きもいと言わないで!オタクの彼氏はこんなに素晴らしい8選
オタク、と聞くとどのようなイメージを連想しますか?秋葉原でリュックを背負った人でしょうか。それとも、部屋に引きこもってパソコンやゲームをする人ですか?イベントでコスプレしている人でしょうか。
今や、オタク文化は世界へ発信され、海外では「オタク=クール!」というとてもかっこいいイメージが定着しています。
以前の、根暗で閉鎖的な人々、というイメージは通用しなくなってきています。ここでは、もし恋人がオタク男子だったら、実はこんなに素晴らしいかも!という8つの提案をさせていただきます。
ヲタ男子には浮気の心配は少ない?
何か特別に一つの分野に造詣が深い人…オタク。その対象は様々で、アニメ・コミック・ゲームに限らず、特撮やプラモデルはもちろん、車や電車などあらゆるものにオタクは存在します。
オタク男子の中には、恋愛などさておいて、趣味に全力投球している人も少なくありません。また、女性には興味があるけれど機会がなく、半ば諦めている人もいるでしょう。
彼らにとって現在の恋人は、夢中になっている趣味そのもの。そこに、愛情と情熱を注ぎ込んでいるのです。
もし、そんな彼らが、趣味の次にあなたを指名してくれたなら。きっと、それまでとは違う恋愛を体験できることでしょう。
ライバルは、彼の趣味?
なんといっても、彼がオタクとわかっている限り、彼の趣味を尊重する姿勢が第一です。ただの趣味ではなくライフワークで、彼はそれがなければ生きていけないナイーブな存在なのです。
女性としては、自分だけ見て欲しい!とか、自分を何より優先して欲しい!という願望が先立つかもしれませんが、そもそも彼の優先順位は趣味が最優先の為、その点は予め諦めておくことが大事です。
しかし、そこで、彼の趣味をライバルとして標的に定めてしまうと、彼がもし天秤にかけた時には趣味を優先してしまうかもしれません。
他の女性には興味なし?
女性経験の少ないオタク男子であれば、あちらもこちらも、さらに趣味まで器用にこなすことは難しいようです。
もともとモテるオタク男子は別として、今まで趣味しかしてこなかった男性にしてみれば、今の恋人は大切な人です。もちろん、精一杯大切にしてくれるでしょう。
よく「このアニメのキャラクターと、私と、どっちが大事なの!?」と癇癪を起こす女性もいるのですが、彼の頭の中では、案外と現実と二次元の違いは区別されています。
男性は別の世界で区別できているものを、同じフィールドで戦わせることを嫌いますから、女性はあえてそこに触れないようにすることも意識していた方がいいと思います。「仕事と私、どっちが大事なの!?」と同じです。仕事も大事、彼女も大事なのです。
そこで、真面目なオタク男子であれば、浮気の心配も少ないでしょう。趣味に没頭している時間が最優先であれば、複数の女性と交際する余裕はないのです。
それに、一つの趣味に一途である彼が、一度付き合うと決めた女性を裏切るようなことは好まないと考えられます。その為にも、彼の趣味を尊重できる恋人であり続けることが重要です。
オタク=専門家?!その辺の人より人一倍知識を持っています
ある特定の分野であるにしても、知識の豊富な男性はかっこよく見えます。その知識が何の役に立つかは別として、自分の知らない知識を持っている男性は無条件で頭が良く見えるようです。
人は何か記憶する際、他の何かと関連付けて記憶することがありますが、一つの分野を掘り下げていくうち、必ず他の項目と連動する知識に当たります。
それを雑学と言ったり、豆知識と言ったりするかもしれませんが、どんな話でも関連がないように思えて実は何か関係していることがあります。
自分の好きなものとの関連性
電車が好きな彼であれば、きっと駅名や電車の車体の名前などよく知っていることでしょう。私は電車詳しくないから話しても面白くない…そうでしょうか?
もしかすると、昔高校の通学に使っていた電車や駅を詳しく知っていて、歴史や由来まで教えてくれるかもしれません。何も考えずに乗っていた電車の深い意味まで知ることができるかもしれません。
また、あなたも電車には興味がわかなくても、駅弁なら気になる、ということもあるかもしれません。というように、彼の趣味の中でも自分とリンクする部分が隠れていることもあります。
役に立つ専門知識
また、パソコンなど機械関連に強いオタク男子も多いでしょう。アニメやゲームをする関係でパソコンに詳しくなる男性も多いようです。
ちょっと機械のトラブルになったとしても、専門知識のある彼がいれば安心です。的確なアドバイスがもらえたり、少しのことなら直してくれるかもしれません。
また、電車オタクであれば、時刻表に詳しいのですぐ時間を調べてもらえたり、特撮オタクであれば昔見た子供番組の番組名など、すぐ答えてくれるかもしれません。
その分野に関しては専門家並みの知識があるので、いざという時に頼ることができれば心強いですし、彼にとっても頼られて嬉しいことになるでしょう。
付き合ってると見えてくる教養がある人とない人の差
彼がオタクであるのなら、無趣味ではない、ということになります。何かに興味を持って、常に貪欲に情報を欲しているオタクの彼なら、教養があるということになります。
対して、無趣味の男性は、あまり何に対しても興味も持たず、そこから知識を広めようとしません。テレビやネットで与えられた情報を鵜呑みにして、深く考えないのです。
知識を自分のものにして疑う
それは、単に記号として吸収するだけでなく、正しいか正しくないか、本当にそれでいいのか、という情報のろ過を行っているからです。
もし、オタク男子と一緒にテレビでニュースを見ている時に、彼女が
「へえ、こんな事件があったんだ」
とそのまま受け取っていても、彼は
「こんな時にこんな捜査をしているのは遅い、たぶんもう手がかりは掴めているはずだ」
と、テレビに向かって意見している場面があるかもしれません。
これも、事件に対して「へえ」と終わるわけでなく、その事柄について深く考察しているから出る意見なのです。
教科書を丸暗記しても、テストの点数は取れるかもしれません。ただ、応用できるまで知識を高めるということは、なかなかできないことです。
教養があれば人生が豊かになる
女性を喜ばせるロマンチックな言葉は知らなくても、自分の好きな物事に関する知識は頭いっぱいに詰め込まれているのです。
オタクとは教養の入口であって、どんな入口であれ、掘り下げると根本的な部分に繋がっています。そこから何か学べれば入口がアニメやゲームでもいいのです。
そんな教養のある彼と一緒に過ごすことができれば、新しく人生の楽しみを得られるかもしれません。また、彼の言葉で何かに気づかされる場面もあるかもしれません。
人生を楽しんでいる人の横にいられる、というのは何にも変えられない素晴らしい経験です。マニアックすぎてわからない、と放棄せず、何を言わんとしているのか注意深く観察してみましょう。
好きを受け入れてもらえない、ヲタ男子の苦しみ・・・
オタク男子の中には、理解者が得られず苦しんでいる人もいます。自分が好きだと思える世界が、世間には受け入れてもらえない、というのは辛いことです。
広めたいとか、もっと仲間が欲しい、という以前に、自分がこんなに好きだということを認めてもらいたいのだと思います。そんな彼らにとって、数少ない理解者でいることができたら…きっと大切にしてくれるはずです。
ミイラ取りがミイラになる?
彼の趣味を理解する為に、彼の目線と合わせることも重要です。彼が好きだというアニメを一緒に見る。ゲームをやってみる。電車に乗ってみる。
しかし、それらに楽しさを見いだせなくてもいいのです。彼の趣味がどんなものなのか理解できればいいだけなので、同じ趣味を持つ必要はありません。
たまにミイラ取りがミイラになってしまうこともあります。彼以上にそれにはまってしまう女子です。この場合は逆に、男性が身を引いてしまうことがあります。趣味を理解はしてほしいけれど、趣味を取られたくはないからです。
彼が好きなものを丸ごと受け入れる
例え、部屋に飾ってあるのがアニメキャラクターのポスターであろうと、サッカー選手のポスターであろうと、好きなものに夢中になっている男性は素敵という理解の仕方をすることが大事です。
それはある種、母親のような眼差しで見守る、ということに近いかもしれません。彼の理解者となれたのなら、きっと彼はあなたを大切にしてくれるはずです。
彼の趣味には深入りせず、優しく見守ってあげる
先ほど、ミイラ取りがミイラになる、の話にも関連しますが、彼を深く理解したいが為に、彼よりその趣味に没頭してしまい、いつしか彼がいなくなっている、ということもしばしばあります。
女性側としては、「彼と一緒に趣味を楽しめたらいいな」とか「彼の趣味のそばにいれば、もっと自分を見てもらえるのでは」という感覚があるようです。
しかし、実際多くのオタク男子は、自分の趣味はほっといてほしい、と思っているようです。それは、多次元の感覚があるからです。
女性は広く、男性は深く
高層ビルがあるとします。女性の場合は、ワンフロアを借りてを広く使うことができます。対して男性は小さなフロアを何階にも渡ってたくさん借りて使うことができます。
これは比喩ですが、情報として頭に入ってきたものを、どこに置くのか、どのように整理し、処理するのか。一人の人間が企業だとすると、その経営能力はそれぞれです。得意なこと不得意なことがでてきます。
女性は広く浅く、男性は狭く深く考えるのが比較的得意とされています。例えば女性の得意なこととして
- 同時進行で様々なことができる
- 複雑な仕事を効率よくこなせる
- 形のない情報も情報として入手できる
対して男性の得意なことは
- 一点集中型で狭く深く仕事をこなす
- 物事を分けて情報処理できる
- 形や数字のはっきりしたものを情報として入手する
女性は大きな部屋が一つ、男性が小さな部屋をたくさん持っているようなものです。女性は子供を生んで育てるという大きな目的がある為、一つの部屋で子育てしながら洗濯も掃除もしなければなりません。
また、子供の小さな変化など、感覚的に物事を捉えて実行しなければならないことも多い為、形のない曖昧な情報だとしても、それを情報として認識できるのです。
一方男性は、より多くの遺伝子をこの世に残すことや、外で狩りをして家族を養うという目的があります。より多くの遺伝子を残すには、たくさんの女性にモテることも必要で、その為に小さな部屋がたくさんあります。
部屋を分けることで、いろんな情報を分けて処理できる為、女性より頭の中は整理しやすくなります。切り替えがうまい、ということにも繋がります。各部屋に女性を整理できるので浮気しても悪いという感覚が少ないのです。
また、部屋が分かれているので、複数のことを同時進行で行うことになると、別の部屋を行ったり来たりしなければならず、大変な為、一つのことに集中する方が得意なのです。
リアル彼女と趣味は別物
そこがわからない女性は、「部屋を全部繋げて一つにしちゃえば、私と会いながら趣味も楽しめて一石二鳥じゃない!」と思うようですが、そうではないのです。
この部屋の分割は、生まれながらにそうなっているもので、今更壁を工事して部屋を一つに、というわけにはいかないのです。
無意識のうちに自然と分けられているので、女性の意見を押し付けても彼が困るだけでしょう。大切なのは、彼の邪魔をしないこと。彼が打ち込める趣味があることを認めることです。
サポートするとは
では、具体的に彼をサポートするとはどんなことでしょうか。それは、彼が野球部員なら、あなたがマネージャーになるというものです。
マネージャーは試合には出ません。練習も直接参加せず、部員の雑用をこなします。時には厳しい言葉や優しい言葉をかけます。試合には出ない代わり、よく周囲を観察して全体を把握します。
彼は、自分をいつも見ていてほしいと思っていますが、手出しされるのを嫌がります。自分で作っているプラモデルを途中から誰かが組み立てることが許せないような感覚です。
もし似たような趣味なんだから、同じでしょ?と思っても、彼の中では、明確に区別していますから、彼は彼の趣味、そこからは立ち入らない、と決めて、陰ながら応援することがいいかもしれません。
磨けば光るイケメンの原石?!
オタクの彼氏なんて、一緒に歩いてて恥ずかしいんじゃない?と思われる女性もいらっしゃるでしょうか。独特のファッションセンスのイメージがあるオタク男子。
しかし、それは彼が自分で(もしくは親が)選んだファッションセンス。あなたと付き合うことになったのなら、デートの時くらい違う服を着てもらうことは問題ないはずです。
隠れイケメンがいる
髪型がダサい、服装がダサい、と最初は感じるかもしれませんが、そのような外側の部分というのはいくらでも変えられます。
オタク男子の場合、趣味が一極集中であればあるほど、自分の身なりは気にしない場合があり、気にしていても、仲間と同調する服装となることが多い為、おしゃれではないように感じるのだと思います。
いつも同じ髪型でも、のびてバサバサになっていても気にしないですし、お母さんに買ってもらった服とジーパンさえ履いていれば間違いない、と思っている男性も少なくないでしょう。
しかし、ファッションに関しては、恋人から一言忠告が入っても聞き入れてくれるのではないでしょうか。せめて、デートの時くらいは、こんな感じの服を着て欲しい、と希望くらい言ってもいいでしょう。
今まで磨いてこなかった外見を、この時を期に磨くことによって、実はすごくイケメンだったり、似合う服装や髪型にすることで、自分のタイプの男性になる、ということもあるのです。
ファッションのアイデンティティ
しかし、彼らの服装を否定するのは、彼らを傷つけることもあります。お母さんが選んだ服をダサいと言えば、お母さんを馬鹿にされたように感じるでしょうし、自分で選んだ服でも、自分のセンスを否定されたように感じます。
じゃあ俺ってダサいの?ということになりますので、そうではなく、デートの時くらいは彼女のリクエストに応えてくれてもいいじゃない?というスタンスで臨みましょう。
少しでも自分のことを否定されるのは気分がいいものではありません。また、ファッションに正解はないので、ダサいと思っていたものも、回りまわれば最先端ファッションの可能性だってあります。
彼の自分の時間は、どんな服装でいても髪型でいても自由なので、やはりそこも、一定のラインから先は立ち入らないようにしましょう。
一人の時間でも気兼ねなく楽しんでくれる
オタクな彼氏の場合、趣味が充実しています。恐らく、自分自身の趣味が優先で、彼女のことはその次くらいの優先順位かと思います。
一つのことを夢中に追いかけている為、彼女としては「自分のこと、あんまり見てもらえていないのかな」と思うかもしれませんが、そこには利点もあります。
長く付き合っていられる
男性とお付き合いする際、付き合い始めから毎日合うようになったけど、すぐ飽きて別れた、という話をよく聞きます。
また、付き合い始めはいつも会ってたけど、なかなか会えなくなってから、彼がすぐに浮気を始めた、など。親密な付き合いだからこそ、密着感が出てしまうのです。
短い時間で相手をよく知りたいと思うのですが、全部知ってしまうと魅力を感じなくなることがあります。また、あまりにも一緒にいる時間を求めるばかり、穴があいた時に他の女性で穴を埋めようとすることもあるでしょう。
その点、オタク男子の場合は、あなたと会えない時間が長くあっても、その時間を趣味に当てることができるので待っていてくれます。
また、自分の持っているパワーを、他に趣味のない人は100%彼女に注ぎ込むかもしれませんが、オタク男子はそのパワーを趣味に放出している分、適度なパワーで彼女に接することができます。
例えば結婚したとして
これから、まだ先の話とはなりますが、もし二人が結婚したとして想像してみましょう。長く一緒に暮らすことになれば、倦怠期も訪れるでしょう。
また、子供ができれば、奥さんは旦那さんのお世話ばかりもしていられません。その間、もし無趣味な男性ならば、きっと他の女性に目移りもするかもしれません。
子供ばかり構って、自分には構ってくれなくなった!とダダをこねる男性もいます。忙しくて必死になっている奥さんにしてみれば、何言ってるんだこの人…とカチンとくることもあるでしょう。
その点、オタク男子の旦那さんであれば、奥さんに構ってもらえなくても自分一人で趣味を楽しんでくれます。本当なら家事育児にも参加してくれるのがありがたいのですが、それは二の次。
また、老後も、子供達の手が離れて夫婦二人になると、毎日顔を突き合わせているのはしんどいそうですが、彼が趣味であちこち出かけてくれれば、奥さんも気が楽でしょう。
純粋でまっすぐな男性が多いかも??
オタク男子の中には、誠実で純粋な男性も多いようです。全員がそうかと言えば、必ずしもそうとは言えませんが、一つの分野を深く掘り下げる人は、その他の分野には盲目な分、誠実で純粋、と言えるのではないかと思います。
というのも、真面目でなければその道を追求する、というのは難しく、あちこちに目移りしない、という点では誠実さが必要であるからです。
一見オタク、その実態は?
オタクにも様々いますが、女性はもしかすると「あ、この人オタクなんだな」と思った瞬間、サーっと身を引いちゃう人も少なくないでしょう。
オタクは時に、自分の得意分野の話ばかりして、女性の話を一切聞かなくなってしまうなど、コミニュケーションが不得意な人がいます。
しかし、オタク男子にしてみたら、自分の得意分野の話ばかりしてしまうのは、自分に興味を持ってもらおうというアピールなのであって、それが不器用なので一方通行になってしまっている、ということでもあるようです。
自分をよく見せる、という方法がわからない人も多いのだと思います。しかし、それはあくまで表面の話。その中の人間性はどうなのでしょうか。
人間性とか、その人の本質、というのは長く付き合わないとよくわからないものだと思いますが、表面がオタクだからと言って「なし!」と拒否してしまうのはもったいないのです。
興味を持ってよく観察
女性を喜ばせるようなことは知らないかもしれないので、優しくなかったり自己中に見えるような行動も多いかもしれません。
しかしそれは、下心を持って優しくするような男性と比べても大差ないのです。よく見ていると、もしかすると「あれ?」と思う瞬間があるかもしれません。
筆者の経験ですが、あるアニメオタクの男性とデートした際、彼がカバンにつけているたくさんのアニメキャラクターのキーホルダーを指差して、どれが好き?というので、唯一知っているキャラクターを指さしたら躊躇なく、それをくれました。
大切なものじゃないの?と聞くと、大切なものだからあげるよ、と言われたときにはキュンとしました。不器用でも、彼なりに精一杯の表現をしたことに感動したのでした。
不器用な分ストレートで、誠実な人が多いのがオタクなのかな、と経験上思っています。中にはそうではない人もいますが、オタクはよくない、というのは違うなと思いました。
人には意外性とか、二面性と言われるような、いつも見ている部分とは違う面があります。誰しも、もしかしたらオタクの部分というのを持っていて、それを生かせていないだけかもしれません。
オタク男子の中には、本当は恋愛したい、恋人が欲しいと思っている人も多いようです。女性が何か偏見を持っていれば、彼らは否定されたような気分になります。
オタクに対する偏見を捨てて、まっさらな気持ちで見てみれば、今まで知らなかった新しい世界が開けるかもしれません。