょう。
そして本気のすっぴんを見せないこと、髪のまとめ方に気をつかうなども同様です。面倒に感じても、付き合い始めの頃はできていたことですから頑張って!
リラックスも大切ですが、相手からどう見られているかを忘れないことです。
予約が要る女にこそ価値がある
週末は彼のために空けるのが当たり前になっていませんか?「うち来てよ」や「これから行くよ」は約束のうちに入りませんよ!
当たり前に会うのと、約束を取り付けたうえでその日を迎えるのとでは気持ちの入り方が全く違います。ふたりで過ごす時間が充実したものになるように、時にはきちんと約束をして会うようにしてください。
そして、いつ連絡されてもスケジュールが空いているような暇な女にならないこと。「あいつにはいつでも会えるから」なんてあなたの価値を落とさないように気をつけましょう。
ながら聞きはダメ!彼を孤独にさせないこと
テレビを見ながら、スマートフォンを触りながら彼の話を「ながら聞き」してませんか?彼はあなたに話を聞いてもらって承認してほしいのです。すごいじゃん!と褒めたり、さすがだねと尊敬したり、大丈夫なの?と心配したり・・・きちんと彼の言葉に反応していますか?
思い当たることがあった人は、付き合い初めで一番盛り上がっていた頃のふたりを思い出して下さい。彼の話ひとつひとつを大切に聞いてちゃんとリアクションしていましたよね。
時が経って親密になったといえ、無関心・無反応でもへっちゃらなんてもってのほか。彼は自分の話を楽しそうに聞いてくれる女の子にすぐ心移りするかもしれません。
まずあなたが変わることが大事
一口に倦怠期と言っても、多くの場合はパートナーへの不満がきっかけです。そして別れの兆候は必ず現れます。距離を置きたいと言われてから、あなたの努力で関係修復することは非常に難しいでしょう。
けれど普段からちょっとしたことに気をつけておけば大丈夫。少なくとも倦怠期は訪れません。ここで挙げた「あなたが一番でいられる方法」をヒントに、ますます幸せなふたりでいられることを願っています。