女子力って言いますけど、それって結局何?戦闘力が高いってこと?
最近よく耳にしますよね、「女子力」って言葉。女子力が高いとか低いとか、そんな使い方ができるワードだそうですが、正直謎だったんですよ。巷をにぎわしている女子力って、とどのつまりなんなのか。
高い、低いと数値が計れるからには「○ラゴンスケーター」を使えばわかる戦闘値のようなものなの?!
ああ、恋愛という戦場を駆け抜けていく上での戦闘力のことですね、わかります、なんて考えている筆者と同じ感覚の人は多分、女子力が低いのでしょうが(笑)。
いや、でももしかしたらこの「女子力」自体の定義が世の中でも曖昧なのかも知れない、という一縷の希望を持って今回は「女子力」とは一体なんなのかをリサーチしてみました。
いやあ、女子力って本当に奥が深いんですね。
女子力、それは女子たる者の究極の理想形
女子力をリサーチする上でまず最初に覗いてみたのが「gooランキング」で行われた「女子が考える本当の女子力ランキング」。
同性から見て、これぞ女子力が高い!という項目をあげているのだから信憑性がありそうです。
早速1位から10位までを読んでみたのですが、これって…。つまり「いい子」ってことじゃん!と思わず突っ込みを入れてしまうような内容でした。
当初予測していた「家事を完璧にこなす女性」であるとか、「子供が好きな女性」とかそういう項目も確かにランクインしているものの、実際は人間性を問うようなものが多いのが特徴のようです。
例えば「ありがとう」、「ごめんなさい」などの言葉が素直に言えるのが第一位。んー、それは確かに大切なことに違いはありませんが、当たり前と言えなくもないような…。
まあ、ひねくれ者の筆者としてはそれらの言葉をバーゲンのように安売りする女性もどうかと感じていますがねっ。(それは妬みに違いないという指摘、ごもっともです。)
その他にも人の悪口を言わず、聞き上手で、いつもニコニコ笑っているなんて、まるで宮沢賢治の書籍で読んだような内容が盛りだくさん。
これらの項目に関してもやはり、どれだけ人間性が出来ているかを問う内容といえるでしょう。
確かに聞き上手な人は一緒にいて気持ちがいいですよね。自分の話に耳を傾けてくれる人がいるというのは、誰しもが嬉しく思うことですから。
だからこそ家庭で相手にしてもらえない男性が夜の街に繰り出し、心の隙間をお金で満たすわけですし。男女問わず好感度が高いといえるでしょう。
また人の悪口ばかり言っている人とは、正直付き合いたくないと思うのが人情というもの。
一緒にいる時間、ずっと誰かの悪口や愚痴ばかり言っている女性もたまにいますが、こちらのモチベーションまで下げられてしまうような不快感を感じる行動の一つです。
もちろん聖人でない人間にとって、不満を持つシチュエーションは山ほどあるでしょう。そんな時もグッと我慢して、ニコニコと笑っている女性こそ女子力の高い人、ということになるようです。
筆者としてはそんな女性がバックヤードでどんなことをしているのかに興味がわきますが…。そういった事後処理も含めて上手なのが女子力の高い人、ということなのでしょう。
「女子力」とはまさに女子たる者の究極の理想形といっても過言ではないものなのかもしれません。人を不快にさせないよう振る舞える能力こそ、女子力と呼ばれているものの正体のようです。
さて、私も女子力アップを目指して、修道院に修業しに行こうかなっと。