彼氏の携帯を見るのはDV!?誘惑に負ける前に知っておきたい事

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無造作に置かれた彼の携帯。その中には、自分の知らない彼の情報がたくさんある…疑ってるわけじゃないけど、もしかして?ふとそんなふうに魔が差して、手を伸ばしそうになったことはありませんか?

「好きだから」と正当化したい気持ちもあるでしょう。だけど、付き合っている相手の携帯電話を勝手に見ることは、軽はずみにしてしまうと後悔します!

不安になる要素が増えるだけ

Aさんは、同棲している彼氏の携帯を見てしまったことがあります。浮気を疑ったりしていたわけではないけど、お互いの勤務時間がずれていてすれ違いの生活だったので、なんとなく寂しい気持ちがあって出来心でメール履歴を開いてしまいました。

浮気を思わせるやりとりはありませんでした。だけど、Aさんが「は?」と思ってしまったのは、彼の職場の後輩の女の子宛の送信メールにあった、

「ありがとう○○ちゃん。大好き(ハートマーク)」

という文面。前後の文を見ると、仕事上の事に対するお礼メールのよう。でしたが…

「彼女でもない女の子に、“大好き”とか送ってるの?誰にでもこういうこと言う人だったんだ」

とものすごく腹が立ってしまいました。

他にも、Aさんの知らない女友達らしき人宛に、ちょっと愚痴めいた恋愛相談のメールを送っていたり。浮気をしていたわけではないけど、不安と怒りが高まり、彼を見る目が変わってしまったとか。

「決定的なことじゃなくても、不安になる要素は携帯の中にいくらでも見つけられるし、邪推もできてしまう。“恋人の携帯を見ていいことなんて一つもない”ってよく言われる言葉を実感した」

そうAさんは言います。


一度見るとクセになってしまう

万引き等の軽犯罪は、一度やると感覚が麻痺して、何度も繰り返してしまいます。

それと同じで、彼の携帯を一度見てしまったら、常に新しい情報をチェックしなくてはいけない気持ちになり、繰り返し見てしまう人が多いよう。クセになってしまうのです。

罪悪感を抱えながらやり続けることは、相手に秘密を抱え続けることなので、彼との間に精神的な壁を作ってしまいます。

疑わしいことがあっても問い詰められない

万が一女の子との怪しいやりとりを見つけてしまったとしても、あなた自身に彼の携帯を勝手に見たという負い目があるので、直接問い詰めることができません。

自分がしたことで彼を怒らせることが怖くて、疑いを抱えたまま黙っているしかないという状況は本当に苦しいものです。

バレると彼の気持ちが一気にさめてしまうことも

やましいことがないことを証明するために、お互いに相手の携帯を見ることを許しているカップルもいますが、

「親しき仲にも礼儀あり。恋人のプライバシーに踏み込むなんて、ましてや内緒でやるなんて絶対許せない」

という考えの人は多いのです。

「彼の携帯を見たことがバレて、『もう信用できない』と別れを切り出された」

「そんなことをされて、気持ちが離れてしまったと言われた」

という人も。許されたとしても、確実に関係性は変ります。人によっては、本当に人間性を疑われる行為なのです。

恋人の携帯を勝手に見ることは「デートDV」に

「デートDV」とは、恋人間で行われる暴力のこと。身体的なものの他、精神的なもの、過度の束縛なども含みます。

デートDVの定義のなかに、「恋人の携帯を勝手に見る、もしくは見せることを強要する」という項目があることを知っていますか?簡単にできてしまうことだけに、そこまでの大事だとは思わないかもしれませんが、れっきとした暴力に当たるのです。

プライバシーを尊重することが、本当の愛情

いくら恋人間で秘密はなしにしようと言っても、誰だって人に見せたくない、踏み込まれたくない領域は持っています。

見られるのがスマートフォンだと、メールや着信履歴の他、ネットの閲覧履歴なんかもチェックできてしまうので、よりプライバシー侵害度が高い。やましいことがなくても、見られて恥ずかしいものの一つくらい、あなたも思い当たりませんか?

「好きだから知りたい」という気持ちも分かります。でも、自分がされてイヤなことを相手にしてしまうのは、自分の欲求を満たしたいだけで愛情ではないと自覚しなくてはいけません。

誘惑にかられることは、あって当然。だけど、そこは唇を噛んででも我慢するところです。

もし、彼の行動が明らかに怪しくて浮気を疑っているとしたら。正直に彼に告げて、

「疑い続けるのは苦しいから、やましいことがないなら見せて欲しい」

と直接要求するのが一番いいのではないでしょうか?内緒で見てしまうと、余計な葛藤が増えることになります。はずみでやってしまう前に、「彼との関係を壊す危険を犯してまで、やっていいことか?」と自問してみてくださいね。

どっちにしても、相手の全てを知ることなんて無理なのです。知らないことは、知らないままであることも含めて人間同士の付き合いなのですから。