結婚前提でもここまでされると嫌!彼の母親と上手く付き合うには
女性なら誰でも好きな彼氏のご両親には好かれたいし息子の彼女として認められたいものです。彼との結婚を考えているならなおさらでしょう。
しかし認められて仲が良くなりすぎても困ることも。特に彼の母親に関しては色々難しい問題があります。
普通男性は自分の母親と自分の彼女が仲よくしている状況をあまり深く考えず「うまくいっている」と思っているようなのですが、女性の方は彼の母親に気を使って接していることもあるのです。
彼の母親が良かれと思って発している言葉や行動がある時はストレスになってしまうこともあるのです。結婚前提でも正直なところあまり二人の間に過度な介入はして欲しくないというのが本音なようです。
母親は息子が連れてくる女性をシビアにチェックしている
初めて彼のご両親に会いに行くという時は緊張します。彼の恋人として認めてもらいたい思いや嫌われないようにとドキドキするものです。
また同じく彼のご両親、特に母親も気を張っているのです。「どんな女性なのかしら」「どんな話をしようかしら」など息子の恋人になる女性を色々と想像をしたりしています。
親というのは息子の彼女に対して自分なりの理想をもっています。しかしそれはあくまで理想であって息子の彼女が例え理想から外れていても結局は息子が選んだ女性なんだからと認めることが多いようです。
母親は挨拶した時点で息子の彼女に良い悪いを見てしまう
タイトルを見ると何かのオーディションの審査のようですが審査基準に達しなかったからお帰り下さいという訳ではないのです。良い悪いの空気を感じるということです。
「この娘さんはいい子だな」とか「なにかちょっと違うなあ」とか一瞬で感じるといいます。人は見た目でその人をほぼ判断するといいますから、彼女がいいイメージならその後の会話も弾むでしょうし、あまりいいイメージでなければチェックも厳しくなるのです。
母親は息子の彼女のどんなところをチェックするのでしょうか
- 挨拶やお礼がきちんとできるか
- 基本的なマナーや礼儀を知っているか
- メイクや服装が華美で派手でないか
- きちんと会話ができるか
- どんな家庭で育ったのか
彼女の好感度が高ければ「まだ若いんだからこれから学んでいけばいいことだし」と劣った部分も好意的に見てもらえます。しかし好感度が悪ければ「お行儀が悪いわね、ちょっと人前には出せないわ」など攻撃的な発言になってしまうことも。
この部分は父親より母親の方が厳しく見てしまうようです。父親が娘の彼に対して「絶対認めない!嫁にはやりたくない!」的な感情と似ているのかもしれません。
一種の息子愛といいましょうか。息子の彼女のシビアなチェックは部分は永遠解決することのないの問題なのでしょう。
本当は母親も息子の彼女と上手くやっていきたいと思っている
いくらチェックしても、やはり息子の彼女とは仲良くしていたいし、いずれは息子の嫁になり自分の娘という立場になるであろう彼女とは上手くやっていきたいのが本心です。
いい意味でお世話をしていきたいと思っているし、家族同様に接していきたいと思っているのです。
結婚相手である彼女は他人であっても娘同様に思ってしまう
恋人から婚約相手へと順調に話が進み彼との家族とも交流が深まり冠婚葬祭などさまざまな行事にも参加するようになって彼の母親とも親しくなってくると「何で?」という疑問が生まれてくることもあります。
家のしきたりなどで戸惑ったり親戚等のおつきあい等、日ごとに関係が深まっていくことでしょう。そんな順調な中にも女性(彼女)にとってはちょっとありがた迷惑な行動をしてしまう母親もいるようなのです。
数日後、彼の母から「あなたのために着物を用意しているんでその着物を着て出席して欲しい」と言われました。私はフォーマルなワンピースを着て行くつもりだったので着物を着ていく必要はないと彼に言ったのです。
しかし彼が言うには前日から彼の実家に泊まって着付けやヘアセットをし翌日に備えてもらうと勝手に彼の母親が決めてしまい美容院の予約も入れてあるとのこと。彼は仕事で当日の参加なので私一人で彼の実家に泊まることに・・・。
彼に相談しても「父や母の顔を立ててやってくれ」としか言わないし・・・。結婚しているなら妻としてきちんとお祝いのために着物も着ますが、婚約者の身でここまでしなくてはいけないのでしょうか。
というより彼も母親に私の意見を言ってくれないし相談もせずで勝手に決められたということが嫌です。
25歳女性
このパターンは今回の着物だけでなく食事のメニューや合同旅行などでも母親の勝手な良かれ行動の話は出てきます。息子の彼女を自分の娘のように扱ってしまっているのです。
彼女は婚約者だけれど気分は早、嫁であり、自分の娘であるのです。親戚のお祝いの席には息子と共にきちんとした形で望んでもらいたいのでしょう。60代、70代の方々はまだ家の格というものを守っていきたいという方がいます。
仕方がないといえば仕方ないのですが。問題は彼ですね。きちんと彼女の気持ちを聞いて母親に相談してあげなくてはなりません。
彼に盾になってもらい彼に自分の気持ちを理解してもらうこと
腹が立っても彼の母親なのですから直接文句を言うわけにはいきません。では我慢して耐えてしまうのか?それもいつか大きなストレスとなって彼との結婚に不安をもつ可能性もあります。
色んな不満やストレスは彼に相談して彼から伝えてもらいましょう。男性は言わなければわからない動物です。何事もなかったように黙っていると男性は「母親とはうまくいっているんだな」と思ってしまうようです。
彼がのらりくらりで伝えてくれないのなら「結婚はしない!」くらい言ってもよいと思います。
恋愛時代に彼を手なづけておくことも一つの方法
結婚したら必ず出てくるのが嫁姑問題です。どんなに分りあって仲がよいと言っても彼の母親とは親友にはなれません。立場的には一歩引いた姿勢でお付き合いしていくことになります。
マザコンとまでは言わなくても息子というのは母親に甘いし母親も息子には甘いのです。なので結婚したら両親とは距離を置いてもらい常に自分はあなたを頼っている妻 ということを徹底的に彼に分らせることも必要です。
親を蔑ろにしろとはいってはいません。重きを置くのは妻(彼女)であるということを理解させましょう。
断る勇気と相手を傷つけない言葉を身につける
なんでもかんでも彼任せになってしまうと本当の自分の気持ちが相手に伝わらないことがあります。彼が口下手で代弁が上手くできないと誤解を招き関係がギクシャクしたりします。できたら自分の言葉できちんと理由を言って断ることも必要です。
- 自分の好みではない服をプレゼントされたら?
- 食品や飾り物など必要ないものを毎回送ってこられたら?
もし頻繁に会える距離にいるのなら一度だけでよいのでプレゼントされた服を着てお母様に見せてあげてください。一度だけでよいのです。全く着ないのは相手を傷つけます。
一度着れば義理が立つのです。もし「あの服着てないわね」と言われたら着ない理由を言ってください。
「ステキな服をありがとうございます。生地は手触りがよくて気持ちいいんですが今はちょっとシックすぎるのでもう少し年齢が高くなったら着させてもらいます」
など否定にも感謝の言葉と服の良いところを一つ添えてみてください。
このパターンも感謝の言葉と正直な気持ちを。
「食品はたくさんあるし傷んだらもったいないので今回で止めて下さい。また欲しい時はこちらからお願いしてもいいですか?」
など、ポイントはこちらは送ってもらったことで助かっていますということを伝えましょう。また飾り物や雑貨などは部屋が狭くて置き場がないということや、地震対策として物はなるべく置かないようにしているとアピールしてもいいでしょう。
まだまだ色んな彼の母親の行動はあるでしょうが、相手も良かれと思ってしている行動いることなので「嫌だ!迷惑だ!」をストレートに出してしまっては上手くいくものもいかなくなってしまいます。
ありがた迷惑かもしれませんが、言葉一つですんなり解決することもあるのです。臨機応変に大人の対応をしていきましょう。
息子が離れていく!息子から離れられない母親の特徴
いままではそんなふうには見えなかった母親が息子に彼女ができたり結婚相手ができたりすると途端に彼女に焼きもちをやいたり寂しがったりするパターンがあるようです。ある御婦人Aさんのお話です。
というのは、Aさんは息子さんと彼女さんをとても大事にしていて毎月3人で旅行を楽しんでいました。もちろん全て旅費は母親であるAさんもちです。
しかし結婚が決まってから息子さんから3人の旅行は終わりにしたいと言われたらしいのです。理由は彼女のストレスが原因。気を使いすぎて旅行が楽しくできないということでした。
それを聞いたAさんは非常に落胆し「楽しくなければもっと早くに言ってくれたらいいのに!息子がそんなことを私に言うなんて!」と泣いて息子の彼女のことを愚痴るというのです。
依存症は母親になってもある・・・旦那亡き後は息子依存
母親の気持ちとしては息子が彼女の元に行ってしまって自分から離れてしまうという寂しさがあったのだと思います。なので息子と彼女の中に自分も入りたかったのかもしれません。
Aさんは未だに「彼女の為にあんなに色んなことしてあげたのに・・・」と言っているそうです。Aさんの気持ちもわからなくはないですが息子の彼女の為ではなく自分の為に必死だったんだろうなと心痛みます。
息子から離れられない母親とは悲しいなと思う次第です。しかしこれはAさんだけでなく息子を持つ全ての母親にあり得ることかもしれません。
全面否定されていないならありがた迷惑はまだいい方
確かに結婚もしていないのに色んなことを押し付けてきたり、欲しくもない似合わない服をプレゼントされたり、食べろ食べろとお米や調味料や好みではないものを送られてくるのは困りますね。
「どうにかしてよ・・・」と思ってしまうのもわかります。でも彼の両親がどういう思いでプレゼントしたり物を送ってきたりするのかはわかりませんが、あなたは嫌われてはいないということは確かです。
彼の彼女として、または婚約者として認めてくれているということです。中には彼の両親に会ったけれど結婚を反対されているとか嫌味を言われるとか、自分の存在を全面否定されている女性もいるのです。
あなたが気に入らない興味のない無駄なものでも、あなたを息子の彼女と認めてプレゼントしてくれるのですから幸せなことだと思いますよ。
いつかあなたも親になる日がくる・・・子供を持ってわかること
嫁姑問題を抱えながらもいづれ女性は母親になる日がくるのです。不思議なもので女性は子供を産むと強くなると言います。
なのであなたが母親になった時点で彼のお母様の気持ちも少しは理解できるだろうし、きちんと母親として意見できる日が来ると思っています。嫁姑問題は不満が無いよりは不満があった方が自分の未来に対応できると思うのです。
何でも順送りです。今度はあなたが自分の子供の恋人と向き合う時が来るのです。あなたに息子が生まれて、いつの日か息子が彼女を連れてきたときのあなたを想像してみても面白いかもしれませんね。決して息子と彼女の関係に入りすぎないように。