こんな男に騙されるな!強がっても本当はヘタレな男の特徴

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今も昔も多くの女性が理想の男性像に掲げる「頼りがいのある男性」…。確かに堂々とした男性は魅力的に見えるものですよね。

しかし、もしもそれが単なる強がりで、その正体が真逆の「ヘタレ男」だったとしたら!?

見かけ倒しのヘタレ男は意外に多いんです。

騙されてハズレくじを引く前に、隠れヘタレ男の特徴をつかんで、その虚勢を見抜ぬく目を養いましょう。

相手を欺くカメレオンヘタレ男

相手によってコロコロと態度を変えられる、変幻自在の人格を持っている男性のことです。ある意味では賢く、調子のいい世渡り上手とも受け取れますが、確固たる信念のない単なるヘタレ男です。

誰が見てもわかるくらいあからさまな態度の違いなら笑えもしますが、表面上では変化がなく、陰に回っての言動だけがコロコロ変わる卑怯でたちの悪い男性もいます。

こんなタイプの男性は、往々にして女性に対しては横柄であるか、それとは正反対に優しい気配りやさんを装っていたりします。そのため、本性を見破るのはとても難しいという厄介な相手です。

でも、こういう隠れて態度を変える風見鶏ほど、女性が騙されやすいヘタレ男はいませんから要注意なんです。そんな男性に見られる特徴をしっかりつかんでおきましょう。

虚勢を張った“俺様キャラ”

相手の地位が自分と対等かそれ以下なら、話し口調や表情が不自然なほどに偉そうな男性です。面と向かって話すときには、たいてい顎を上げて見下ろすような目つきです。

相手が格下だと見るや、とにかく自分を強く見せなくてはいられないんです。特に女性が相手であれば尚さらで、強くて頼もしい自分をアピールしているつもりなのでしょう。

はたから見れば不自然極まりない芝居がかった態度なんですが、本人はまったく気付いていません。こんな男性は、往々にして崇拝する自分の上司に影響を受けている傾向があります。

仕事のできる頼もしい上司が“俺様キャラ”で、その姿が格好いいと信じて真似ているわけです。こんな男性は、当の上司がそばにいれば、飼いならされた犬のような表情になるはずです。

結局は自分の信念など持ち合わせないヘタレな男なのだということなんです。

女性に対しては異常に親切

俺様キャラとは真逆のタイプです。女性に対しては優しく親切な男性を演じます。しかし自分と対等か格下だと判断した男性に対しては極めて横柄な態度です。

当然ながら上司や、利害の絡んだ相手には大袈裟にシッポを振ります。すなわち、相手に対してどう接することが自分のメリットになるのかだけを考えているわけです。

女性には良い印象を持たれたいですから親切にします。しかしその男性の本性は単なる利己主義のかたまりです。自分にとって都合が悪くなれば平気で裏切る卑怯なヘタレ男です。

譲らない、拾ってあげない

隠れて観察していれば気づくと思いますが、虚勢を張っただけの隠れヘタレ男は、強がるあまり道を譲るということをしません。すれ違うときにも相手によけさせます。

ただ気遣いができないだけ、性格が悪いだけという見方もできますが、正面から来る相手が目上の人であればサッと道を譲るはずですから、やはり相手によって態度を変えるヘタレ男なのだとわかるはずです。

こんなタイプの男性は、他人が目の前で物を落としても拾ってあげません。見て見ぬふりをするか、場合によってはチッと舌打ちでもして追い越していくはずです。

普段は女性に優しい男性でも、ちょっとした行動を観察してみれば、その本性が垣間見える可能性があります。よくよく気をつけることをおすすめします。

最悪なテクニシャンヘタレ男

中にはもっとたちの悪い隠れヘタレ男が存在します。もっと巧みに、相手によって態度や言動を操り、しかも状況に応じて使い分けるテクニシャンです。

一見、物事に動じない風を装っていますが、本当は常に人目を気にしていて、シーンごとに微妙に態度を変え、誰からも反感を買わないように調整できるタイプです。

例えば、自分の部下や女性の目の前で上司から、日頃自分が言っていることと真逆のことを指示されたとします。見ている部下や女性は「どうするのかな、反論するのかな?」とハラハラすることでしょう。

しかし本人は、部下や女性、上司のどちらにもいい顔をしたいわけです。そこでテクニシャンな彼は「私はこう思っていたのですが、○○さんの仰るとおりかもしれませんね」などと、上司に逆らうことなく、なおかつ部下や女性にも面目の立つ言葉を口にします。

この手のタイプは頭が良いので、場面によって臨機応変に立ち回ることができるんです。でもよく考えてみれば、上司に言われてそそくさと自分の意見を曲げたことに変わりはありませんよね。

おそらく、部下や女性のいない場面であれば、この上司の指示に清々しい表情で「はい。承知しました!」と従ったことでしょう。部下や女性に対しては、後から自分の立場を崩さないように何とでも言うことができます。

結局は自分の保身が第一なわけで、陰ではどれほど媚を売ったり、他人の悪口を言っているか知れたものではありません。ところが、立ち回りが上手なこんな隠れヘタレ男に限って人望が厚かったりするので困ったものです。

いつの世でも、頭の良い卑怯者ほどたちが悪い人間はいないでしょう。それが隠れヘタレ男であれば尚のことです。

【最もたちの悪い卑怯なヘタレ男】

  • 女性や格下の相手には極めて偉そうな態度
  • 逆に、女性に対しては必要以上に親切で優しい
  • 上記いずれの場合も不自然で芝居がかっている
  • 隠れて観察すれば本性を暴くことができる
  • 頭の良い隠れヘタレには特に注意が必要

男らしさに執着するダメ男

女性からは男らしい人と思われたいため、何かと格好をつけます。常に自分が男らしく見られているかどうかを気にしていて、事あるごとにアピールを繰り返します。

言うまでもなく、これは自信のなさの裏返し的な衝動の現れです。今どき、こんな見え見えな言動に騙される女性はいないと思いますが、相手の正体を見抜いた上で観察するのもちょっと面白いですよ。

過去の武勇伝を語りたがる

単純で本能が先走りしがちな男性の中には、「男らしさ」と「強さ」を履き違えている人が多いようです。そのためか、どうも自分のことを「ワル」だったとアピールしたがるみたいです。

「昔はちょっとヤンチャだったもんで」「こう見えても俺、けっこうケンカばっかりしててさ」「昔はよく暴れたもんだよ」などなど、黙って聞いていれば自慢としか思えない武勇伝の数々です。

聞かされる女性からすれば「で、今のあんたは何なの?」「昔はともかく、今は何か取り柄があるの?」って感じですよね。

このほかにも、学歴やスポーツなどの過去の栄冠について語りたがる男性も多く見られます。今の自分に自信も取り柄もないからこそ、過去の自慢話にすがっているわけです。

話の内容が事実であれ作り話であれ、こうでもしないと男らしさをアピールする術がない悲しいヘタレ男ですが、実害があるわけではないので、まだカワイイものですね。

世間の話題をネタにアピール

世間で話題の時事ネタを語ってアピールする男性もいます。世間を見つめる広い視野がある、物事に対して意見を持てる、そんな自分を誇示したいわけです。

ほとんどの場合、所詮はテレビのコメンテーターや雑誌の記事からの受け売りで、細かいツッコミには対応できず、議論になれば逃げ出すのがオチです。

また、こんな例えもあります。汚職疑惑で辞任に追い込まれた議員が、会見で妻や女性秘書に責任があるかのような言い逃れをしたとしましょう。

すると、これを聞いてもいないのに強引に話題にして、「女性に罪を着せようなんて男らしくないよな」と、自分が女性に対して男らしい考えを持っていることをアピールします。

正体がヘタレな男性にとっては、自ら男らしさをアピールする以外に方法がないんですね。周囲にその意図が見え見えなだけに、哀しくも可笑しい悪あがきだと言えるでしょう。

【「男らしさ」に過剰にこだわるダメ男】

  • 過去の栄光にすがり、昔の武勇伝ばかり語る
  • 話題の時事ネタを利用して「男のあり方」を力説する
  • 今の自分に自信も取り柄もないからこその悪あがき

バレバレなタイプのヘタレ男

隠れヘタレ男の中には、気をつけて観察していれば隠し切れない明らかな特徴を見せる人も多いんです。日頃の強がりとは裏腹なちょっとしたリアクション、無意識にやりがちな行動など、知っていれば誰にでも見破れるはずです。

例えば、子供ではないんですから、本当に強い男性が自らそんなアピールはしません。日頃、明らかに強がりを言ったり、格好をつけている男性がいたら、密かに観察してみましょう。「やっぱりね」という発見があるかもしれませんよ。

ふとした拍子に見せる怯え顔

いくら強がっていても、虚勢を張っていても、所詮はヘタレが本性です。ふとした拍子に見せる表情や仕草から簡単に見破ることができるタイプの男性もいるんです。

ちょっと声を荒らげて言い返してやると、ひるんで怯えた表情を見せたりします。あせって緊張したりすれば顔が紅潮し、手は震え、あからさまに動揺する男性もいます。

普段は格好をつけているくせに、車の助手席では無意識にシートベルトにしがみついていたり、不意に声をかけられてビックリ仰天したり…。

根っからの性格はそうそう隠せるものではありません。隠れヘタレが疑われる男性に、ちょっとイタズラして試してみてはいかがでしょうか。

責任が伴う場面は避ける

日頃は強気で何事にも自己主張をするくせに、いざとなると背を向けて逃げ出すような裏腹な態度に出るヘタレ男もいます。一昔前には「口先男」なんて言われたことも…。

要するに、物事に責任を負うことが嫌なんです。仕事でも責任あるポジションは避けますし、女性や他人の悩み事にも、積極的に手を貸そうとはしないでしょう。

こんなタイプの男性は、少人数の飲み会なんかでは朗々と語りますが、会議や公の場では口をつぐんで多くを語らない傾向があります。自分の言葉が災いして責任を負わされたり、ボロが出るのを恐れているんです。

分かりやすく見破れる特徴としては、二人で入ったレストランや居酒屋でオーダーを選ぶ際に、「俺は何でもいいよ」「好きなものを注文しなよ」と何でも相手任せにするところです。

相手の希望を優先させる優しさを装ってはいますが、何のことはない自分で考えるのが面倒なだけなんです。自分が選んだものが否定されるのが怖いだけなんです。

試しに「いいから、たまには選んでよ!」と強めの口調で言ってみるといいでしょう。彼が隠れヘタレ男であれば、きっとオロオロするはずですよ。

【バレバレなタイプのヘタレ男】

  • ふとした拍子に見せる怯えた表情
  • 焦りや動揺が顔色、手の震えなどに表れやすい
  • 日頃の強気とは裏腹の責任逃れ体質
  • 語りたがりのくせに、会議や公の場では口数が減る
  • 優しいふりして何でも相手任せ

許せるヘタレと許せないヘタレ

ヘタレ男の特徴は、かわいいもんだと許せるタイプと、許し難いただの卑怯者タイプとに分かれるようです。

まずは、右を向けばニコニコ笑顔、左を向けば上から目線の偉そうな態度、こんなタイプの男性は信用しないことです。信念があれば誰に対しても変わらない言動、態度ができるはずです。

誰がどう見ても虚勢を張っているだけのダメ男は、実害がないなら放っておきましょう。面倒臭ければ相手にしないでいいでしょうし、見方によっては笑えるしカワイイもんです。

しかし、頭が良く誤魔化し上手な、卑怯者の隠れヘタレ男にだけは、くれぐれも注意するようにしましょう。

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