過去から抜け出したい!元カレへの未練を断ち切る3つの思考法
元彼を忘れられなくて、なかなか好きな人ができない。まだ苦しくて、次の恋に進む元気が出ない。せっかくできた今彼と、事あるごとに比べてしまう。
こんなのダメ、忘れなきゃ!そう思っているのに、ふとした時に考えるのはやっぱり元彼のこと。いつまでも未練がましい自分に自己嫌悪・・・
過去の思い出に振り回されている女性の皆さん。考えても仕方のないことに悩まされているなら、こんな方法を試してみませんか?
1 脳をコントロールしよう
誰かを「好きになる」「嫌いになる」人は沸き上がる感情をコントロールすることはできません。けれど「なぜ好きなのか」を考えることはできます。
脳をコントロールすることにどんな意味があるのか、まずはこちらをご覧ください。
元彼への未練は脳の錯覚
別れた相手のことをいつまでも引きずってしまうのは「脳の錯覚」が原因だと言われています。楽しかった「良い思い出」が悪い思い出を都合よく追い出し、破局に至った理由を曖昧にしてしまうのです。
そのため、脳はいつまでも「彼が一番素敵だ!」と間違った情報を持ち続け、「あの頃より幸せになるのは無理」という思い込みを生み出します。これが未練を断ち切れない仕組み。
この仕組みを理解した上ですべきことは一つ。それは「脳に正しい情報を入れてあげること」そうすると脳は錯覚せず、あなたは元彼との思い出を冷静に受け止めることができるはずです。
これがオススメ!「元彼の善し悪しメモ」
では脳の錯覚を防ぎ、コントロールするのに有効な手段とは?それを叶えてくれるのが今すぐ始められる「元彼の善し悪しメモ」用意するのは紙とペンだけです。
すると不思議なことに、その内容に差が出るはず。元彼の良いところが抽象的なのに対して、悪いところは具体的な内容になっていませんか?それは悪いところ、イコールあなたの不満や別れの原因だからです。
人によっては圧倒的に「悪いところ」の数が多くなるかもしれません。書き出してみてはじめて、どれだけ自分が元彼を美化していたかに気付くことができるはずです。
2 強制的に意識を他に向かせよう
元彼の善し悪しを書きだしてみたけれど、まだ吹っ切れない。書いただけでは整理がつかず、思い悩む方もいるかもしれませんね。
続いては考えたくないことを考えてしまう原因と、そこから抜け出す方法をご紹介します。
思い出すのは暇だから
悩んでも答えが出ないことを悶々と考えてしまう。気持ちを簡単に切り替えられない。抜け出せない負のループ。これは恋愛に限ったことではありませんよね。
けれど例えば充実した毎日を過ごしていたり、現状に満足していたらどうでしょう。そんな状態には陥らないと思いませんか?そう、つまり原因は「暇だから」なのです。
そんなことない!仕事もしてるし時間が経つのは早いし暇じゃない。そんな声が聞こえてきそうですね。
毎朝早く起きて支度をし慌てて出勤。日中は仕事をこなし疲れて帰宅。夕食にお風呂、ちょっとテレビを見たらもう寝る時間。でもこれ、もう何百回も繰り返している「日常」なんですよね。
試す価値あり!「新たな生活」
忙しくしているようでいて、実は心に余裕がある毎日。その隙間に入り込んでくる「元彼への未練」を追い出すために暇な時間を減らす必要があります。
大きな効果を期待できるのが「新たな生活」を始めてみること。手っ取り早いのは転職や引越しですが、なかなかリスクが高いですよね。
たくさんの人と接することで、新たな刺激を増やしましょう。あなたの意識は自然とそちらへ向き、元彼のことを考える余裕はなくなるはずです。
3 未来に希望を見出そう
だいぶ気持ちは楽になってきましたか?脳をコントロールし、環境を変えたあなたが本当に立ち直れるまであと一歩です。
最後にお伝えするのは「あなたの未来のための準備」これをすれば完璧ですよ。
「わくわく」は心の特効薬
元彼を忘れられないでいる感情、それはどんな言葉で表現できるでしょうか。「モヤモヤ」「悶々」「ズキズキ」・・・どれも暗くて悲しい響きばかりです。
あなたはもう、十分に思い出と向き合ってきました。今のメンタルヘルスは良好とは言えません。この状態を救うには「わくわくすること」が一番。
もう後ろ向きな感情はここまでにして、これから先のことを考えませんか?今日まで使った時間の分、これからは一日も無駄にする必要はないのです。
絶対やって!「将来設計」
ここから先、必要な感情は「わくわく」だけ。けれど見通しもないのに、そんな希望は持てない?そんな心配は無用です。
必要なのはまたしても紙とペンだけ。
【例】
1 円に「結婚して子どもが2人いる私」
2 円の隣に「優しくて話の合う夫」
3 話が合うに線を引き「趣味が同じ」
4 趣味に線を引き「海外旅行」
5 海外旅行に線を引き「ヨーロッパ」
6 ヨーロッパに線を引き「ツアーに参加」
7 ツアーに参加に線を引き「2016年夏」
8 2016年夏に線を引き「彼氏」
9 彼氏に線を引き「旅行が好きな人」
10 旅行が好きな人に線を引き「グループ旅行」
11 グループに線を引き「社会人サークル」
・・・・・・
なりたい自分に繋がるよう、より具体的な将来設計図を作っていきます。内容は具体的で細ければ細かいほどいい。最終的には、すぐに行動に移せるところまで掘り下げて書いてみましょう。
すると細かな条件ひとつひとつをクリアするという目標と、達成するたびに理想に近づく喜びが必ずあなたを「わくわく」させてくれるはずです。
元彼を忘れるために
「未練を断ち切るには新しい恋」なんて耳タコだし、百も承知。そんなに簡単に前向きになれないから苦しいのです。
けれどこのままでは、時計の針は止まったまま。ご紹介した方法が、あなたが再び動き出すための手助けとなりますように。