「自信がなくなった」「もうやめたい」…婚活に疲れた時の処方箋
婚活ノイローゼになってしまう人が多いようです。婚活パーティへ出かけても、一人も良い人に出会えなかったり、誰ともカップルになれなかったり、遊び目的の人がいたり、ネットで出会ってもメールより先に進まなかったり、会っていいなと思ってもお断りされたり…。お金と時間を使ってそういうことが続くと、精神的に参ってしましますね。
だけど、「うまくいかない=自分自身を否定されている」なんて絶対思わないでください!「婚活やめたい」?なら、やめてしまいましょう!…だけでは話が終わってしまいますが。もう一度、自分自身をよく見つめ直してみていただきたいのです。やめる、というのも実は一番有効な手かもしれません。
追いつめられるのは当たり前
日本の就活システムの是非はさておき、ビジネスの場は利害関係、条件で品定めし合う容赦のない場でもあります。
人との出会いという繊細なものを、ビジネスと同じシステムに乗せて処理しているところに、そもそも疲れる原因があるのです。疲れるのは弱いからではなくて、当たり前なのです。
婚活ノイローゼになりやすいタイプ
- 人と同じでなくてはいけないという強迫観念がある
- なんでも真面目に捉えすぎてしまう
- 結婚さえすれば全て良くなる、今満たされないのは結婚していないからだと考えている
- 条件にとらわれすぎている。妥協ができない
- 婚活で出会う相手と、恋愛の盛り上がりを求めている
- 自己評価が高い
- 精神面や価値観レベルで、自分にどういう人が合うのかを突き詰められていない
婚活という言葉に踊らされない
そんな誰かが作った幻にとらわれて苦しむのはバカバカしいと思いませんか?確かに、婚活という概念ができたことで、積極的に動くようになり良い巡り会いがある人もいます。反面、しなくてもいい精神的苦労やお金を費やしてしまっている人が多いとも言えます。
そもそも、婚活システムが合っていないのかも
だけど、どのやり方も人が作ったものなので限界があります。就活でも、エントリーシートや1、2回の面接だけで自分の良さを伝えられない人がいるように、あなたがそもそも現存する婚活システムに合っていないということも。
ネット登録したり、相談所に入ったりもしたけれど、結局それ以外で出会いがあってやめたという人は結構いるのです。
休む、もしくはやめることがチャンスになる
「だけど、休んでいる間がもったいない」「休んでいる間に取り残される、チャンスを逃すのではないか」と思うかもしれません。
だけど、逆なのです。不思議なことに、その事で頭が支配されてしまっている時より、「まあ、できなくてもいいか」くらいの余裕を持っている時のほうがチャンスが来た、という人が多いのです。
その人と別れた後は、「一人ってなんて自由で楽しいんだ!」と本当に幸せでした(笑)もう結婚にとらわれるのはやめようと思い、こう考えることにしたのです。
「もし将来私のところに生まれてくる予定の子供が天にいるなら、その子が父親になるべき人を連れてきてくれるだろう。それに任せて、自分は自分らしく夢に向かって毎日を生きよう」
それから半年ほどで、出会うべくして出会ったと言える人と、自然に結婚という流れになりました。
誰かと幸せになる事の一番の近道は、一人でも幸せだ、という事なのだと思います。「婚活」のせいでもし今幸せを感じられないなら、そこから抜け出してみては?まずは、疲れを早く癒せるよう、お祈りしています!