マリッジブルーの原因は?男と女でこんなに違う結婚への不安事項
婚約して幸せ絶頂!お互いの両親へご挨拶をして両家の顔合わせ、結納や場所はどうしよう?そうそう、披露宴会場を早く決めて、ドレスや指輪も決めなくっちゃ!!!
結婚が決まったらやることはいっぱいありますよね。大好きな彼と1日主役の披露宴、1生に1度だからこそ、後悔することがないように念には念を入れたいものです。
友達の結婚式で素敵だったなと思ったところを参考にしたり、同じ色のドレスでもリボンがある方が可愛いのではないかと思ってみたり…こだわりだしたらキリがありません。
こっちは色々考えているのに、彼を見るといつも通りで、むしろちょっと面倒くさそう…
結婚式についての打ち合わせを重ねるごとに彼にイライラしたり、衝突したり、だんだん暗い気持ちになってくる人、結構いるんです。
「本当にこの人で良いのかな?」
そう疑問が出てきたらもう大変!どんどん不安事項が目について、やっぱり結婚はちょっと考えたいなんてことも。慌てた彼が色々聞いても「そっとしておいて」と自分の気持ちにこもりがちになってしまい、結婚自体が危うくなることだってあり得ます!
婚約破棄して後悔しても、なかなかスッキリした!とならないことも事実 で、後からやっぱり結婚したいなんて言っても彼の気持ちは覚めていたり、彼が良くても彼のご両親からマイナスの印象をもたれてしまったりします。
そんなことにならないように、今回マリッジブルーの不安や原因、対策等をまとめました。せっかく縁があって結婚をすることになったのですから、その不安が一過性の物なのか、絶対に許せない物なのか良く考えてみて下さいね!
マリッジブルーの原因って?
付き合っていた大好きな彼からのプロポーズ。とっても幸せだったのに、どうしてそんな暗い気持ちになってしまったのでしょうか?一般的にマリッジブルーと言われる症状の原因は1つではありません。
結婚後の変化が怖い
今まで生活してきた場所を変え、守られる立場だった「子供」だった家から出て、「家庭を築く」立場 になることへのとまどいがあります。
今の慣れた仕事を辞めたくない、友人達と遊べなくなりたくない、家事と仕事の両立が私に出来るかな?等、「結婚」の経験がないからこそ、不安は未知数で今ある安定した生活に執着 してしまいます。
「彼女」ではなく「嫁」として自身が無い
今まで付き合っていた頃は、彼と私の「2人だけ」の世界でした。楽しいことや好きな事をたくさんしてきたけれど…
彼のご両親や親戚ともうまくやっていけるのか、今後は「彼女」として彼と仲良くするだけではなく、「嫁」として彼の周囲とも仲良く していけるのか…。
結婚を楽しむ余裕が無くなる
結婚にまだ現実味が無い時は、「いつか結婚したいね!」「●●ちゃんの式、素敵だった!あんなのがいいなぁ」等、無邪気に希望を言い合ったり楽しく話したり出来ます。
しかし実際の自分が結婚する立場になると、毎日の生活と仕事をする一方で休日は迫りくる結婚式についての打ち合わせ。
「失敗は許されない」と自己暗示をかけている
結婚というものはそうそうするものではないし、出来るならバツイチになんてなりたくない。結婚披露宴はお金もかかるし、どうせなら人生最高の日にしたい。
そんな「失敗したくない」「失敗は許されない」と過剰に自分へプレッシャーをかけてしまった 結果、失敗しない為に打ち合わせや彼に対してピリピリと厳しく目を光らせてしまい、嫌な雰囲気が続くこともあります。
漠然とただ不安の日々を過ごすより、自分は何が不安なのか、そう思った原因は何なのか を突き詰めることで、原因に対する対策を立てることが出来ます。
マリッジブルーは男にだってある!
男は気楽でいいな。私が何か不安に思っていても気付くそぶりもなくケロッとしている。何だか私だけ色々考えていて馬鹿みたい…。
むしろそのこと自体、「私の不安に気付いてくれない人と、これから生活していくなんて大丈夫なのか」 と新たな不安の種を育てることに。
でもちょっと待って下さい!男性にだってマリッジブルーはあるんです!!
経済的不安
1人暮らしでも家賃に光熱費、食費と交際費…と生活すると払うものがたくさん!特に贅沢三昧をしていなくても、なかなか貯金が溜っていない人はいるものです。
1人で生活する分にはそれでも生活は回って行きますし、そこそこ自由なお金もありますが、「家族を養う」と言ったらどうでしょう?
精神的不安
夫婦共働きが珍しくなくなった現代でも、未だに男は「一家の大黒柱」というイメージは変わっていません。父親のように、どっしりと構えながら家族を引っ張って行くなんて、とてもプレッシャーを感じる男性も多いようです。
既婚者の愚痴を思い出す
「小遣い制になってしまった」「日曜なのに寝かせてくれない」等、既婚者の愚痴を日々聞いてきた男性は、その愚痴が酒のつまみだったとしても笑い話ではなくなってしまいます。
結婚したら全部の自由と財布の中身を握られるのではないか、今のように気ままな生活は出来ないのではないかと考えると不安です。
自分ばっかり不安になって!!と彼に何も聞かないうちから、思い込みで彼が何も考えていないように感じるのは辞めましょう。ひょっとすると、彼だって同じくらい不安を感じているかもしれませんよ!
男と女はマリッジブルーのタイミングが違う!
女性だけじゃなく、男性も同じようにマリッジブルーになるのなら、一緒に不安を分かち合って色々話せそうなものですよね?
でも、実際は彼の無神経な一言にいらついてしまってばかり。結婚に対するお互いの価値観や温度差を感じることも少なくありません。
なぜなら、同じようにマリッジブルーがある男性と女性ですが、実はこのマリッジブルー、男女でタイミング が違うのです!
男は「マリッジブルーになった後、結婚を決意」してプロポーズをしますが、女性は逆。プロポーズを受けて「結婚を決意、その後マリッジブルー」ですよね?
女性が不安に感じる頃には、男性はもうその不安は無くなっています。しかし女性はそんなことは知りもしない為、感じ方や考え方が違う彼に対し、「こんなに違う考えの人とずっと一緒に暮らしていくなんて…」 とマリッジブルーになるのです。
マリッジブルーの原因となる、よくある具体例をいくつか紹介しますので、一緒に考えてみましょう!
お互いに、曖昧にしか話さない
彼女が「結婚、不安になってきちゃった」と彼に話したとします。彼女としては、あまり深刻に話すと暗い雰囲気やケンカになるのは嫌なので、軽い会話の中に織り交ぜました。
本当は、「経済的にやっていけるのか」「生活が変わってしまうのが不安」「彼の両親に気にいられるか自信が無い」等、話したいことは山ほどあるんです。
でも、それを言うと「結婚したくないの?」と言われるかもしれません。そうじゃないからこそ、揉めたくない為に彼女は軽く話します。
男性は何と言うか?「まぁ、大丈夫じゃない?何とかなるって」と一言!色んなフォローを期待していた女性はがっかり。「この人本当に考えているのかな」と更に不安になってしまいます。
彼女も具体的な不安を言っていない為、彼自身もそんなに深刻に考えているとは思わず に、つい軽く返してしまいます。
男性は「大丈夫」と今の気持ちを伝えて満足しますが、女性は「何で大丈夫だと思うのか」を具体的な根拠なり、自分への愛情の大きさなりで細かく説明して欲しいのです。
他に気になる人が出来る
彼の気持ちが分からなくなって、本当に私のことを考えているのか、結婚に対してきちんと責任を感じているのか気になるところです。
女子会で色々話すのも良いけれど、独身女性の考えと男性の考えは違うもの。出来るなら彼と同じ思考であろう独身男性に話を聞き、参考にしたいものです。
そこで男友達に相談をすると、「不安に思うのは当然だよな」「俺、結婚はまだ自信無いもん」「一生の問題だから、つい不安になるよな」等、「そうなの!分かる分かる!」のオンパレード!
何だか彼よりこっちの人の方が価値観や考え方が合うのかしら? なんて、その彼のことが気になるように!その彼と気持ちが意気投合する程、彼氏との些細なズレが目立ってきます。
彼の時と同じように軽く冗談交じりで「不安になっちゃったー」と言っただけだと、案外「何で?暴力とか問題ないんでしょ?」と、一言返ってくるだけなのかもしれません。
また、独身の男友達は「結婚を決意していない状態」ですよね?つまり色々悩みや不安を乗り越えて結婚を決意した彼と違い、あなたと「同じ立ち位置」 にいるからこその共感ということも有り得ますよ!
度が過ぎると、彼ともケンカに!
色んな不安を上手く彼に伝えられない、他に気になる人も出来てから彼の悪いところばかり気になってしまう…そんなことってありますよね?
でも、あまりにもそんな状態が続くと、最初は心配していた彼もだんだん我慢の限界に!「もういい。別れよう」と別れを切り出したり、「何なんだよ!いつもいつも!」と怒ったりするようになります。
いつもは温和な性格の彼がイライラしたり、怒鳴ったりしたのを見て「怖い。ひょっとして本当は気性の荒い人なんじゃ…」 とますます不安要素が増えてしまいます。
「せっかく決意したのに!嫌ならいいよ」 と怒る気持ちも分からなくありません。
また、最近では女性からのプロポーズも少なく無いですが、「私から言ったから…彼は本当はしたくなかったのかも」とマイナスに考えるのは辞めましょう。「私で良いと言ってくれた」ことに焦点を合わせる と良いですよ!
マリッジブルーを乗り切る為に!
マリッジブルーを乗り切る為には、「逃げずにじっくり向き合い話し合うこと」これにつきます。彼氏に全て話を聞いてもらって、その時の回答で「合わないな」と思えば結婚は一旦ストップしたって良いのです。
何も伝えず、自分の思いこみだけで塞ぎ込んでしまうのは辞めましょう。もし、塞ぎ込んでモヤモヤしたまま結婚しても、本音を話し合えない夫婦は長く続きません。
「やっぱりあの時…辞めておけば」となるのは目に見えていますので、結婚は嬉しい気持ちと、自分の不安をしっかり、正直に話して下さい。
例えば「姑とうまく出来るか不安」「友達と遊べなくなるのが寂しい」と具体的に不安点を言えば、「俺も会話をフォローするから」「子供が出来ても、休日なら俺が面倒みるから遊んでいいよ」等、具体的な行動を教えてくれることで信頼が回復するかもしれません。
逆に具体的に話したのに、「なんとかお袋に合わせてくれよ」「子供出来たらしょうがないだろ」「奥さんは皆していることだぞ?」なんて、協力する意思どころか気持ちにも寄り添わないようなら結婚は一度白紙に戻しましょう。
マリッジブルーをより有効に使って、二人の絆を深めたり、見極める為の最終チェックに役立てて下さいね!