真似したい!外見にコンプレックスをもつ女性の恋愛テクニック

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自分の体のパーツで変えられるとしたら・・・顔?それとも全部?!

「外見より内面が重要」なんて所詮は綺麗事だと思っていませんか?

それなら、実際に外見にコンプレックスをもっていた女性がどうやって彼氏をゲットしたのか聞いてみましょう。

真似できるテクニックばかりですよ。

case1顔にコンプレックスをもつA子

A子の悩みは腫れぼったい一重の目。仕事中には上司から「寝るんじゃない!」と眠たくもないのに誤解で注意され、同僚からは「怒ってる?」と不機嫌なわけでもないのに聞かれる始末。一重のせいで言われ続けてきた周囲の心ない言葉に、ほとほと嫌気がさす毎日を送っていました。

けれどある時、中途採用で入社してきた2歳年上の男性にA子は恋をします。ちなみにA子、今まで彼氏ができたことはありません。それどころか自信のなさが邪魔をして、異性と話すことすら苦手なのです。

そんなA子が、いったいどうやって彼を射止めたのでしょうか!?

「比較」には百害あって一利なし

A子には、学生時代からの女友達がいます。仲良くしている数人の顔立ちは様々でしたが少なくとも自分より上、そうA子は思っています。彼女たちの顔面偏差値が60から70だとしたら、自分の顔は30くらいだろうな、などと考えては落ち込みます。

「比べて良いことなんて何もない」頭ではわかっているのに考えてしまうのです。そのせいか、女友達とお喋りしていても、どこかへ遊びに出かけていても、なんとなく楽しめないA子。みんなはいいな、可愛くて。そんなモヤモヤした気持ちがA子を苦しめるのです。

たったひとつの悩み「一重へのコンプレックス」がいつの間にか友人と自分との比較になり、何の得にもならない劣等感を自分で生み出していることにA子は気付いていませんでした。

自分が綺麗になれるメイクを知っていますか?

そんなA子にターニングポイントが訪れたのは、百貨店で友人の買い物に付き合っていた時のことでした。高級なコスメに全く興味がなかったA子にとっては、あまり縁がない海外ブランドの化粧品売り場。しかし、あるブランドの美容部員が友人に施したメイクに目を疑います。

目が大きくなっている!?A子はとてつもない衝撃を受けます。すっぴんだと奥二重の友人の目は、ごく自然にひと回り大きくなっているように見えるのでした。

そのテクニックを目の当たりにしたA子は、自分を恥じました。「わたし一重のこと気にしてる割には何もしてなかったんだな

もちろんA子も、いつもメイクはしていました。けれどその内容は、ファンデーションの後に眉を少し書き足して、マスカラとリップを付ける程度の簡単なもの。自分の顔が嫌いで鏡をあまり見なくなったせいか、メイクに無頓知になっていました。

A子はついにコンプレックスと向き合う道を見つけたのです。

努力が報われたとき

それからのA子は、これまで無駄にしていた時間を埋めるようにメイクの研究をしました。

STEP1 美容部員のアドバイスを参考にして何度も練習
STEP2 手持ちのメイク道具を少しずつ増やして様々なバリエーションを試す
STEP3 三面タイプの鏡を使って、様々な角度からバランスが取れているか必ず確認

そして3カ月が経ち、腕を上げたA子はついに目もとを自然にカバーした「実はしっかりだけどナチュラルメイク風」を習得します。

鏡の中の自分が笑顔になり、人に対しても笑顔で話せるようになりました。メイクの探求という地道な努力が報われ、A子はついに長い長い闇から抜け出したのです

それから間もなく、ずっと気になっていた冒頭の彼と付き合うことになったA子。きっかけは会社の飲み会でした。

「帰りに声をかけられて・・・なんだか色気のない話ですが(笑)」と謙遜するA子でしたが、その顔はとても幸せそう。彼曰く、可愛くなったのと笑顔が良かったことが決め手だったそう。

「自分に自信が持てたから笑顔になれたんです」と話すA子、最近ではメイクの相談にのってあげる機会が増えたそうです。

case2身長にコンプレックスをもつB子

B子の悩みは人よりも少し背が高いこと。172センチの身長は、友だちといると頭ひとつ抜け出ている感じで浮いてしまいます。

昔からよく「雑誌のモデルになりなよ」と同級生に言われてきましたが、B子は思います。美人ならまだしも、並な顔の自分には中途半端にデカい身長はコンプレックスでしかない、と。

それに女友達はB子のスタイルを褒めたけれど、異性にはいつだって不評でした。学生の頃は目の前で「でかい」と言われ、大人になってからも「B子さん体格いいんだから」と事務員なのに何かと力仕事を回される始末。

明るい性格のB子でしたが、心ない言動には何度も傷ついてきました。それに友達以上の関係に進めないこともB子の悩みでした。

そんなB子はどうやって彼と出会ったのでしょうか?!

トラウマとは向き合わないのがベター

B子にはどうしても忘れられない出来事があります。それは高校生の頃、好きな男子に告白もできずに失恋したこと。

B子は当時から明るい性格で男子・女子に関係なく友人関係に恵まれていました。もちろん彼とも仲良く話せるような関係で、よくバカ話で盛り上がりました。本格的に彼を意識しだしてからは、密かに両想いなんじゃないかと思ってそわそわする毎日を送っていました。

しかしある日、B子は一気に奈落の底へ突き落されます。仲がいいことを冷やかされた彼は、皆の前で一言「俺よりデカいやつなんてヤだよ」そう言い放ったのです。

それまでも気にしていた身長が、はっきりとコンプレックスに変わった瞬間でした。それ以来B子は猫背が癖になり、いつも下を向いて歩くようになりました。周りの友だちに彼氏ができていくのを羨みながらも、もはや恋愛する元気も自信もすっかり失ったB子でした。

B子は失恋を忘れるためにあえてノートに書いたり、女友達に話してみたりしました。けれど、そうすればするほど余計に心が苦しくなります。失恋は新しい恋で癒えるけれど、身長が縮むことなんて絶対にない・・・。

B子自身、変えられない事実と向き合っても辛いだけと分かっていながら、その時は悩むことしかできませんでした。

ファッションを味方にして人生を切り開く

そんなB子のターニングポイントは書店でファッション雑誌を見かけた時のこと。カバーガールがアジア系モデルのものでした。いつもなら手に取らないジャンルの雑誌でしたが、スーパーモデルとはいい難いルックスと体型の彼女に惹かれて購入しました。

アジア系である自分がモデル界で感じた壁。どうしても敵わない体格の差。この自分だからこそ似合う服を身につけることでついた自信と美しさ。

そこにはコンプレックスに悩んだ過去と闘った彼女のことが書かれていました。

B子には彼女の言葉ひとつひとつが自分の胸に突き刺さるように響きました。「そうか、可愛い女の子になれなくてもいいんだ」B子はクローゼットの中身を一掃することを決意します。

これまでは周りの友人や、売れているファッション雑誌のコーディネートをもとに服を買っていたのですが、「自分」に似合う服を選んでいなかったことを痛感したのです。

その雑誌でモデルが着ている服を参考にし、シンプルな中に少しだけエッジが効いた服を着て、ヒール8センチの靴を履いてみると驚くほどしっくり。

B子は決めました。背丈を気にしての服やローヒールの靴はもう要らない。背筋がスッと伸びた瞬間でした。

もう自分を卑下しなくてもいい

ファッションを変えたことで髪型も一新、ますますB子は大人のオシャレが似合うようになりました。周りの反応も上々です。

今でも身長が高いことで気になることはあります。けれど、自分らしさを身につけたB子は以前よりも余裕をもって受け止めることができるようになりました。

「人のことデカいだの何だの言う人って、自分が小さいのひがんでるだけなのかもしれない」と。ヒール靴を履けば180センチ近い自分。多くの男性が自分の眼下にいると考えたら、なんだか可笑しくなったのです。

それからしばらくして、B子は街で声をかけてきた男性と付き合うようになったそうです。「いわゆるナンパです。まさか自分がされる日がくるとおもわなかった!」と笑うB子は、コンプレックスとはまるで無縁のように見えます。

今は、ファッション雑誌社の編集者を目指して転職活動中。「自分の体験を悩んでいる女の子たちのためにいかしたい」そう話すB子はとても輝いています。

case3体重にコンプレックスをもつC子

平均よりも太めなC子。趣味は食べ歩きで、インターネットで美味しい店の口コミサイトは欠かさずチェックしています。そして週末になると一人で気になる店に足を運び、食べた感想をSNSにアップ。けれど普段の食事はいたって適当です。

就職を機に22年住んだ実家を離れ、初めは料理上手な母親を見習って自炊していた時期もありました。けれど次第に仕事に疲れ、キッチンに立つ元気が無くなってからは、すっかりコンビニと出来合い弁当のお世話になる日々です。

その反動なのか、せめて休日には暖かくて手の込んだものが食べたい!と美味しい店を探しては出かけるのが恒例になりました。

美味しいもののためなら、金に糸目はつけないのがポリシーのC子。「もはや食べるために働いている気がする・・・」そんなひとり言が漏れます。

もともとぽっちゃり体型でしたが、今は体重75キロ。身長は158センチですから明らかに太りすぎだとC子も自覚しています。だけどやめられない・・・。

恋愛より食欲が優先!そんなC子に結婚前提のパートナーができたのはどうしてでしょうか?!

自信のなさが恋愛を遠ざける

幼いころからぽっちゃり体型だったC子は、クラスの男子が自分を見て笑っていること、女子がひそひそ話をしていることも知っていました。けれど気の合う友達も数人はいたし、学校生活は楽しいものでした。

そして何より、家に帰れば母親の手料理が食卓に所狭しと並ぶ食事の時間。美味しいおかずは常に5品6品と並んでいました。美味しそうに食べるC子のために母親はいつでも腕をふるってくれるのでした。

そんなC子も大学生の時に遅めの反抗期を迎えます。と同時に本気で自分の体型を醜いと思うようになりました。中学・高校と制服を着ていた時にはごまかしが効いていたこの体、大学で私服の同級生を見るたびにC子は惨めな気持ちになりました。

自分のようなデブに恋愛する資格なんてない。顔が可愛くないデブに彼氏ができる可能性なんて皆無。どうしてもっと早くダイエットしなかったんだろう・・・。

C子はふさぎこみました。そして「お母さんの料理のせいで太ったんだ」と、これまでは感謝の気持ちしかなかった母親までも憎らしく思ってしまうのでした。

SNSを活用して自信をつける

そんなC子のターニングポイントは久しぶりの帰省のときに訪れました。C子の帰りを楽しみに待っていた母親は相変わらず食卓に乗り切らないほどの料理でもてなしました。

最近すっかり外食ばかりだったC子は、母親の作った数々の美味しい手料理を前にしてその量に半分呆れながらも懐かしくて胸が締めつけられる思いでした。

顔も体型も自分とそっくりな母親。食べるのが大好きなところまで一緒。そして気づきます。自分とそっくりなお母さんだけど、ちゃんと恋愛してお父さんと結婚したから自分がいるんだよな・・・。

あれ?それなら私だって恋愛できるってこと?これまで自分の体型コンプレックスを理由に恋愛することを諦めていたC子にとって大きな発見でした。

これを境に、C子はできる限り自炊をするようになりました。まずは食べなれた母親の味に挑戦。作り方を教わるため休みの日は実家に通いつめるうち、微妙だった親子関係も良好になっていきました。

そして美味しそうな家庭料理を載せている人のフォローを始め、料理はもちろん、食器使いやテーブルコーディネートも参考にしました。

これまでは「ここの店美味しかった!」と食レポ専門だったC子のSNS。自分が作った料理の写真が増えていくのは楽しくて誇らしく思えました。

次第に「美味しそう!真似したい!」そんなコメントが付くようになり、嬉しくてまた頑張って・・・。料理の腕前はめきめきと上がりました。

そして「ブスな人ほど風景やペットの写真にしている」という記事を読んでからは、勇気を出してプロフィール写真を笑顔の自分に変えました。反応が怖かったC子ですが、不思議なことにフォロワーの数がぐんと増えたのです。

料理だけではなくC子自身が認められたような気がした出来事でした。

人を承認することの大切さ

C子は今でも料理を趣味にしています。SNSのフォロワーは最近1000人を超えました。過去、フォロワー達のイイねやコメントに自信をもらったC子。

今では日に数十件と入るコメント全てに目を通し、丁寧な返事を心がけています。そしてイイねやコメントをくれた相手の記事には必ず自分も同じように返すことも忘れません。

現在C子には、結婚を前提にお付き合いしている彼がいるそう。きっかけはC子のSNSです。「彼の友だちが私のフォロワーさんだったんです」と照れるC子の肌はツヤツヤ!体重もピーク時からマイナス10キロも落ちたんだとか。

「次の目標はレシピ本を出すことなんですよ」そう言うC子は本当にキラキラしていました。

自分を綺麗にできるのは自分だけ

顔や体型についての悩み、参考になる話はありましたか?最近「外見よりも中身を磨け!」といった記事をよく見るのですが、あえて見た目を重視して幸せになれたエピソードを紹介しました。

3人に訪れたターニングポイントは誰にでもありそうな場面。けれど重要なのはターニングポイントを境に頑張れるかどうかです。コンプレックスと向き合うきっかけを逃さずに努力をした結果、3人には幸せな今があります。

あなたがもし何らかのコンプレックスに悩んでいるなら、まだ試していないことはないか考えてみて下さいね。この記事がターニングポイントになることを願っています!

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