普通で良いはNGワード?苦戦中20~30代婚活女子の恋愛事情

誰かを紹介して欲しい、彼氏が欲しいという割に、誰とも付き合わない友人、あなたの近くにもいませんか?無理難題を言っていないにも関わらず、なかなか彼氏が出来ません。
じゃあ、どんな人が良いの?と聞いてみると、彼女達は大抵こう答えます。
「普通の人で良いのだけど…」ここで彼女達が言う普通の人とは次の通り。
- 特別不細工でなければいい
- 借金は論外だけど、貯金がそんなに多くなくても普通であればいい
- 大手企業勤めでなくても普通に仕事をしていたらいい
いったい何が原因なの?隠された彼女達の事情とは・・・!
「高望みしすぎ!そんな人いるわけない!」と誰もが呆れるような高い理想内容でもない、要望というよりは、「皆が当たり前」に思っている条件で、むしろすぐに見つかりそうです。それにも関わらず彼氏がなかなか出来ないというのなら、彼女達に原因があるのでしょうか?
いいえ、彼女達は外見もスタイルも平均より高めだし、その上性格だって良く、友達も多いです。「男は顔よ!」「ケチな男は嫌!デートではおごって欲しい!」とハッキリ希望を言う女性よりも要望は控えめで、謙虚ささえ感じます。
「普通で良い」って…?
彼氏が出来ないのは何故なのでしょう?原因は、彼女達の言葉にあります。そう、この「普通で良い」という言葉は、彼氏が欲しいなら言ってはダメ。
実は、「どんな人でも構わない」というニュアンスとは反対に、「普通で良い」は一番厄介な条件で、恋人作りにはとっても遠回りになってしまうNGワードなのです。
そもそも普通っていったいどんな人なのか?
そもそもの話し、普通は誰が決める、何に対する普通なのでしょう?普通というのは個人の主観で全く違います。
例えば、1ヶ月のお金を使う量を考えてみてください。お金持ちと貧乏人では「普通」に差があります。恋愛におけるメールの量や頻度にしても、恋愛依存型の人と、そうでない人とでは「普通」の連絡頻度に差がありますよね。
つまり、あなたの「普通」は皆のそれとは違うのかもしれません。
紹介する立場から見ると…
「普通」の基準はその人の生活環境や性格、主観等で全然違います。このことから、「普通の人で良い」と言われても、具体的にどんな人を紹介すれば良いのかピンとこないことが多く、紹介されないままになってしまうパターンが多いようです。
「普通の人」がいたとしても…
仮に、本当に何もかも普通の人がいた場合、その人の印象は「無難だけれど、何か今ひとつ物足りないイメージ」です。その為、紹介するほどの太鼓判!という訳でもなく、なんとなく自信が持てず、「こんな良い人いるよ」と紹介話には繋がりにくいようです。
要望はハッキリ伝える
このように、普通の人がいてもいなくても、「普通で良い」という人は彼氏に繋がるような紹介の機会になかなか恵まれません。この時点で、ハッキリとタイプを言う友人よりも紹介してもらえる確率はグンと下がってしまいます。
「こんな顔が良い!」「この職業の知り合いいない?」「こういう趣味の人と知り合いたいの」と具体的に伝えている人は、的を絞っているので、紹介者の男友達に該当者がいる場合、どんどん話が進みますよ!
隠れ該当者が聞いているかも
具体的な話を色んな人にしておくと、意外と近くに隠れた該当者が見つかるかもしれません。
- 実は自分もそういうことするの好きなんだ。今度一緒に行かない?
- 趣味サークルの友達を紹介しようか
- 自分は違うけど、知り合いでそういう人いるよ
など、今までプライベートな話を会社ではしていなかった、女性にはウケないかもと思って同性の友人にしか話していなかったという男性は意外といます。
その人自身が隠れた該当者として名乗りをあげてくる可能性もありますし、その人は違うけれど、そういう友人がいると縁を運んでくれるかもしれません。
付き合うまでいかなくても…
結果的に付き合えなくても良いのです。その男性の友達、先輩、知人…同じ趣味を持つ人と仲良くなれば、その男性と親しい人も同じ趣味の可能性がありますし、1から自分で探すよりずっと幅が広がります。
自分の中での優先順位がハッキリする
相手に求める譲れない条件を持っている人は、例えそれ以外の条件で少し不利なことがあったとしても気になりません。
男性に世の中のほとんどの女性は、高収入とまではいかなくても自分よりは稼いでいる男性とお付き合いをしたいものですよね?
しかし、会社での多忙な毎日の中、早く帰ってきている彼が作ってくれるご飯を食べることが何よりも幸せだと感じる彼女は、彼氏の年収が自分より低いことなど全く気にしないかもしれません。
このように、自分の中でコレ!というものがあれば自分の理想について、取捨選択がうまくできます。「これがあるから私、気にしないわ!」 という風に。
譲れない条件を考える
逆に、コレ!という譲れない条件がないと、「ここはいいんだけど…」「あれがちょっと…」「もうすこしここが…」とダメなところばかりが目につきます。そうなると、友人達からも「誰でも良いって言ったじゃない!」と呆れられてますます紹介話はなくなります。
「普通で良い」は高すぎる理想ではないですが、「譲れない条件」がないからこそ、それに相当する「納得の妥協ポイント」は結局見出せないままになります。全部が普通以上、悪いところは何もない人なんて、まずいないのですから当然です。
素敵な出会いを早めるために!
もし、早く彼氏を作りたい!それも出来るだけ好みのタイプを!と思っているなら是非、自分の中で相手に対する「譲れない条件」を友達に伝えてみたらいかがでしょうか?
少なくとも、ただ「普通で良いの」というよりも、紹介者が的を絞って話を進めてくれる可能性、知人がその条件の人とつながりを持っていることが分かる可能性があります。
結果的に良い人となかなか巡り合わなくても、好きなことを共有する友人が増えることで充実した毎日を送り、輝く女性になっているかもしれません。
「普通の人で良いんだけど…」はもう辞めましょう!ハッキリと要望も伝えて、積極的に周りと関わってみましょう。「普通の人でいいのに、全然いないなー」と嘆く今よりも、もっともっと素敵に楽しく毎日を過ごせるチャンスは十分に期待できますよ!