本当に幸せ?彼氏と別れることを迷う女たちの間違った判断基準
最近、彼と上手くいってない。幸せとは言えないけれど別れる勇気もない・・・
恋人ならあたり前に感じるはずの「愛されている実感」も「楽しい時間の共有」も、二人の間にはまるで存在しないかのような毎日です。
恋愛関係が破綻していることを知りながらも、彼女たちが別れを選べない理由。そこには大人の女性ならではの悩みが深く関係していました。
彼氏のこんな態度は「恋愛末期」
恋人との別れの予兆。それは罵りあうような大喧嘩に限ったことではありません。
この頃なんとなく彼と上手くいかない、会話が噛みあわない。迫りくる別れの気配を感じながらも、別れを選べない女性たちに話を伺いました。
喜ぶことをしてくれない彼氏
普段のやりとりの中でも、冷たくあしらわれてます。一緒に食事をしようと誘えば、当日の待ち合わせ時間直前にキャンセルしてきたり。会話でも「別に」「なんでもいい」「好きにすれば」こんなのばっかりで。
でも、それでも彼とは別れたくないんです。だって「もう彼しかいないから」三年もつき合ったんです。私のいいところも悪いところもさらけ出した人です。今さらほかの男性と恋愛なんて無理ですよ。
すぐにイライラ、楽しそうじゃない彼氏
私が何を言っても気に食わないみたいなんです。初めは言い返したりしてみたんですが、彼の態度が悪化したのでやめました。「触るな」「口答えすんな」「なに見てんだよ」なんて日常茶飯事ですよ。
それでも彼と別れないのは「また一から恋愛する元気がないから」男性と知り合える可能性もないのに、独りになるなんて怖くてできません。
「結婚」がちらつくとはぐらかす彼氏
けどあれから数年経って、私も今年は30歳になります。そろそろ結婚を視野に入れて今後のことを話し合いたいんですが、彼のガードが固くって。ちょっと話をふっただけで不機嫌になります。
けど私、彼を信じて待とうと思って。だってきっと「彼を逃したら自分は結婚できないから」30を過ぎた女性の需要は少ないですよね。私にはもう彼しかいないんです。
別れを選べない女たちの間違った思考
変わってしまった彼氏。もはや彼女に対して恋愛感情がないことは誰の目にも明らかです。
けれど彼から決定的な言葉がない限り、別れないし諦めない。彼女たちはどのように自分を騙しながら、日々を過ごすのでしょうか。
見返りさえ求めなければ辛くない
昔なら、おつき合いの記念日には彼が花束をくれて一緒にお祝いした。今年はそれもなくなり、ついには誕生日もスルーされてしまった。
まるであえて「喜ばすまい」としているかのような彼の態度。けれど彼女はこう考えてしまうのです。大丈夫、発想の転換よ。彼に何かをしてもらわなきゃ幸せじゃないなんて、そんな考えこそ傲慢だわ。
つまり、相手に何かをしてあげるのはあくまでも「個人の自由」彼に見返りを求めなければ辛くない、そう思い込むのだと言います。
彼の気を逆なでしなければ大丈夫
時には手をあげるようになった彼。イライラして物にあたるなんて、もう日常茶飯事です。壁にはそんな傷が増えました。
もはや自分を憎んでいるかのように思える彼の態度。けれど彼女は自分に言い聞かせてしまいます。違うわ、いけないのは私なのよ。彼が怒らないように、もっともっと気をつければいいだけ。
つまり、彼が荒れているのは「彼女として至らないから」彼の気を逆なでしなければ大丈夫、そう考えるのだと言います。
「結婚」はタイミング、急かしたらダメ
最近では友人たちの披露宴が続き、結婚への刺激を受けることばかり。けれど彼は、参加した彼女からその話を聞くことすら嫌がるのです。
結婚はしたくない、そんなオーラを出してくる彼。けれど彼女は彼との結婚を諦めることができないのです。大丈夫、彼だっていつかはきっと心を決めてくれるわ。今は黙って静かに時を待つのよ。
つまり、彼が結婚に前向きになれないのは「周囲からのプレッシャーのせい」結婚はタイミングが大切、急かしたらダメだと耐えるのだと言います。
なぜ別れない?男性たちに聞いてみた
・別れまいと必死に機嫌をとってくる姿を見ると気分がよくなるから
・いつか結婚する相手に出会うまでのつなぎだから
幸せを感じないまま、それでも彼氏を信じて関係を続けている女性の皆さんを落胆させるような男性たちの本音。別れるまではいかないが「もう好きじゃない」それが彼らの答えでした。
どんなに事実から目をそむけようと、自分の考えを覆そうと駄目なものはダメ。彼のひどい仕打ちはなんの裏返しでもなく、彼が彼女に抱くそのままの気持ちなのです。
彼の足にしがみついても未来はない
年齢を重ねるごとに「別れ」に臆病になる私たち。また誰かと出会って一から恋をするのは、果てしなく大変そうで考えたくないですよね。
けれど自分を好きでもない男の足にしがみつくような関係は、もはや恋愛ではありません。鎖を外して立ち上がり、新しい一歩を踏みだすことを願っています。