デート時でも携帯コミュニケーション?会話が無くても平気な関係
携帯は生活には欠かせない便利なものになってきました。携帯を持ち歩かない日などは皆無、手元に無いと不安というぐらい携帯は私たちの日常に密着したアイテムとなっています
ひと時も携帯を離せない
街中、電車、病院、カフェ、今や携帯を触る人は色んな場所で見受けられます。歩いていても携帯、じっとしていても携帯、車や自転車の運転中にも携帯。街ゆく人々の手や、服のポケット、鞄には携帯が必ず存在しています。
携帯マナー守っていますか?
便利かつ機能的アイテムの携帯ですが、いつでもどこでも携帯使用となると大きな事故につながります。自転車走行時の携帯使用や車の運転中の携帯使用は危険、禁止というふうに言われてかなり経ちます。
携帯マナーを守る人は増えてきたように思いますが、まだまだマナーを守らない人たちもいるようです。
携帯においての交通ルールも注意すべきことすが、人との対応もちょっと考えなければならない部分がないでしょうか?
携帯のタブー
恋人同士だから別に何してもいいんじゃない?自分たちがいいと思ってるんだから。でも
恋人同士のカップルだからこそ引いてしまう光景もあるんです。
ファミレスでのカップル
食事を中断してもメールの返信対応に忙しい様子。実に器用に食事をし会話をし、そして携帯を触る。片手にフォーク、スプーン、お箸、片手に携帯といった具合だ。
このような食事風景は今や珍しいことではありません。ファミレスだけでなくカラオケやサークルの集まりでも似たような光景は見られます。この状況を普通で良しとする人。オカシイ絶対ダメとする人、賛否両論でしょう。
一般的な見方をすると絶対ダメよ!という意見が多いのではないでしょうか。でもよくよく考えて自分に置き換えてみてください。
自分はここまで携帯に依存していない。ここまで酷くないと言えるでしょうか?もしかして自分も似たようなことをしているかもしれないと思い当たることはありませんか。
会話より着信やメール
食事中以外にも、友人の集まりや、講義や授業でも人の話は聞かず携帯を気にする人達。
恋人同士のカップルに限らずこういう人たちが増えています。
疑うわけではないけれど疑いたくなってしまう彼女。こういう時ってきちんとした会話が必要となってくる。でも会話も不十分で納得出来ないときには喧嘩になったり厄介。
男性ばかりではなく女性にも会話より携帯重視が見受けられます。目の前にいる自分より携帯の相手に心が向いている時は相手を責めてしまう。
携帯依存という言葉がありますが友人や恋人、夫婦の関係まで会話が無くなってしまい
あまりに相手の反応が無くなると疑惑が湧きはじめ、そして相手の携帯の着信歴やメールをこっそり盗み見してしまうことも・・・。
デート中のメール
近頃の彼はデート中でも携帯の着信を気にすることが多くなったということはありませんか?やはり二人でいるときには携帯はさわらないで欲しいものです。
デートが終わって帰宅しても彼のメール着信や彼の態度に違和感があり、自分もまたメールで彼に毒づいてしまう。メールというのは文字の羅列で感情が伝わりにくいという難点があります。
特に関係がこじれた場合はメールが火に油を注ぐというパターンにもなることもあります。ゲームのようにハイ、終わりと終了できるものではありません。しっかりか顔を見て意見し、話し合うことが人間関係、特に恋人同士には大切です。
大きな声で会話する
場所を気にせず大きな声で会話する空気を読めない人がいます。注意するのも迷うところです。こういう人とは一緒に行動したくないものです。
あと学生がコンビニの前で地べたに座って大きな声で携帯で会話したりゲームをしたり、駅の階段に座って携帯を触ったり、非常に見苦しい。しかし迷惑だと思いながら誰も注意する人がいない現状。
この類の携帯マナーについては、近しい人、親であったり、恋人であったり、店側であったり、駅の係員であったりの注意しかないように思います。他人が注意すれば喧嘩や言い合になる可能性が高い今現在。
やはりそういうややこしい人は無視するのが普通。あなたの彼はどうですか?もしあなたが彼の携帯マナーが良くないなと思ったら注意してあげてください。そしてもし彼から注意を受けた時は聞き入れ反省してみてください。
携帯マナーは個人で違う
携帯においてのマナーですが必ずしもマナーが悪いとされている人たちは悪人か?というとそういうわけではありません。良い悪いの判断マナーは個人で違うのですから、悪人というより他人に対しての配慮不足ということになります。
年齢層の違い
携帯を持たない人たち(高齢者の一部)からすれば携帯を触りながら人の目も見ずに会話したり、食事中に携帯でメールを打ったりゲームをしたりという態度はなんと“礼儀知らずな”というふうに呆れてモノも言えないと憤慨することでしょう。
しかし携帯が当たり前になった現代では別にそんな怒られることではないと思っているかもしれません。パソコン、携帯は当たり前という時代に生まれ育った若者は携帯に対しての考え方が年配の人たちと違うのです。
カエルの子はカエル
しかしその若者の親である人たちの世代にも携帯対応が今風になってマナーやルールから外れているという現実もあります。携帯利用者は世代関係なく携帯マナーは時代と共に変化しているのかもしれません。
中高生、大学生など若者の携帯マナーについてはやはり日常の生活を共にする両親の影響が大きいのではないかと思います。
ダメなものはダメ
携帯でのコミュニケーションは自分たちが好きでやっていること、他人様に迷惑をかけなければ大丈夫という考え方なのでしょうか。
「私はそんなことしないけど携帯触るのは理解できると思う」という緩さが実は携帯マナー違反的行為を許しているともいえます。
嫌ならその場で
彼と一緒にいる時に携帯を触ったり、メールやラインの返事をしていたらハッキリ聞きましょう。「今、メールの返事は必要なの?」と。
自分も携帯を触ることもあるから彼のしていることは仕方ないと諦めずに。あとで文句のメールを打つよりはその場で言う方が良いですよ。
ダメなことはダメ!許せないことは許せない!とはっきり言える彼、彼女、親、であって欲しいものです。
携帯は便利アイテム
会って会話することは必要です。しかしメールを打つことも一つの会話の方法です。言いにくいことはメールでという人も少なくありません。
便利なものは必要とされる
メールは文字の伝達、電話は声の伝達、携帯にはその二つの機能があり、場合によっては人間関係をうまく運ぶアイテムです。電話よりメールが功を奏す場合もあります。
またメールが無理な時は電話が手っ取り早かったりもします。ゲームだって音楽だって画像だって取り入れることが可能です。欲しい情報はいつでも調べることが出来ます。
なので私たちが携帯を必要とし手放せないアイテムであることは語るまでもありません。私たちは色んなものを与えられています。お金を出せばより高度で魅力的なアイテムが手に入るのです。
得るもの失うもの
しかし与えられすぎて無くなったものもあります。読めるけど書けない。電話番号が覚えられない。携帯が手元に無いと連絡が取れない。会話をしなくなった。面倒な時はやり過ごす。人によっては返事は多少遅れてもかまわない等。
対人関係は希薄になっています。覚えようという意識が無くなりました。従来は会話あっての繋がりこそが信頼関係で、会うことを重ねて会話していく上で人を理解していくということが大切だといわれてきました。
携帯は便利ですがやはり対人関係の基本は忘れてはいけないと思います。
会話が無い関係はあり得ない
女性は喋る生き物です。男性より言葉を発し語彙も多く持っています。なので男性は女性のマシンガントークに辟易ということもあるでしょう。でもこれで男女の関係は成り立っているともいえるのです。
大事な人との会話
会話の無い恋人、会話の無い夫婦、会話の無い友人関係、それらが全て携帯のせいだと決めつけてしまうのは違うとは思いますが、会話あっての人間関係ということは大事なことだと思いましょう。
全て携帯で事が終え、何事もなく物事がスムーズに流れることはいいことですが、時々「メールじゃダメだ、会って話さないと前に進まない」という経験はありませんか?大事な人とのことは会って顔を見て話す方がいいのです。
「あのメールのバトルは何だったの?」というくらい会えばスッキリ解決することもあるのです。
基本はコミュニケーション
携帯に依存しているようでも、それは自分の都合の良い時だけです。携帯だけではすまないことも人生の中では起こり得るのです。暇つぶしで携帯を触る人、仕事上で携帯を離せない人、携帯が無いと生活が不自由な人、いろんなニーズに応じての携帯価値が存在します。
悪い方向だけを見れば悪い見方に目がいくし、良い方向だけを見れば本当に携帯は便利なものです。ただ言えるのは携帯の基本はやはり会話であり、人と人とのコミュニケーションであるということです。
自由と配慮
携帯は誰でもが持つことができ利用価値の高いものです。携帯が無ければ生きていけないというくらい人生に密着したアイテムです。購入も自由、使い方も自由なのです。
自由ゆえに、そこには他人に対しての礼儀や生活上のマナーというものがあります。その部分を外して自分さえ良ければOKのような携帯の使用はいけません。自由なコミュニケーションには他人様に対しての配慮が必要です。
携帯もTPOが必要
Time(時間)、Place(場所)、Occasion(場合)というTPOがありますが携帯使用もこのTPOが必要です。
自己認識
スーツを着てキチンとしている人が電車やレストランやカフェなどでゲームをしている姿はあまり好意的には見ることができません。まして彼女とデート時にということになれば
第三者として「なんで彼女文句言わないの?」となってしまいます。
彼に、Time(時間)、Place(場所)、Occasion(場合)というTPOの認識や意識があればきっと彼女と一緒の時は携帯使用は控えるのではないでしょうか。
でも自分たちが良いと思ってやってることなので、傍から見れば「あれって変じゃない?」と思われていることが、当人たちには分からない訳ですから、こちらがどう思おうが彼は何も自分のしていることが変だと思わないのです。
また彼女が彼の携帯いじりを許しているならそれは第三者がとやかく言う必要はないのですね。彼と彼女は同じ感覚なのです。
携帯への価値観
自分にとって携帯とはどういう価値を持っているいるのでしょう。スマートフォンが主流になってきた現在、女性ならファッションや美容、買い物、ライン友達、ゲーム等の利用が大きいのではないでしょうか。
自分流にアレンジできるスマートフォンは男女共々人気アイテムですね。
スマホはおもちゃ箱?
おもちゃ箱のようなスマホも楽しくていいのですが、やはり大人ならカッコよくスマートに使用して欲しいというのは言い過ぎでしょうか。
もう少し詳しく言えばマナーや自分以外の人に対しての配慮ということも含まれてのカッコよさやスマートさと言いたいのです。おもちゃ箱から宝箱のようなスマホにチェンジするのもいいのでは?
携帯を離せないあなたへ
マナーも配慮も意識しているし人には迷惑はかけていないし問題はない。携帯は常に私の傍に置いていないと落ち着かない。メールも気になるんで目につくところに置いておきたい。きっとそういう女性は多いでしょう。
見ない使わない努力
食事はデートであっても、家庭であってもおいしく食べるが基本です。ストレス発散でゲームを楽しむこともいいと思います。もし携帯をテーブルに置いて食事をしているのなら、食事中だけでも携帯を違う場所に移動させてみませんか。
食事中の作法は男女のお付き合いでも重要視されています。お行儀の悪い人はアウト!という男性も多いのです。あなたは大丈夫ですか?また食事だけでは無く、色んな状況に応じて携帯は鞄に入れてしまい視界から遠ざけるという努力も必要ではないでしょうか。
忙しい世の中です。いろいろしなくてはならないこともあるでしょう。仕事のこともあるでしょう。しかし食事中くらいは携帯はカバンの中にしまっておいて楽しく美味しくいただいてほしいものです。
デートの時は携帯より彼ですよ。彼の顔を見ながら会話を楽しんだり、おいしい食事をしてくださいね。