日本を出ればモテモテ?!外国人が好きな日本人女性の特徴とは
日本人女性は、海外でモテるって本当でしょうか?国にもよりますが、20カ国以上を旅してきた経験から言わせてもらうと、答えはイエス。でも、場所によってモテるタイプは違います。モテる日本人女性の特徴を、国・地域別に見てみましょう!
世界共通でモテる
まずは、世界共通でよく挙げられる、日本人女性のモテる理由から見てみましょう!
扁平顔でも「キュート」
まずは、日本人として生まれ持った容姿を生かした女性がモテます。
人は、自分にない要素に憧れ、美しさを感じるもの。
黒い髪、象牙色と評される肌、小柄な体型、パーツの小さい顔。どれも、コンプレックスを感じる必要なんてまるでない、魅力的な要素なのです。
筆者の友人で、平べったい鼻に細い目、はっきり言うと扁平顔の女子がいます。だけどその子のイスラエル人の彼氏は、「ものすごくキュートで一目ぼれした」と目を輝かせるのです。
エジプト人に、「君の腫れたまぶたが美しい」と言われた女性もいるとか…。そりゃアラブ人に比べたら分厚いまぶたですが、けなされているのか誉められているのか。
体型に関しても、立派な体格の方が多い欧米人からしてみれば、大半の日本人女性は細くて華奢に見えます。
国が違えば、飛行機の通路の幅ぎりぎりの横幅があるスチュワーデスが当たり前に存在している。世界は広いのです。
著者は、わりとぽっちゃりしている方なのですが、「2キロ太ったからやせなきゃ」とつぶやいたら「それ以上やせたら不健康だよ!」とオーストラリア人男性に言われました。
というわけで、血糖値もBMIも正常ならダイエットなんて必要ありません。そのままで自信を持ってください。
シャイで優しい
日本人女性はシャイだとよく言われます。
「何を考えてるかわからない」「自己主張・意見がない」というマイナス評価に転じることもありますが、たいていの国の男性に、日本人女性のはにかみはキュートに映るようです。
ハグが習慣の欧米人から見て、ハグひとつに照れたり、英語の単語を間違ったことに恥ずかしがるようなところが新鮮なのです。
他の国の女性なら言われ慣れていて、鼻であしらうような愛の言葉や誉め言葉に感激してくれるところも、嬉しいようです。
また、日本人女性は「人を傷つけない」「波風を立てない」というコミュニケーションの仕方においてとても長けています。
そういうところが、ジャパニーズガールは優しくて人当たりがいい、安らぐと好評です。
悪い方へ転じれば、断り下手だったり、流されやすいということにもなるので「日本人女性はオトしやすい、チョロイ」と思われる危険性もありますが。
アジア圏
日本から近いアジア圏。東南アジアや、東アジアで激モテする日本人女性の特徴とは?
色白ならオールオッケー?!
東南アジアに限って言えば、まず外せないのが色の白さです。
東南アジアの人たちは、気候的に肌が浅黒いですよね。自分にない要素、レアな要素を「美しい」とするのは万国共通。
めったに見られないからこそ、色の白さに憧れ、美人の条件となるのです。色が白い=日に当たらない、育ちがいい深窓の令嬢というイメージもあります。
インドネシアやタイなどの国では、テレビに出てくるタレントや女優さんは、みんな白人かと思うほどの色白さんたち。
一般女性も美白美容に熱い関心を寄せており、「色白になれる」という謳い文句の効力は日本の比ではありません。
スーパーにも「…これは科学的に安全なのだろうか?」と大きな疑問が沸いて来るような、劇的ビフォアアフターの写真つきの美白化粧品があったりします。
「色が白い」は最大の賛辞で、著者がインドネシアに住んでいた時は毎日「白い!」「白くてかわいい!」と言われておりました。
もはや、顔の造作なんて関係ない。色の白さは七難隠すと言いますが、全ての難を隠すのではないか、という印象を持ったしだいです。
適度に露出している
特にイスラム教の国に顕著ですが、女性はあまり肌を出しません。
インドネシアのイスラム教はだいぶゆるいので、イスラム教の女性がかぶるスカーフ、ジルバブをかぶっていない女性も多い。
欧米や日本などの影響で、服装も日本と変わらないような露出度の女の子もいますが、それでも少数派。
熱くても長袖とフルレングスのパンツやロングスカートの女の子が、どちらかというと多数派です。
ミニスカートやホットパンツ、胸の谷間が見える服などは即ビッチ認定で、よからぬ男が寄ってきてしまいますが、鎖骨やひざ下が見える程度の露出なら魅力を感じる男性が多いようです。
激情型でなくおだやか
日本人女性は、いつもにこにこ笑っていて、人当たりがよく優しい印象。
それに魅力を感じる男性はどこの国も多いですが、特に自国の女性が激しい男性だと、そこに強く惹かれるようです。
激情型で知られているのは、ベトナムの女性。「夫が浮気したら殺す」と公言するのは当たり前、本当に殺してしまうことも…。
浮気した夫や彼氏の性器を切ってしまったというニュースは、日常茶飯事ではないにせよ、新聞を目にした人が「またか」と言うほどには起こっているようです。
本当か嘘かわかりませんが、ベトナム人男性から聞いた話では、ベトナムでは切られた男性器をくっつける手術の技術が発達しているそうです…。
中には、一度切られてくっつけた性器を、また切られてしまった男性のニュースもあるのだとか。
切る女性もどうかと思いますが、二回切られる男も可哀想だけどマヌケすぎます…。
そんなベトナム人男性からすれば、浮気しても口で怒るだけで暴力をふるわない、もしくは夫の風俗通いを黙認するような日本人女性は天女レベルではないでしょうか。
また、激しさで言えば中国人女性も負けてはいません。
北京で、通りすがりの男女が、恐らくぶつかったぶつからないでケンカになったのを見たことがあります。
そこで、女性の方が男性を平手打ちにしたのにはびっくりしました…。だけど、周りの通行人はまるで当たり前のように好奇の目で見ることもなく、通り過ぎていた。
泊まっていた安宿でも、夜中にとなりの民家から夫婦ゲンカのような怒鳴り声がきこえてきて、女性が怒って食器を割っているような音がしていました。
中国人とケンカをするのはやめておこう。特に女性。そう思いました。
アメリカ・オセアニア
次に、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドでモテる女性の特徴を見てみましょう!
「ミステリアス」はマジックワード
アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドの共通点は何でしょうか?
どれも、歴史が浅い国だということです。長い歴史や文化の積み重ねから来る「深み」がない。
それをコンプレックスに感じているアメリカ・オセアニアの男性は一定数います。そんな彼らが惹かれるのは、深みを感じる、ミステリアスな女性。
明るく、オープンでフレンドリーな印象があるアメリカ人やオーストラリア人。
彼らの、オープンでフレンドリーな態度は、いわばプロテクターです。入植者が作った国において、「私はあなたの敵ではありませんよ」ということを示すサインなのです。
そいういう下地のある国には、日本のような「陰」や「わびさび」のようなニュアンスが存在しにくい。
だからこそ、そういう要素を感じる日本人女性には、計り知れないものを感じて惹かれるのです。
日本で「元気がない」と言われるようなタイプのあなたは、無理して彼らの前で快活にふるまう必要はありません。
逆にそのままのほうが、全てを見せない、含みがあるような雰囲気を演出できてモテると言えます。
ちなみに、外国人から「ミステリアス」という形容詞をもらうことは比較的、簡単だと思います。
ミステリアス=よく分からないもの、ということです。外国人であるだけで、そもそもよく分からない。
それに加えて、「…風が泣いている」とか、ナウシカのような意味深なことをつぶやいて、ふっと微笑んで見せればもう、「ミステリアス」です。
表面的にやってみるだけだと、そのうちボロが出ますけどね…。「あいつは『風が泣いている』しか言わないじゃないか」とか思われてね。
仏教や精神世界に詳しい
歴史や文化が浅いことにコンプレックスがあるアメリカ・オセアニア人男性たち。
同じ理由から、仏教や自国の歴史に詳しかったり、禅や神道について深く語れたり、スピリチュアルな日本人女性もモテます。
あまりにコアな話を熱心に語ると、日本の男はひきそうですが、アメリカ・オセアニアの男性に対してそんな心配はいりません。
それほどマニアックなことを語れないにしても、精神的なものって日本人なら誰でも、多少は下地としてあると思います。それを表現するだけでもいいのです。
その程度のことを言うだけでも、「インプレッシブ!俺の国の女性は物質的な子ばっかりで、そんなこと言わないよ」と感激のまなざしを向けられることが多々ありました。
仏像のことでも、日本食のことでも、相撲のことでも。文化や歴史、日本的な精神世界にまつわることで、何か1つでも「語りたい!」ということを持っている女子は強い。
込み入った英語が分からなくても、辞書片手でつたない会話でも、伝えようという気持ちは相手にも伝わるものです。
コケティッシュにふるまう女子
文化コンプレックスを持っているアメリカ人男性は、フレンチ・ガールにも弱い。
そもそも、アメリカ全体でフランスに対する憧れムードは濃厚です。力だけのガキ大将が、美とエスプリと成熟した雰囲気を持つ大人っぽい子に憧れるように。
アメリカでは、「フランスの女性は太らない」「フランスの女性はなぜおしゃれなのか」といった、「フランスもの」の本は安定した人気があります。
アメリカ映画で、アメリカ人男性の願望を反映したように、主人公が魅力的なフレンチ・ガールと恋をする映画もたくさんあります。
フレンチ・ガールのイメージといえば、色気があってコケティッシュで気まぐれ。
絶大な人気を誇る、あの海賊映画に出ているハリウッド俳優の妻もフランス人ですが、撮影をドタキャンするなどのワガママぶりを伝えるエピソードが多々あります。
そんなフレンチ・ガールのように、時にはクール、時にはホットになる読めない女の子は、アメリカ人男性の心をかき乱します。
コケティッシュなふるまいは、「日本人女性は従順でおとなしい」という固定観念を壊し、意外性で心に残ります。
日本人男性には「振り回されるのは嫌だ。ついていけない」と言われるような女性でも、アメリカではモテる可能性があるのです。
カナダ
アメリカと同じく北米に属するカナダですが、アメリカとはまた違う傾向があります。カナダでモテる日本人女性とは?
リベラルで、知的
アメリカと同じく、移民の国であるカナダ。だけど、カナダの方が移民政策はしっかりしていて、多様性に対する寛容的な空気があります。
冬にはマイナス40℃になる場所もあるような、厳しい自然条件の中で、お互いに助け合う風土が育まれているせいもあるかもしれません。
そんな国で育ったカナダ人男性は、バランス感覚のあるリベラルな人が多い印象があります。
カナダには、小学校からメディア・リテラシーの授業があるのは象徴的です。
メディア・リテラシーとは、テレビや新聞、インターネットなどの情報を正しく判断し、取捨選択できる能力のこと。
メディア戦略が強いアメリカの隣という地理条件において、メディアを使った強力なプロパガンダや情報操作に飲み込まれないようにする必要があったのです。
そんな背景を持つカナダ人男性には、「物事を冷静に判断でき、客観的に見れる女性」が好まれます。
お堅い感じで、恋愛は苦手そうな女性でしたが、とても知的。
彼と付き合うようになってからは、フランス系カナディアンである彼の影響で、「お互いにミヌー(子猫ちゃん)って呼び合ってるの(はぁと)」と言うようなノロケキャラに変貌していましたが。
日本では、男がとっつきにくいと思われているような頭の良い女性や、社会的地位の高い仕事についている女性も、カナダ人との恋愛においては何の障害もないのです。
アウトドア好き
国土のほとんどを、手付かずの自然が占めるカナダはアウトドア大国。
カナダ発のアウトドアブランドはたくさんあり、トロントやバンクーバーなどの大都市に行くとアウトドアショップが本当にたくさんあります。
大きな都市でも、町の中に緑があふれていて、少し車を走らせるだけでもう家はまばらになり、雄大な景色が広がるカナダ。
週末ともなれば、色んなアウトドアスポーツやアクティビティを楽しむ人の姿がたくさん見られます。
そんなカナダでは、アウトドアを一緒に楽しめる女性はポイントが高い。
日本からボードを抱えてスノボをやりにきちゃう女子や、バックパック1つでロッキー山脈にトレッキングに来る女子には、出会いと恋愛のチャンスがいっぱいです。
ヨーロッパ
たくさんの国から成るヨーロッパ。国民性もさまざまです。特に日本人女性がモテるのはどこの国?
ナチュラルで政治的・ドイツ
ヨーロッパで、一番日本人女性がモテる国は、おそらくドイツではないでしょうか?
というか、筆者の体感的に、ヨーロッパの男性とつきあっている日本人女性を思い出すと、圧倒的にドイツ人の彼氏が多い印象です。
そもそも、ドイツは日独伊同盟の名残なのか何なのか、親日家が多い。日本文化に対する感心も高く、来日するドイツ人の数もヨーロッパの中では多いほうです。
そんなドイツでモテる日本人女性の特徴とは、ナチュラルであること。メイクごってり、ファッション決めすぎの女性より、ナチュラルメイクやすっぴんが好まれます。
ビオ(オーガニック)や、ホメオパシーなどのナチュラルケアが浸透している国なので、自然派な女性も人気が高い。
また、世界的に見ても政治的関心の低さは驚愕に値する日本ですが、「政治とかわかんない」という態度はドイツではNGです。
中学生でも反原発のデモに参加し、政策について熱い議論を交わすようなお国柄のドイツ。政治的なことについて、意見を持っている女性が好まれます。
日本では、政治的な発言は控える…というような女性でも、ドイツ人相手だと心置きなく主張しても大丈夫。
そのかわり、ドイツ人は理屈っぽく論理的な話し方をする人が多いので、しっかり筋道の立った論を展開する必要がありますが。
いくつになっても女。フランス
さて、次は恋愛大国フランスです。
日本の漫画やアニメの人気が高いフランス。コスプレ愛好家も多く、日本人女性への関心は高いと言えます。
日本のアニメに出てくるような、小柄で童顔の女性を「日本的で魅力がある」と感じる男性も多い。
セクシーな女性も、フランスでは人気があります。といっても、やたら露出が多いのはただの下品。
フランス人女性は、フェミニンであることを大切にして、シンプルな格好をしていてもどこか女っぽさを感じさせます。
いくつになってもそれは変わらず、50代60代になっても、日本で言う「おばさん化」はせず、恋愛をしている。
母親になっても、自分のことをほったらかしで育児に髪振り乱すより、女であることは忘れないのがフランス人女性です。
そんなフランスでは、女であることを大切にしている女性がモテます。シックでフェミニンな格好をしていて、いつでも恋愛にスタンバイしているような雰囲気を感じさせる女性。
フランス人男性は年齢を気にしないことが多いし、日本人は若く見えるので、30代でも40代でも、物怖じする必要はまったくありません。
日本のモテとは似て非なるもの
いかがでしたか?世界でモテる要素は、容姿も性質的なものも、日本の基準とは共通するところもあり、ズレているところもあります。
日本で美しいとされるタレントや女優は、他の国でもそうであることは多いですが、全く違うこともあります。
例えば、日本では色っぽくて魅力的とされるぽってりした唇は、分厚い唇が多い国の男性からすればあまり評判がよくありません(東南アジア、アフリカなど)。
世界60億の人口の中には、あなたをそのままで魅力的だと感じる男性が、必ず一定数存在します。
臆することなく、世界に飛び込みましょう!