絶対に恋がしたくなる!大人女性が読むべき恋愛小説ランキング

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本を読む女性は美しいです。電車やカフェでスマホよりも、一冊の本を読んでいる姿は智的で素敵に見えます。そして、小説を読んで、恋愛力を高められたらとてもいいことだと思いませんか?

メールが返ってこなくて悩んでいたり、叶わぬ恋に辛い思いをしている方も、読書をする事で道が拓ける事があるかもしれません。

恋愛がしたくなる&恋愛力の向上に役立つ小説を紹介します。大人の女性にピッタリな内容になっていますので参考にしてください。

朝井まかて著「すかたん」

江戸っ子の知里は江戸詰めの武士である夫の大阪赴任に付いて往く、しかし、急な病である日突然、夫は亡くなってしまい、慣れぬ大阪暮らしをする事に。寺子屋の仕事は上手くいかず、所持金は底をつき大ピンチ。

そんな時、青物問屋の大店「河内屋」の若旦那と出会う。ひょんな経緯から、河内屋の住み込み奉公になるのだが。

といったお話です。主人公である知里と若旦那の恋模様、仕事の事、など現代女性にピッタリな歴史小説です。読み応えがあり、面白い。最後までドキドキする展開に目が離せません。

高田郁著「みをつくし料理帖」

天涯孤独になった澪は大阪の名店である「天満一兆案」の女将、芳に助けられ、奉公人になる。料理のセンスがある事を見込まれて、辛い修行に励んでいたある日、店が火事で焼けてしまう。

江戸店を任されていた芳の息子を頼りに江戸に東下りをするが、息子は店ごと姿を消していた。やがて蕎麦の「つる屋」で料理人となるのだが、上方の味が江戸人の舌に合わない。

そんな時、小松原という常連客に助言され、成長していく。最初は反発しながらも、やがては気になる存在に。

といったお話です。澪と小松原の恋の行方にドキドキさせられます。こちらも恋に仕事に悩みを抱える澪の心境が現代の女性にはピッタリです。きっと恋がしたくなる一冊になっています。

辻村深月著「スワロウハイツの神様」

「スワロウハイツ」のアパートオーナー兼脚本家の赤羽環、人気小説家のチヨダ・コーキをはじめとした個性豊かな芸術家の卵達が暮らす「スロウハイツ」での共同生活。

夢を語り、作品を思考錯誤しながら創造している彼らの住むスワロウハイツに、ある日、1人の女性が入居してきて。

こちらは、恋愛をしている方はもちろん、恋をしたい方にもおすすめ度の高い小説ですが、何かを目指している人、夢を追いかけている人にもおすすめの一冊です。

岸本佐知子訳「変愛小説集」

ブッカ―賞を受賞している小説から無名の作家まで幅広い「変愛」の小説短編集です。少し異様な恋愛ですが、共感するものもあり、恋情は突き詰めると、こうなるのかもしれない、と思わせる一冊です。

ちょっと人とは違った恋愛、普通ではない状況の恋愛をしている方はぜひ、目を通していただきたい一冊になっています。

白昼夢を見ているような気になれる短編集です。特におすすめなのが、皮膚が宇宙服に変わってしまう奇病の話です。

京極夏彦著「嗤う伊右衛門」

愛とは何か、と聞かれたら、この作品に出てくる伊右衛門の行動こそが究極の愛を体現しているのではないかと答えてもいいかもしれません。不思議で少し怖い世界ですが、お岩と伊右衛門の関係に惹きつけられます。

小股潜りの又市が作品に良いスパイスを加えていて、錯綜する感情は捩れたり、狂気だったり、献身だったり、その色はさまざまです。

ホラーが苦手な人でも読めますので安心してください。ラストはどうしてか慰められます。壮絶に美しい光景が頭に浮かびます。

古典的な小説も恋愛にはおすすめ!

ちょっと読むのが難しいけど、読み応えがある小説を3冊ご紹介します。大人女性なら一度は目を通しておきたい作品になっています。

  • 「源氏物語」紫式部
  • 「金色夜叉」尾崎紅葉
  • 「春琴抄」谷崎純一郎

この他にも、遠藤周作の「わたしが棄てた女」なんかもおすすめです。片思い女性にはぜひ読んでほしいと思います。

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