「彼と会えなくて寂しい」という気持ちに負けない自分の作り方!

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付き合った当初はラブラブで周りから囃し立てられたほど。
でも今は……会える時間が減っている! 何で?どうして!?
そんな小さな疑問から膨らむ不安。それが大きなマイナスな感情へと変化。

自分では感情を制御しきれなくなり『別れる』という選択に至ってしまいます。それはあまりにも安直な答えの出し方。無理して付き合う必要はありませんが、だからと言って簡単に手放して良いのでしょうか。

悲しい道は誰もが選択はしたくないはずですが、感情というものは中々思い通りに動いてはくれないもの。感情が溢れ出す前に対策を知っていれば、防げるものもあります。

ここでは、気持ちに負担を掛けない為の男性に対する理解と、モヤモヤが溜まってきた時のケアの仕方を紹介します。

会えない=別れは早とちり過ぎ

1人1人生活の中にはそれぞれ自分のペースが存在しているように、恋愛においても同じことが言えます。実は生活の中には自分の気付かないような無意識のペースがあちらこちらに転がっています。

例えば食事。職場の人達と食事する時や時間に縛りがある時は、周りの様子を伺いそれに合わせて自分の食事のペースを調整しますが、プライベートの空間では自分に合ったペースで食べます。早い人は5分や10分で食べ、遅い人は30分以上かけて食べる人もいます。

更に歩く速度にもペースがあるのは誰もが知っている事でしょう。人と歩くとき嫌でも知ることになりますよね。私は歩くのが非常に遅く、人と歩くときは少し早めに歩くことを心がけています。早い人は速足かというほど早いです。

他にも

  • 喋るペース
  • 考えるペース
  • 本を読むペース

挙げればきりがないほど私たちの生活には、マイペースが存在しています。
その中に人と関わることでのペースも含まれており、毎週のように友達や恋人に関わらず人と会っていたいという人もいれば、基本1人の時間を大切にしたいという人もいます。

皆でワイワイやるのが好きな人は常に人と楽しいことをするのを望んでいるか、寂しがり屋の傾向が強いです。1人の時間を望む人は、大人数を苦手としています。振る舞いはTPOを考えて装いますが、周りへの配慮でいっぱいいっぱいで、心から楽しむ余裕はありません。

今現在、もし彼に会えない時間が増えてきた……と不安に感じている人は、彼の普段のペースを見直してみることが必要です。

付き合うまでは、獲物を狙うハンターのごとくあの手この手で攻めて来てくれていたかもしれませんが、男性は追わなくても大丈夫と心から安心してしまうと、徐々に自分のペースに戻ってしまうのです。

付き合っている彼や気になっている男性がどのようなペースの人なのかを、分析して早とちりな考えに行きつかないように心がけてみましょう。

波立つ心を思いやりの心へ

女性は感情的、男性は理論的という言葉は何度か耳にした人も多いかと思います。
全員に当てはまる訳ではありませんが、大半の人には当てはまるものです。

女性は感情を表現する事で周りに可愛がられますし、母親に成るためにも必要な要素です。赤ちゃんが1番慣れ親しみ目にすることが多いのは、母親の感情(表情)です。それを見て、子供は感情を学び自然と身につけます。

ですから、女性の方が男性に比べ感情的と言うのはあながち間違いではありません。
そして感情が豊かな分、心のアップダウンが激しいというのも仕方無い部分です。

彼と会えないことで不安を感じたり、何だか分からないけれどイライラしたり、目まぐるしく変化する感情を放置してしまっては、知らず知らずのうちに感情に呑まれてしまい、即物的な決断しか出来なくなってしまいます。

どんな人も感情のコントロールは難しいもの。それだけ心と感情は密接しているということが言えます。感情を自ら上手くコントロールすることが出来れば、嵐のように荒れる心に穏やかな空気をもたらすことが出来るようになり、感情に呑まれることは減るでしょう。

では、そのようになるためにはどうしたら良いのか――。

誰もが抱く疑問ですよね。
ここでは3つのステップを用いて、気持ちを紐解いていき彼と会えない間の時間を不安に怯え過ごすのではなく、自分の心と向き合い内面から女に磨きを掛けていきましょう。

1 感情への理解

まず1つ目のステップは『感情』というものについて考えてみましょう。
感情的、感情表現など普段から使っている言葉がありますが、具体的にはどんなものがあるのでしょうか。

喜び   悲しみ   驚き   恐怖   諦め
勇気   恨み    期待   嫌悪   愛しさ
快感   感謝    怒り   嫉妬   軽蔑   etc…

ざっくりと身近なものを上記で挙げましたが、皆さんに馴染みあるものばかりだと思います。

プレゼントを貰って嬉しいと感じたり、喧嘩して怒りを感じてみたり、彼と仲良くしている女性を見て焼きもちをやいたりするように、物事や人に対して感じるものを『感情』と言います。

これは自分だけのものです。他の誰のものでもなく、喜びを感じた貴女だけのもの。悲しみを感じた貴女だけのもの。嫉妬を感じた貴女だけのものです。

そして、その感情は表情や行動などを通して人に伝わるもの。それらで表現しない限り周りの人と以心伝心でない限り周りに伝えることは出来ないものという理解が必要です。

2 今感じている感情を整理

2つ目のステップです。今貴女が感じている感情はどんなものでしょうか?
1つとは限りません。感情は複数の小さな感情がいくつも集まって、強い感情を作り上げているので、1つ1つ再確認していきましょう。

どんな出来事を通して、感じた感情なのかという探し方でも良いと思います。

おおよそ今の自分の心にある感情が出そろったら、今度は「オレンジ色のカゴ」と「紫色のカゴ」があることを思い浮かべ、感情の単語からイメージされる色のカゴへ分けていきましょう。

「オレンジのカゴ」と「紫のカゴ」どちらに入った感情が多かったですか?

「オレンジのカゴ」が多かった人は、その感情を今度は彼に返してあげましょう。
言葉のキャッチボールと同じように、人の気持ちもキャッチボールすることで関係は大きく変わってきますよ。

「紫のカゴ」が多かった人は「オレンジのカゴ」に入りそうなイメージの感情を彼に与えましょう。直ぐに見返りを求めるのではなく、彼が喜んだ姿や楽しそうな姿を思い浮かべながら与えてみてみましょう。

3 彼へ思いを寄せる

仕上げとなる3つ目のステップは、彼へ気持ちを寄り添わせてみること。
「今会えていない」という現象に囚われ過ぎてはいけません。冒頭に書いたように、人それぞれペースがあるということは忘れず、彼の人柄や性格をピックアップします。

普段話している時の彼、ふとした時に見せる彼の姿、周りに人が居る時の彼の対応や態度など。場面ごとに人はそれぞれ違う表情を持っています。

もしかしたら貴女の前では『可愛い彼』で、職場では仕事をバリバリこなす『カッコいい彼』の姿になっているかもしれません。それは彼だけでなく、勿論貴女にも言えること。

彼の前では可愛い自分で居たいと思い、職場では頼れる社員または出来る人思われたいと思っていませんか?

時と場所と状況に応じて行動するのが、一般的に大人と言われる人達の普通でしょう。
そのことをきちんと理解し、自分の思いをぶつけるだけではなく汲み取ってあげるようにしてみませんか?

彼への理解が大切……

一方的というのはどんなことでも寂しくて辛くて苦しいことです。
しかし、その一方的な気持ちの部分に相手の普段見せる笑顔や仕草を考える時間を入れてあげるだけで、気持ちのあり方は随分と変わってきます。

彼へのあなたの気持ちは勿論大切なことですが、理解する努力無くしては人どんな人とも付き合うことは出来ませんので、現状に悲観的にならず彼への理解をあなたらしく示してあげてみましょう。

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