重い女には適わない?自立した女より重い女を好きになる男の心理
自立した強い女性がもてはやされる昨今。しかしながら、そんな強くて、たくましい彼女たちが素敵な恋を手に入れられているかと言えば、どうやら現実は違うよう。
「かっこいい女」と評されたくて、仕事にも精を出し、プライベートでも男からめんどくさいと思われないようないい女系を演じてみても、なんだか手応えを感じないというあなた。その考えと行動は的の外れた努力となっています。
「重い女は嫌われる」とはよく言われるものの、実際のところは、そうでもないみたいなのです。今まで目を通した恋愛指南書や男たちの言動がまるで嘘だったように感じられますが、男は意外に面倒くさくて、重い女を最終的に本命として選んでいるのも事実。
そこで今回は、なぜ?と思わず聞きたくなるその男心に迫るとともに、重くて面倒な女たちの生態についてもひも解いてみたいと思います。
なぜ男は重い女を結局選ぶのか?!
素敵な女性になりたくて、努力を重ねてきたつもりが、ここにきて、なんとなく手応えを感じないというあなた。しかしながら、素敵な女性って何なのでしょうか。女にとって、素敵な女性とは、男に依存せず、自分時間を楽しめたり、男にとって面倒なことを言わず、程よい距離感で付き合える女性という理想像を作り上げてしまっている部分があるかもしれません。
しかし恋愛という不条理な世界で、そのふんわりした「素敵」な女性が、必ずしも男心をつかむとは言いがたいものです。なぜならば、やはり恋に必死で、真剣なその「重い」女には、やっぱり適わないからです。
しかしながら、男たちは口では面倒な女は嫌いと言いながら、最終的になぜその選択を下すのでしょうか。その答えを知るために、男の本音心理をいくつかご紹介したいと思います。
愛されて、甘えたい!男が求める母性
幼児の頃は、実は男の子の方が、お母さんにべったりで甘えん坊な一面があります。女の子は意外にクールで、成熟も早いと言われます。小さな頃から、そういった傾向にある男性は、大人になってからも、どこかで母性を求める、甘えん坊さんが多いのも事実。
確かにまとわりつくような愛にはじめはうざったさを感じながらも、どこかでその愛情に甘え、心地よさを感じるようにもなります。重い女は面倒で嫌だと言いながらも、離れられなくなるのも元々強く母性を求める男性の性なのかもしれません。
愛にずるずると引き込まれる男の優柔不断さ
男は女性に比べて、繊細で、弱い生き物です。恋愛においても、ついつい心の弱さから、言うべきことが言えないまま、逆に相手を傷つけてしまうこともあれば、ふと気付いた時には、すでに後戻りができず、そのまま現実を受け入れてしまう・・・なんてケースもあります。
重い女に押され、ついついその愛情に甘えているうちに、ずるずると愛の沼地にはまり込み、その重い愛に自らを縛り、気付けば自分自身の相手への愛着を認めながら、すっかりその愛にひたりきることになるのでしょうか。
俺が必要と思う気持ちが原動力に・・・
男は求められることに弱い生き物の為、最終的には、責任という言葉に動かされ、自らのおさまるべき場所を見つける傾向にあるように思います。「けじめ」とか「責任」といった言葉で恋愛の最終決定を下せるのが男というものかもしれません。
重い女のその差し迫るような真剣さは、どこか男に「俺が必要」と思わせる部分があり、求められることが決して嫌いではない男にとっては、その女の愛情が原動力になるというケースが多々あります。
本気でぶつかれることが絆になる
重い女は確かに面倒くさいけれど、いつだって真剣で本気の気持ちで男にぶつかっていきます。確かに、お互いに程よい距離感が保てて、認め合えるような大人の関係は素敵かもしれませんが、やはり本気でぶつかって、お互いを理解しようと思う関係に比べたら、どこか味気ないものに感じるかもしれません。
そもそも愛とは面倒なものだからこそ、他の何かとは比べることのできない唯一無二のものになり得るわけであり、なかなか本音を伝え合えない大人同士だからこそ、そんな本気感に男が胸を打たれるということでしょうか。
男の心を打つ重い女とは?
男たちが重い女に捕われてしまう理由について、いくつか挙げてみましたが、しかしながら、重い、面倒くさいといわれるような女たちとは具体的に一体どういうタイプなのでしょうか。
もちろん重くて、面倒くさいだけの女だったと言われ、捨てられてしまう悲しい結末もあるかもしれませんが、ここでは、男の心に響く良いサンプルとしての重い女についてその特徴をいくつか挙げてみたいと思います。
かっこわるくてもいい!自分の気持ちには正直
イイ女を演じるよりも、相手への愛情をまっすぐ伝える彼女たちの姿勢は、男たちにとって重いと思う反面、けなげで、守ってあげたい存在にもなります。激しく感情をぶつけてきたと思えば、幸せや喜びを大きく表現してきたり、まっすぐで正直な態度は、かっこいいとか悪いという価値基準は無視して、自分の気持ちに正直に従っているだけ・・・。
もちろん始めは、そんな女性の態度に圧倒されたり、驚いたりすることもあるかもしれませんが、いつでもどこまでも真剣な彼女たちのまなざしに降参といわんばかりに引き込まれてしまうことになります。
何があっても一緒にいたいという覚悟
彼女たちの強い愛情こそが男たちの心を打つようになるのですが、その大きな理由としては、「何があっても、あなたを必要として、一緒にいる」という彼女たちの強いメッセージにあると思います。
元来、優柔不断で繊細な部分のある男にとって、そんな自分の弱さを認めて受け入れてくれる女たちの覚悟に結局ひれ伏すことになるのでしょう。
素直に弱さを認められる
男性の前で変に強がって、本音を隠す為に、逆の行動をおこしてしまうなんていう失敗パターンは誰しも経験があるかもしれません。そんな時は、素直に自分の気持ちや弱さを表現できたらいいのに・・・と後悔したりしますよね。
重い女である女性たちにとって、そんな強がりの後にでも、ちゃんと素直に自分の弱さを認められるということが、彼女たちの強みといえます。素直さも女性の弱さも男心をくすぐる武器なのですが、なんとなく今の風潮からして弱い女と思われるのが癪でついつい自分の気持ちに嘘をついてしまう女性も多いのではないでしょうか。
恐れず、相手に甘えることができることが、大きなポイントなのかもしれません。
嫌われても構わない!自分の気持ちに素直に・・・
恋愛において大切なのは、相手への愛情だからこそ、無理にいい女を演じたり、サバサバした態度を繕おう必要はありません。
確かに重い女は嫌われるというイメージはありますが、彼女たちの恋愛の姿勢は、すぐに距離を図ろうとする知恵のついた女性にとって、確かに見習うべき箇所はあります。相手の反応を伺い、嫌われないようにと格好をつけるよりも、自分の気持ちに正直に突き進むことで、相手をひきつける何かを生み出すことができるかもしれません。