【恋愛の失敗パターン】戦略をたてる女と駆け引きが嫌いな男たち
今回もダメだった・・・気になる男性と「いい感じ」にはなるのにつき合えない。いったい私の何が悪いの?
楽しく話をし、デートまでこぎつけたのに「あと一歩」のところでおつき合いに発展しない惜しい女性。理由が分からないまま失恋し続けるのは辛いものですよね。
今までのやり方で上手くいかない理由とは何か?それは恋の戦略が完璧すぎたことが原因かもしれないのです。
何が悪いの?恋愛の失敗パターン
どうしても好きな人と両想いになれない。失敗を繰り返せば誰でも臆病になるものです。
でももし、アプローチの仕方に問題があるとしたら・・・?実らない恋に悩む女性の例を見てみましょう。
A子のアプローチ作戦メモ
安全を確認したところで、彼にファーストコンタクト。リサーチ結果をもとに、仕事や趣味の話をしていく。そしてよく話す間柄になったら食事に誘う。
けれどその後ぱったりと連絡を断って、彼の気持ちをザワつかせる。相手の反応をギリギリまで伺ってから、いよいよ最後のアプローチ。これがいわゆる押して引いての「かけひき作戦」
ちなみに相手に合わせたキャラ設定も欠かさないこと。ベースとなるのは、いつも明るく前向きな「ポジティブな女性」
それに加えて、彼が年上なら「あまえんぼ作戦」年下なら「おねえさん作戦」同じ年なら「女らしい一面作戦」を使い分けて実行すること。もちろん合間には、さり気ないボディタッチを挟んで・・・
作戦は完璧。いける!これなら絶対にいける!A子の頭の中には成功までの道筋がくっきり浮かんでいるようです。
作戦は完璧!いざ出陣
A子の作戦は至って順調に進みました。恋のお相手は勤務先で知り合った、取引先の営業マンです。
リサーチの結果、未婚で彼女なし歴は半年。彼の取引相手がA子の同期だったこともあって、情報はあっさり入手できました。趣味はスポーツ観戦で、特に好きなのはサッカーとテニス。A子はすぐさまネット検索、主要ニュースを頭に叩き込みます。
同僚の協力もあって、プロジェクトの打ち上げに参加したA子。お酒も進み、場が打ち解けたのを見計らって彼に話しかけます。話題はもちろん、予習ばっちりの「スポーツについて」です。
話は予想通り盛り上がり、打ち上げが終わる頃には彼のアドレスをゲットすることに成功。しかも彼から「次はふたりで会いませんか?」とお誘いまで受けたのです。
気づけば負け戦ばかりの女
それからのふたりは、A子の筋書き通り。二人きりでの食事デートを2回重ねつつ、ふたつ年上の彼に「あまえんぼ作戦」プラス「さり気ないボディタッチ」を駆使。
そして作戦はクライマックスを迎えるのです。それまでは日に何度か送りあっていたメッセージをやめ、デートの誘いには「ちょっと考えたいことがあって・・・」と思わせぶりに返信。そしてある日突然、A子は彼との連絡を断ちます。
そんなことを2、3度繰り返したところでA子は彼を呼び出そうとメッセージを送ります。そう、さんざん焦らせた彼に思いを伝える時がきたのです。
スマホを握り締め返信を待つA子。しかし「お会いできますか?」のメッセージに返信がくることはありませんでした。告白前に相手が姿を消す、いつものパターンです。またしてもA子の恋は終わりを告げたのでした。
これが一番!恋愛の成功パターン
戦略に翻弄されるA子のような女性たち。しかし一方で、いとも簡単に恋人を作ることができる女性たちもいます。
しかもそれは「好きな人」との両想い。いったいなぜ?どうやって?その謎に迫ります。
B子のアプローチ方法をインタビュー
自分を避けていないのがわかれば話は早いです。日にちを指定してデートを申込みます。社交辞令にならないためにも「いついつ」と指定するのは忘れずに。雰囲気のいい、行き慣れたお店をチョイスします。
お酒が好きな彼なら、ぐいぐい飲めるお店。食事を楽しみたい彼なら、評判のいいビストロあたりがベター。あとはその場の雰囲気にまかせて、自分も楽しむことですね。短時間で仲を深めるには、自分も盛り上がることが肝心ですから。
かけひきやキャラ設定はしないこと。あとあとバレてはイメージが下がるだけですし。何よりデートに集中できません。しいて言えば「相手との価値観」が似ているかどうか、そこだけは真剣に見極めるようにします。
楽しく飲めれば必ず次はあります。三段跳びでいきなりつき合うことになっても、それはそれ。じっくり時間をかけるのが、必ずしも正しい恋愛とは言えないんじゃないですかね。
ムダを省いて速攻アタック
B子の恋はいつも短期決戦。じりじりと時間をかけては散っていく女性たちを横目に、いとも簡単におつき合いまで発展させます。今、気になるのは友人の結婚披露宴で見かけた男性。
「二次会、行かれますか?」B子は彼に話しかけます。突然話しかけられて驚く彼に「彼女さんがいないなら、ご一緒したいなと思って」そうニッコリ笑いかけるB子。披露宴のハッピーな雰囲気に高揚している気分、このチャンスを逃す手はありません。
まるで逆ナンのような誘いに、彼はまんざらでもなかったようです。「じゃあ行きましょうか」とすんなりOK。二次会の会場に向かうまでの間に、B子は一気にスパートをかけます。興奮が冷めないうちに勝負するのがコツなのです。
いつでも勝率ナンバー1の女
こうして彼の時間を手に入れたB子。彼の気が変わらないうちに、次はB子自身に興味をもってもらう必要があります。そんなとき心に響くのは偽りのない正直な言葉です。
そこでB子は「素敵だなって遠くからお見かけして。びっくりさせてごめんなさい」とフォローを入れます。「もう会えないって思ったら話しかけちゃいました」ドキドキした気持ちを隠さずに伝えるB子。
会場に着く頃には彼にもちゃんと好意が伝わり、いい雰囲気になったふたり。二次会の盛り上がりをよそに楽しく会話が進みます。そしていつの間にか場はお開きに。彼はもちろんB子を帰すつもりはなく、二人きりの三次会の始まりです。
男の本音を聞いてみた
A子さんからは未だに連絡がきますけど、スルーしてます。悪い人じゃないんだろうけど、なんか途中から面倒になってきちゃって。
好意がある感じでさんざん盛り上がったのに、二軒目行かないとか言うし、いきなり連絡がとれなくなったあたりで確信しましたね。マニュアル通りに仕掛けてくる人って本当にいるんですね。
最初はびっくりしましたよ。女性から声かけられるなんて、ないでしょ普通。披露宴で気分も盛り上がってたし、まぁいいかなって軽くOKしちゃいました。
だけど彼女、話してみたらすごく気があって。酔った勢いだけで誘われたんじゃないのがわかったら、一気に惹かれていきました。出会いはインパクトありましたけど、声かけてもらってよかったです。今も仲良くやってますよ。
時には女性からグイグイ行くことも大切
慎重なA子とは対照的に、恋に奔放かのように思えるB子。けれどB子のような女性たちは男なら誰でもいい、いわゆる「たらし」タイプの女性ではありません。
恋のチャンスを引き寄せ、自らの手で成功を掴む。そのためにはタイミングを逃さない行動と「攻めの勇気」が必要なことを、彼女たちは知っているのです。