男女平等、なんだけど…デート費用の割り勘を巡る建前と本音
デートにかかるお金の支払い、どうしてますか?彼氏持ち?完全に割り勘?彼氏が多めに出す?それとも、あなたが多めに出している?
カップルごとにスタイルはそれぞれだし、どれが正しいというわけでもない。でも、お互いの価値観が食い違っているともやもやの原因になりますよね…。支払いのスタイルに対する、女子の色んな主張をまとめてみました。どの意見もなるほど、と思わされます。
主張①お金だからって特別なわけじゃない
- 「自分のほうが収入が多いし、彼がお金ないのわかってるからおごることが多い。女がお金を出すことにプライドが傷つくって人もいるけど、どうしてお金だけが特別なの?と思う。付き合ってる相手にあげるものって、気遣いとか、手間ひまとか、自分の時間とか、色々あるでしょ。
お金もその一部に過ぎない。どの項目も自分ばっかりが提供してる、という状況は負担に感じるだろうけど、トータルで見てバランスよくギブ&テイクしてる感覚があるから、不満には感じない。彼が稼ぐようになったら、お金の項目でもちゃんとギブしてくれる人だと思ってるから」
(31歳・自営) - 「自分が行きたくて誘う場所は、自分が出すようにしている。オシャレなカフェとかレストランに行きたいけど、彼氏が全くそういうのに興味がなく、渋々付き合ってくれる感じだから。嫌なものにお金を出させるのは悪いと思って。結果的に、私の出すデート金額がトータルでは多いという結果に…」
(27歳・販売)
確かに、自分が全く興味のないものにお金を払うのは誰だってイヤですよね。わかりやすいやり方ですが、不満の元になる可能性もあるかもしれません。
主張②お金を稼ぐ大変さが分かるから、出させたくない
- 「同い年で、収入もだいたい同じくらいだから、割り勘が当たり前だと思う。私も仕事が大変で、お金を稼ぐって大変なことだと分かってるから、彼氏が汗水垂らして働いたお金を私の飲食代とかにするのは申し訳ないと思う。私も、自分のお金は自分のために使いたいし」
(30歳・営業) - 「割り勘のほうが、すっきりしていて楽。前の彼氏は見栄っ張りで、お金がないのに出したがる人。私にも奢るけど、ただの友達とか後輩にも無理して奢っているのがイヤで、世間体を気にするところが合わなかった」
(26歳・看護)
現実は割り勘だけど、本当は彼に出してほしいと思っている女子もいます。
- 「いつも、彼が支払いをした後で私が半分出しているけど、払い忘れた時にメールで「もらい忘れたから次会う時によろしく」と請求されてちょっとモヤモヤした。割り勘なのはいいけど、そういう態度がみみっちい、と感じてしまう…」
(27歳・アルバイト) - 「いつも一円単位で計算して割り勘。彼が年下だし仕方ないけど、正直、たまにはおごってほしい」
(34歳・美容関係)
「彼の方が10歳も年上で社会人、私は大学生だったのに割り勘だった。すぐ別れた」という人も。金の切れ目が縁の切れ目、ではないですが、お金の面での幻滅は大きいようです。
主張③得をしたいから払ってもらいたいわけじゃない!
- 「食事はいつも彼持ち。その代わり電車代とか、細々したものは私が出すようにしている。彼の方が収入が多いから、自然にそうなった。たまには食事もこっちがおごろうとするんだけど、彼があんまり嬉しそうじゃないから出し甲斐がなくて…」
(29歳・アルバイト) - 「お金の出し方って、人間性が出ると思う。彼氏は大らかで、「別にいいよー」と自分が出すことも全然気にしないし、私が出すよ、と申し出たら気持ちよく感謝してくれる。損得勘定や駆け引きが見える男は、人間的に好きじゃない」
(30歳・事務)
金額の問題ではなく、出し方や態度で見えるものってありますよね。
主張④男女平等は、恋愛において有効なのか?
(32歳・主婦)
いかがでしたか?建前上は男女平等の世の中になったと言われて久しいですが、日本ではまだまだ、実情が伴っていないところがあります。デート費用の割合をめぐっても、それが反映されているかのように多種多様な意見が存在しますね。
大切なのは、お互いが納得できていること。現状の支払いの割合に不満がある人は、ヒントになれば幸いです!