男友達に紹介してくれない?…彼氏が紹介したくなる女になる方法
付き合い始めて、うまくいってる…と思っているけど、彼が全然、自分の友達に私を紹介してくれない…。もしかして、私と交際してること、隠してるのかな。そんな不安がよぎった経験ありませんか?
彼の友達に「俺の彼女です」と紹介してもらうということは、交際を公にすること=公認の仲、ということで付き合っていることにも自信が持てますよね。
もしかして私は本命じゃないの?私との交際を隠さなければいけない秘密があるの?と、勘ぐってしまいがちですが、そもそも彼が「友達に紹介したくなる彼女」とは、どんな女性なのでしょうか。
そこで、彼が友達に思わず紹介したくなる女になる方法を、男性目線になって考察してみましょう。ちょっとした工夫で、彼の気持ちが変化するかもしれません。
1、男友達に勝ちたいという心理
男性は男同士では「勝ち・負け」を意識していることが多いようです。必然的に、男友達は友情で繋がりながらもライバルです。
口に出しては言いませんが、一つ一つの物事に対して「俺が勝ったな」とか「今日は俺の負けだな」などと思ってしまうようです。
当然、付き合っている彼女に関しても、男友達に紹介する際は、スペックを競う対象となってしまいます。スペックとは、すなわち
- 外見(かわいいかどうか)
- 職業、学歴
- 性格(社交的かどうか)
この3つの項目を、男友達の彼女と比較されてしまいますので、負けたくない彼にしてみれば、点数が低いと思うと紹介したくないと思うでしょう。
自慢できる要素
女性と比べると男性は、物事を数値化して考えることが多いようで、上記の3項目に関しても、しっかりと点数をつけていることがあります。
しかし、点数というのはあくまで比較対象に使うもので、付き合っていてどうか、というのは相性の問題もありまた別の話です。
ようは、この女性のここが素晴らしいと誇れるかどうか、です。特別に顔が可愛いとか、高学歴だとか、どこに連れて行っても笑顔で明るいとか。どれか平均を上回る要素を自慢したいのです。
どれも平均点以上だったら、もちろんすぐ紹介したくなるのかもしれませんし、付き合っていて最高だとは思うけど自慢できる部分がない、ということだとなかなか紹介してくれないかもしれません。
友達の彼女との比較
また、友達の彼女を見た時に「俺の付き合ってる彼女より可愛い!」と思ってしまうと、紹介しづらくなるかもしれません。
友達に紹介する、という段階になると、まるでゲームでレアカードを持ってるとか、コンプリートできたとか、そういう話題と大差ないものとなります。
家庭的で穏やかで優しい彼女より、モデルをやってる美人の女性や、現役スチュワーデスの女性、東大出身の女性の方が自慢するカードとしてはレアです。
もし、長く付き合っているのに、一切紹介することがなければ、彼の中で女性としての点数がどのようになっているか、確認してみてもいいかもしれません。
2、安定した交際をしている
いざ付き合うことになったけど、なかなか紹介してくれないのなら、彼がこんなふうに思っていることがあるかもしれません。
- 付き合ってまだ間もないから早いと感じている
- 本当に付き合っているのか不安を感じている
- 付き合ってはいるけど、実際はなかなか会えていない
- まだ彼女のことをよく知らない
彼の中でも、彼女との関係がまだ不安定の場合、紹介しようとは思いつかないのかもしれません。彼女としてみたら、女友達に「付き合うことになった彼です」と紹介するのは他愛のないことです。
しかし、責任感のある男性なら、そう簡単には公言できないのが本心です。付き合うとはどういうことなのか、契約関係ではないのでより慎重になるはずです。
すぐに別れたら…恥ずかしい
もし、友達に紹介した後すぐに「別れました」となると、辛い思いをすることになります。馬鹿にされるかもしれません。
また、すぐに別れるような軽率な男、という烙印を押されてしまうことにもなるでしょうし、女に逃げられた弱い男として、自分の点数が下がる可能性もあります。
つまり、男性にとっては事実付き合っているかどうかより、公表した時の自分の評価を気にする面もあるでしょう。
そういうこともあって、遊びで付き合っている彼女は、彼女として紹介することはありませんし、その場限りの関係も、彼の中では恋愛にカウントしていない可能性があります。
裏表がある人
人によっては、彼女の前と友達の前では、見せる顔を変えていることがあります。彼女の前では男らしくふるまっていても、男友達の前ではへらへらしているという感じです。
家にいる時の姿を見られたくない、というように、公私を完全に分けている人もいます。この場合、紹介することで彼女との関係が不安定になることを恐れています。
方言を話す人達と、標準語で話す人たちの中にいると、たまに自分がどっちの発音で話しているのかわからなくなることがありますが、頭が混乱します。
彼女にしてみれば、「私といる時と違う!何か隠し事してるみたい!」となりますし、友達も「お前いつもと違うぞ」ということになります。
何にせよ、焦って彼女の方から「紹介してよ」と詰め寄ってしまうと、彼が苦しくなるだけですので時間をかけて安定した交際になるのを待つ、というのも一つの方法です。
3、取られたくない!
男性から見て、射止めた女性の気持ちをキープし続けるというのは難しく、握ったら潰れてしまうし、離したら飛んでいってしまうやっかいなものです。
そこで、他の男は見ないで俺のことだけ見てろ!とは言えませんので、それを遠回りにどういう行動に移すか、思案することになります。
誰にも見せたくない
大事なものほど隠しておきたくなる人がいます。彼女はもっと自分を見せてもいいと思っていても、彼は彼女のことが大切すぎて箱にしまっておきたい、と思っているかもしれません。
男友達に紹介すれば、必然と他の男の目に触れることとなります。変な気を起こした友達が、彼女を奪ってしまうこともあるかもしれないのです。
デートもなるべく人目につかない場所を選び、自宅まで迎えに行って、帰りも自宅まで送り届けるような律儀な彼の場合、そのように考えているかもしれません。
俺のものアピール
同じ考え方で、すごく可愛くて大好きな彼女を、予め公表してしまう男性もいます。付き合うことになった時から、みんなに公表して、いろんな場面で一緒にいるところを見せつける人です。
この場合、「この女性は自分のものだから盗らないで」という意味もあり、実際どこまで恋愛がうまくいっているかはさておき、周囲には強烈にアピールします。
自分からすごく好きになってしまった場合や、ずっと好きだった人とやっと付き合えることになった場合、この状態をキープしたいと思うものです。
彼が優しくて大事にしてくれているのなら、彼自身の気持ちを考えて、紹介するしないに深くこだわらないでいてあげることも大事かもしれません。
4、自分をたててくれる彼女
男性は自分の評価を気にする人も多いです。社会的に認められるかどうか、ということを重視する人にとって、自分の評価を下げるような彼女は公にしたくないと思っています。
それは、彼女と並んだ時に「自分が引き立っているか」というところが問題なのです。亭主関白のように、男としての自分をたててくれる女性なら紹介したいと思うでしょう。
完璧だけど控えめな女性
無口でおしとやかで控えめで…いつか昔よく言われた大和撫子ではありませんが、このような完璧な女性を求めている男性は多いかもしれません。例えば、
- 頭もいいし学歴もすごいのに知識をひけらかさない
- 美人だけど派手じゃない
- 運動神経も抜群だけど「あなたにはかなわない」と言う
- 彼の評判を上げる発言をする
- 空気を読む
- 努力を惜しまない
- 完璧にこなすのに自慢しない
- 彼のことを一番に尊敬する
- 一言も愚痴を漏らさない
こんな女性、ほんとにいるのかな?とも思いますが、少なくとも「こんな感じに男性には見える」女性を求めている人は多いと思います。
実際(女同士でいる時など)中身は別として、このように自分を尊敬してくれる彼女だったら、きっと彼は友達に紹介したくなるでしょう。
自信のない男性の場合
しかし、その反面、自分に自信のない男性の中には、このような女性と自分が付き合っていることに引け目を感じて紹介しないこともあるかもしれません。
彼女が完璧すぎて萎縮してしまうタイプです。彼女も、求められている女性像でいようと努力しますが、その完璧さが返って彼にはプレッシャーとなる場合もあるようです。
また、女性があまりに完璧すぎて、逆に自分が見下されているのでは?とやっかむ男性もいます。そんなつもりはなくても、男性には自分の社会的レベルというものがあり、レベルに見合っていない女性との交際は評価を下げることにも繋がります。
例えば、まだ大学生なのに社会人の彼女と付き合って、ヒモのような生活をしていたら…社会的評価は下がります。
5、自分の友達ともうまくやってくれるか
バーベキューにでかけよう!みんなも彼女を連れてくるというし、きっと楽しい一日になる…いや、待てよ。俺の彼女、知らない人たちに急に紹介して、溶け込めるだろうか…。
彼は密かにこんなことを心配しているかもしれません。彼にしてみれば見知った仲間とのいつもの集まりですが、そこへ彼女を連れて行って馴染めるかどうか…これは重要です。
馴染めなければ困るのは彼
彼の友達はノリのいい人ばかりで、優しく気を使って飲み物を持ってきてくれたり、質問してくれたりもする。しかし、同時に「この人どんな人かな」と探ってもいます。
一度目はいいとして、二度目、三度目のバーベキューにも誘いたいと思うかどうか…。もし、彼の友達の仲に「あの子ちょっと…ね」と思う人が出ると大問題となります。
彼の評価が下がることにもなりますし、そもそも彼を次のバーベキューに誘わなくなるなど、友達との関係が壊れる原因にならないとも限らないのです。
社交的でノリがいい
こういう場の場合、社交的でノリのいい子が好まれます。誰とでもすぐ仲良くなれて、楽しそうにしている子がいいのです。
そんな様子を見たら、彼もきっと安心するでしょう。外見などが多少あれだと思っていても、友達ともうまくやってくれる=コミニュケーション能力が高い、と判断します。
その場その場でうまくやってくれる女性であれば、安心して任せることができるでしょうし、友達も「あの子楽しいよね」と思ってくれたなら長く付き合えそうな気がします。
これは、もし今後結婚を意識した時に、近所付き合いなどうまくやって、家をきちんと守ってくれるかどうか、という判断材料ともなります。
親密になりすぎるのはNG
しかし、自分の友達とは仲良くなってもらいたいのと同時に、彼女が自分の友達と浮気したら…という思いもよぎるかもしれません。
彼の友人と個別で連絡先を交換することもあるとは思いますが、なるべく彼に情報を共有するなど、オープンな付き合い方をする方がいいです。
フェイスブックなどで彼にも見える状態でやりとりするとか、一定の人だけと繋がるのではなくまんべんなくみんなと接するようにするといいでしょう。
もし彼が少しでも疑いを持ってしまうと、その疑いを晴らすことは難しいのです。また、すっかり仲良くなることもいいのですが、彼にしてみれば「彼女に自分の友達をとられた」と感じる男性もいるでしょう。
このようなことがないように、あくまで自分は彼の付属品で、彼が存在しなければここには参加していない、というスタンスを持って行動するのが望ましいでしょう。
6、遊びの付き合いなら紹介しない
「親に女性を紹介する時は結婚を決めた時」など、何か決意した時でなければ新しい行動には出ないことも多いようです。
もし彼の友達に「俺の彼女です」と紹介されたのなら、彼の中で一つ決意が固まった、ということなのかもしれません。しかし、その決意って、具体的にはどんなものなんでしょうか。
本命と遊びの違い
男性にとって、単純に「性欲を満たしたい」ことと「恋愛したい」ことは、明確に区別されています。女性には理解が難しいこともあるかもしれません。
例えるなら、食事です。一日三回の食事はきっちり食べようと思いますが、おやつやデザートは別腹です。いくらたくさん食事をしてもデザートなら食べることができます。
本命が食事、遊びがデザートと仮定するなら、本命にはちょっと厳しく「栄養面もきちんと考えて野菜も多く」と言いますが、デザートなら山盛りのクリームでも美味しければオールオッケーなのです。
なので、本命の彼女には人間性を求める為、もしかすると要求が多かったり、厳しく接するというようなこともあるかもしれません。
「彼私に厳しいんだけど、嫌われてるのかな」と思っても実は本命にこそ厳しく接する、甘やかさないという面もあるようです。
逆に、遊び相手なら、とことん優しく接します。それはゴールがあるからです。手っ取り早く満たしたいと思っているので、可能な限り甘やかします。
しかし女性は「彼がこんなに優しいのは私のことを愛しているからだ!」と勘違いしがちです。短期間で仲良くなろうと思っているのなら、優しくなって当然なのです。
全てにあてはまるわけではないのですが、本命と遊びでは、女性に対する態度が違う、という点だけ覚えていていただきたいのです。
男が決意する時
友達に彼女を紹介する、という行為は、まずは決意の第一歩というところです。ハードルの低いところで試すようなものです。
「この人となら、きっといい付き合いになるな」と確信した時、と言えるでしょう。短い期間でも付き合う前、付き合ってから、彼はあなたを細かくチェックしています。
そこで胸を張って堂々と交際していることを公表してもいい…彼女がどう見られるかで自分の評判が変動してもいい、という連帯責任の決意です。
もし彼女が万引きでもして捕まったら、自分まで疑われてしまいますから、そういう意味で逃げられない立場になるのです。
女性よりも社会的責任を強く感じる男性だからこそ、その決断をしたということは、彼女として認めた、ということになるでしょう。
遊び相手も紹介する
しかし、中には遊び相手も簡単に紹介する男性がいます。もしかすると、友達には予め「遊び相手だ」と言ってあるのかもしれません。
男性には、女性の経験人数や回数など、数字で競う面もあり、例えば最高何股かけたことがあるだとか、一日のうちで何人の女性をナンパしたか、など。
ゲーム感覚で女性と遊ぶ男性もいます。女性も遊びとわかっていればいいのですが、中には本気にする人もいるので、「遊びだとしても友達に紹介する場合もある」ということも覚えておいていただきたいのです。
7、男には男同士の付き合いがある
女性にも女同士の付き合い方があるように、男性にも男同士の付き合い方があります。それぞれ仲間内でしかわからない話があり、独特のルールも存在するでしょう。
早く彼女として公認してもらいたい!と思う気持ちはわかりますが、彼の友達との関係も考慮する必要があります。
プライベートにあまり介入したくない
趣味を通じて仲良くなった友達といつも一緒にいる彼。けれど、その会話は趣味の話ばかりで、プライベートな話が一切ないかもしれません。
友達と言っても、どのような付き合い方をしているのかによって様々あります。一緒に買い物に行く仲なのか、たまに飲みに行く仲なのか。会社の同僚と仲がいい場合もあります。
しかし、どの付き合いも、本心からの付き合いではない場合があります。最初にも申した通り、男性社会は勝ち・負けが重要です。
自分のプライベートを明かすことは、弱みを握られることにも繋がる為、なかなか友達にも本音を言えなかったりするようなのです。
つまり、彼の友達という人が、上辺だけの付き合いだという可能性もあるのです。そんな上辺だけの付き合いの友達に自分の彼女を紹介するでしょうか。
気の合う友人や、親友と呼べる人と出会えた人は幸せですが、そういう存在と出会えなかった人もいるのです。そんな人に「友達に紹介して」というのは酷な話です。
また、友達の現状によっても変わります。例えば、数少ない親友が彼女に振られたばかりだとか、仕事で大変なことになっている時など、自分の彼女を紹介するタイミングではありません。
結婚を意識している
人によって、女性と交際することは半人前のすることではない、という認識の人もいます。そもそも女性とお付き合いすることを責任重大と考えているので、頭の中では付き合う=結婚と思っている人です。
となると、友達に紹介するというのは、結婚が決まってからだと思っているかもしれません。両親に紹介するのと同じくらい、友達への紹介も重要だと考えているのです。
結婚となれば、社会的には一人前になるという意味を持ちますから、それくらい彼女のことを真剣に思っているということでしょう。
よく「結婚式まで嫁になる人の顔を見たことがなかった」という彼側の友人などもいますので、紹介しないからと言って本気の付き合いではない、ということではなく、彼の照れ隠しの意味もあるのかもしれません。
結婚を意識している男性ほど、彼女を大切に思っているでしょうから、そうそう簡単には友達に紹介したりしないと考えられます。
自分たちの関係性を大切に
周囲の人にカップルとして認めてもらう、というのは、女性にとって一つのステイタスかもしれません。彼氏なし独身女性より、1ランク上がったような気がするでしょう。
女性にしてみれば「彼は私のもの」と知らしめる意味もこめて、公表したいという意識は強いのかもしれません。その認識が男性とは違う為にすれ違いが起こります。
その男性が、どんな認識を持っているかによって様々なので一言には申し上げられませんが、少なくとも女性が女友達に彼を紹介する意識とは異なる、ということです。
周りから認められたい、恋人同士と公認してもらいたい、という気持ちは理解できます。しかし、それより重要なのが、二人がきちんとした関係性を持てているかどうかです。
お互いを尊重して長続きするような関係を持てるかどうかで、彼のあなたに対する認識も変化し、ぼんやりしていたカップルの輪郭もはっきりしてくるのでしょう。
目の前の彼としっかり向き合い、いつ誰から見られても恥ずかしくない二人になれたのなら、自然と公認のカップルになれるのではないでしょうか。