【彼氏との喧嘩別れを防ぐために】知っておきたい3つのルール
本当ならしたくないこと。けれど避けられないもの。それが「喧嘩」ではないでしょうか。
こじれた末に別れてしまった、そんな話もよく聞きます。日頃どんなに相性のいい二人でも、些細な喧嘩を防ぐのは、とても難しいことかもしれませんね。
それならせめて「これだけは守るべき喧嘩のルール」を知っておくといいかもしれません。悲しい別れを招かないよう事前に手を打ちましょう!
大人の喧嘩はタチが悪い!
カップルの喧嘩も、お互いまだ未成熟のうちなら仲直りまでに大した時間はかかりません。ところが大人になってからの喧嘩はそうもいきません。
それぞれの喧嘩の腕が磨かれ、どこまでも平行線を辿ることもしばしば。内容そのものより、意地やプライドを守るための大きな喧嘩に発展するようになるのです。
自分の中の常識を譲れないケース
女性:「・・・ねぇ前にも言ったけど、会えないなら早めに教えてくれる?」
男性:「え?だから今伝えたじゃん」
女性:「だってもっと前にわかってたんでしょ?」
男性:「今日明日の予定じゃないんだから別にいいだろ」
女性:「いやいや、それはあなたの感覚でしょ」
男性:「じゃあ何日前ならいいんだよ?」
女性:「すぐそうやって話を終わらそうとする」
男性:「はぁ?同じことしないように聞いてんだろ」
女性:「まずはダメになったことに対して謝罪じゃないの?」
男性:「・・・ちっ。悪かったよ」
女性:「なんか無理やり言わせたみたい。別に、謝ってほしいわけじゃないのよ?」
男性:「なんなんだよじゃあ」
女性:「たかが映画かもしれないけど、私だって予定を空けてるわけよ」
男性:「だから?」
女性:「ダメになるなら他の予定を入れたいわけ」
男性:「だから?」
女性:「だったら一刻も早く相手に伝えなきゃって思うのが普通じゃない?あくまでも私の常識だけど」
男性:「それはお前の価値観だろ!これだからお前は…」・・・etc
大人になると、ボキャブラリーや考え方が豊かになります。そのせいで、より一層「相手をやり込めたい」「認めさせたい」と思ってしまうのです。
途中で中断することが多いケース
男性:「もう少しで会議入るんだけど。なに?」
女性:「昨日のことなんだけど。なんで途中で帰っちゃったわけ?」
男性:「は?」
女性:「○○ちゃんもびっくりしてたよ。何か悪いことしたかなって気にしてたし」
男性:「何言ってんの?声かけたけど、お前全然聞いてなかったじゃん」
女性:「だって酔ってたし。それにしても先に帰るなんておかしいでしょ?」
男性:「だから声かけたって言ってるだろ?だいたいベロベロに酔い過ぎなんだよ」
女性:「なんなの?勝手にいなくなっておいて私にキレるわけ?!」
男性:「あーもう時間だから行くわ」(電話切れる)
女性:「ちょっと!」
仕事のやタイミングの悪さを理由に、やりとりが中途半端なままになることも。これでは消化不良になり、ますます揉めることにも繋がります。
相手を心底嫌いになるケース
男性:「なにいきなり」
女性:「こないだ喧嘩したあと、私の方に連絡がきたんだけど。ほどほどにしてあげてねって」
男性:「マジで?うちの親から?」
女性:「そうだよ!なんでそんなこと親に相談すんのよ!」
男性:「いや別に相談っていうか。最近どうか聞かれただけだし」
女性:「それでペラペラ喋って私を悪者にして、スッキリしたってわけ?!」
男性:「うるさいなぁ。違うって言ってんだろ!」
女性:「そういうの何て言うか知ってる?このマザコン!」
男性:「お前だって俺との喧嘩のこと、友だちに相談してんだろ?変わんねーよ!」
女性:「・・・サイテー」
大人の喧嘩でありがちなパターン。「こんな人だったんだ・・・」そんな風に彼の人格や人間性まで疑うことになり、一緒にいるのが苦痛になることもあるようです。
これだけは守ってほしい喧嘩のルール
タチの悪い大人同士の喧嘩。ひとたび始まれば、どちらかが折れるか最悪別れるまで続く恐れもあります。けれど安心してください!
喧嘩自体を避けることができなくても、打てる手はまだあります。してはいけない喧嘩の種類を知って「最低限これだけは守るべき」ルールを守りましょう。
1 言った言わないの喧嘩はしない
今でこそLINEの普及もあって、この手の揉め事はだいぶ減ったことでしょう。けれどログに頼る時代だからこそ、余計に会話での「言った」「聞いてない」でヒートアップするとも言えます。
証拠のないことで揉めるほど、二人にとって無益なことはありません。ただでさえ仕事も生活もあり、好きなときに好きなように会える時間があるわけではないのです。
時間を粗末にすることはやめましょう。この手の喧嘩に発展しそうな時は「ダメだ。キリがないしやめよう」と自分が土俵から下りましょう。
2 三割意見を述べたら相手のターン
自分の答えが正しいのだから、相手がそれをさっさと認めてくれればいいのに。原因が何であれ、そんな風に感じる機会は多いのではないでしょうか。
けれど「認めさせるために」あえて遠回りをするやり方を知ってほしいのです。
自分の主張を三割述べたら次は相手の番。そしてまた三割の主張・・・それを繰り返していくのです。彼の言い分も聞いて、認めるところはしっかり認めましょう。
どんなに小さなことでも、人は承認されることで満たされますし冷静になれます。一見すると時間がかかるように思えますが、実に建設的な話し合いをすることができるでしょう。
3 正論よりも最善を選ぶこと
彼がデートと友人の予定をダブルブッキングした。先に約束していたのは自分。けれど友人との予定はチケット購入済みのサッカー観戦。
そして「チケットを取ってしまったから」と、彼がサッカーを優先しようとしたとします。けれど本来であれば、先に約束した方が優先されるはず。
例えばこんな「もっともな正論」がある場合でも、それを選べば喧嘩が終わらない。それなら二人にとっての最善を選択しましょう。
次の休みは一日中ショッピングに付き合ってもらうとか、彼のプランニングで小旅行に行くとか。楽しみが増えるような妥協点を探すのです。
最悪の結末を迎えないために
本当なら言い争いなどせずに、意見の相違は話し合いで解決したいものです。これを機に、これまでのやりとりやパターンを振り返ってみてはいかがでしょうか。
そして今後は、無駄に傷つけ合うような揉め事からは卒業しましょう。全ての恋人たちに平和な日々が訪れますように!