デートで少食アピールはもう古いって本当ですか?
食事をおいしそうに食べる男性って魅力的ですよね。男性に好感を感じる行動としてもよく上がるこの項目ですが、一方で女性の場合はどうでしょう。女性が考える男受けしそうな食事の方法を思い浮かべてください。
食事の際、不快感を与えないよう最低限のテーブルマナーはもちろんですが、女性がしがちな「少食アピール」。
これを実践してみた経験を持つ人も多いのでは?誰から申し送りされたわけでもないのに、なんとなく「少食であることが女性らしい」というイメージが定着しているからかもしれません。
男性受け、もしくは気になる男性の好感度を上げようと考えた時、少食であることは必ずしも正しい行動とは言えないようです。
男女間での考えを比較しながら、男性と食事をする際にどの程度の食事量が好ましいのかリサーチしてみました。
どうして少食を気取ってしまうのか。女性の心理
男性に比べれば、女性の食事量は少ないのが一般的です。(もちろん個人差はありますので、男性顔負けの量を一日に摂取する女性もいますが。)
それに加えて女性は食事量がプロポーションに直結するため、普段から食事量をセーブしている人も少なくありません。
それでも「男性を前にすると、なんとなく食事量が普段よりも少なくなる気がする…。」という記憶がある女性も、割と多くいると思います。
意識的にそうしているというよりは、自然と食事量が減ってしまうといった感覚でしょう。
そんなにかわいこぶっているつもりはないのに、体が自然とそうなってしまうというのは男性にとっては信じがたい現象かもしれません。
しかし精神的に「女性らしい振る舞い」を心掛けているうちに、本当に食欲が落ちてしまうということについては心理学の実験でも証明されているようです。
「女性らしい=男性より身体的に弱い」という一種、動物的、本能的とも言える考えですが、これらは馬鹿にできたものではありません。
例えば男性にしても、女性の前では男性らしい頼りになる姿を見せようとしますからそれと同じことが言えるのです。
女性は男性に「かよわい」、「小さい」と思われることに心地よさを感じる生き物ということです。どんなに自立性の高い女性であっても、自分より大きな存在に庇護される安心感を心のどこかで求めている節があるといえます。
そういった影響が食事中の「少食」につながっていっても不思議ではありません。もちろん意識的に少食にしている女性もいれば、知らず知らずのうちに少食になってしまうという女性もいることがわかります。
少食に対する男性の本音って?
一方男性においては、上記のような女性の心理というものがいまいちわかっていません。(いや、ほとんどわかっていない人が大半でしょう。)
そういった中で、一緒に食事をしている女性が少食な場合、なんだかなぁという感想を持つ人が多いようです。
少食な女性と食事をした時に抱く男性の率直な感想として「一緒に食べていてもつまらない。」とか、「イラッとする。」jなど辛辣な内容をよく耳にします。何が男性に不快感を与えてしまうのか、一部男性の声を抜粋してみると
「少食に見合う容姿をした女性だったらまだ許せるけど、ブスとかデブとかが私あんまり食べれないの(ウフっ)みたいなのは、ホント許せない。」もう目を覆いたくなるような酷いセリフですよね。
しかし冷静にこれらの意見を分析してみると、女性の少食は「ぶりっこしている」と男性の目には映りがちだということがわかります。中には緊張したり、もともと食事量が少ない女性もいるのに…。
ただ同性の目から見ても過度に時間をかけて食事を摂る女性や、食事の量が極端に少ない女性と食事をすると、なんとなくこちらの食欲も削がれてしまうような感覚を覚えることもありますよね。
男性からすれば少食になる様々な事情がわかる女性より、一層不愉快に映ってしまっても仕方がないことかもしれません。ではどうすればいいのでしょうか。
少食の女性でも相手が気持ちよく食事できるような雰囲気づくりを。
まず食事というのはプライベートの時間であるということを念頭にいれたほうがいいでしょう。その上で、食事を共にして「おいしい」と感じられるような言動を心掛けることが大切。
少食より、おいしそうに食事をする姿を見た方が、同じ食事であってもよりおいしく感じます。女性らしさを演出するよりは「おいしく食べている」という演出をした方が断然男性受けがよいということです。
かといって食事量には個人差がありますから、沢山食べればいいという訳でなく、本当に自分がおいしいと思える食事量をおいしく頂くといったスタンスをとればよいということかも知れませんね。