彼氏との喧嘩で自己嫌悪!失敗を繰り返さないための3つのルール
どうしてあんなこと言っちゃったんだろう。どうしてもっと素直になれないんだろう。
ついかっとなって言った言葉が火に油を注ぎ、修復不可能なくらいの大喧嘩に発展。そんなつもりがないのに事態は最悪の展開を迎えてしまったりすること、ありますよね。
彼氏との喧嘩の度に、自己嫌悪と反省を繰り返している女性の皆さん!お互いを思いやって過ごすためのトレーニングを始めませんか?
1 彼の粗探しをしないこと
「あなたはいっつもそう!こないだだって・・・」喧嘩の元になった原因にあれこれと過去の話が加わり、あっという間にヒートアップ。
まずはこちら「自ら大喧嘩に発展させてしまう」そんな悩みを抱える女性の話をご覧ください。
A子の悪い癖
しかも彼は友だちと遊ぶ予定を入れてしまったみたいで、私のほうをドタキャンしようとしたんです。これって怒って当然ですよね?
だいたい彼、こういうことが本当に多いんです。私とのデートにダブルブッキングなんてしょっちゅうだし、前なんて誕生日のことまで忘れられて。
だから怒りにまかせて彼にぶちまけました。どうして何度も同じミスをするの?前にも言ったよね、どうせ約束したってまた破るんでしょ?って。
「彼にもっと大切にしてほしい」そんな不満が溜まっていたので、私にとってこれまでのことと今回のドタキャンは繋がっているんです。それなのに彼は逆ギレしました。
「前のことを持ち出すな」「人の揚げ足を取ろうとするな」・・・酷くないですか?怒ってるのは私なのに!
喧嘩の火種を増やさない
過去に起こったことと今まさに起きている問題、そしてまた起きるであろう予測まで全てを線で繋げて「ひとつの問題」にしてしまうのは女性にありがちな考え方です。
それに対して男性は、線ではなく点で捉えようとします。問題はあくまでも目の前のひとつだけ。そのため「それとこれとは関係ないだろ!」と切り離して考えるというわけです。これではいつまで経ってもお互いを理解できず、未消化のまま。
考え方の違いに気付かなければなりません。その上で相手に伝わりやすいアプローチに変える必要があり、その役目は柔軟性が高いと言われている女性側が担った方がスムーズにいきます。
その一方で男性は、ロジカルな捉え方が得意。言われたことがよほど理不尽でない限り「そっか・・・」とすんなり受け入れられる器が、女性より大きいのです。
2 彼のプライドを傷つけないこと
「あっそ!所詮あなたなんてね・・・」感情的になる気持ちを押し殺し、代わりにぐさっとくるようなセリフを彼にお見舞い。
続いては「あのひと言は余計だった・・・」そう悔やんでも悔やみきれない女性のお話です。
B子が犯した過ち
喧嘩の発端は、彼が職場でストレスを抱えている話を聞いていた時でした。世間知らずな後輩に振り回されて、だいぶ参ってたみたいで愚痴を聞かされていたんです。
あんまりにもグダグダ言うものだから「直接彼に言えばいいじゃない」そう軽く言ったんです。そしたら彼、簡単に言われたのが嫌だったのか私にもイライラをぶつけてきて。
それで私、つい言っちゃったんです。「あっそ、じゃあ好きにすれば。後輩の指導もろくにできない人に何を言っても無駄よね!」って・・・
そしたら彼は何も言わずに私の家から出ていっちゃいました。ちょっと考えて、さすがに言い過ぎたかなと思ったので連絡したんですが着拒に未読。それが今日まで続いてます。
上から目線に百害あって一利なし
キツめの言葉で相手に発破をかける。今の状況から抜け出してほしい、そんな気持ちの表れでもあるこのアプローチは珍しいものではありません。
けれどこれは、限られた人だけが使ってもいいやり方。会社なら上司や先輩、スポーツだったらコーチや監督といった「ステイタスのある人」だからこそ成り立ちます。
ちなみに女性なら「なにくそー!」と負けず嫌い根性で立ち向かえたりするのですが、男性はそうもいきません。ましてや彼女に言われるなんてもってのほか。
絶対的な味方のはずの彼女。安心して愚痴を聞いてもらえるはずの彼女。そんな存在に馬鹿にされた彼は、女性側が感じる以上に大きなダメージを負うのです。
3 あたり前のことに感謝すること
「はぁ?今さら謝られても無理だし!」謝罪をピシャリとはねのけ、彼がそこからどう出るか反応を見る。
最後は思いもよらない結末を迎えてしまった「自惚れが過ぎた」女性の話をご覧ください。
C子の間違った基準
原因はたぶん私です。優しい性格の彼氏だったんで、これまでずいぶんワガママ言ってきました。デートの送り迎えはもちろん、時間もお金も私に費やしてくれました。
だけどある日、彼が珍しく怒ったんですよね。誕生日に彼がくれたのが花束だったのに対して、私が思わず「え、これだけ?」って言っちゃったから。
どうやらサプライズで隠していたプレゼントがあったみたいで。でも私そんなこと知らなかったし、彼が怒るのに納得がいかなくて逆ギレしたんです。そしたら冷静になった彼が必死に謝ってくれました。
だけど私のほうの怒りがおさまらなくって、彼を置いて帰りました。そしたら数日後、浮気されて。まさか私以外の人を好きになるなんて思ってなかったから・・・すごく後悔してます。
嫌われないなんて思い上がり
「喧嘩をしてはだめだ」彼女の誕生日を祝うため、精一杯ガマンして接してくれた彼を突き放した彼女。優しさと愛情をひねり潰すような行為です。
ここまでの行為ではないにしても、相手の気持ちを粗末にしてしまうことは実際よくやりがちです。思い当たることはありませんか?
感謝する気持ちがどんどん薄れて、少しのことでは「ありがとう」を言わなくなっていたり。「ごめんね」を言わずに言い訳ばかりするようになっていたり。
「こんなことぐらいで」は何よりも危険な考え方です。人が人に一生好かれ続ける確証など、どこにもないのです。大切にしなければ大切にされないのはあたり前ですよね。
自己嫌悪に陥らないために
終わりのない喧嘩はありません。けれどそれは、原因だけに集中して「喧嘩という名の話し合い」ができている場合です。
怒りの矛先が原因から逸れたことに気づいたら、すぐに軌道修正を。喧嘩そのものを避けることはできなくても、まずそれだけは心がけてみてくださいね。