付き合ってるのに不安で苦しい!恋愛への依存感情との付き合い方
「好きな人とつきあって幸せなはずなのに、どうして苦しいんだろう?」
そんなふうに自問自答してしまったことがある人は、恋愛依存に陥っているのかもしれません。恋愛には、ある意味依存はつきものです。だけどそのバランスをうまく取れないと、とても苦しくて、あげくの果てに彼との関係自体を壊してしまうような本末転倒なことになってしまうケースも。うまく飼い慣らして付き合っていけるようにしませんか?
求めるほどに満たされないゲーム
金銭欲や物欲もそうですね。「これだけお金があって、あれが買えれば満たされる」と思っていても、いざ手に入れてみると、「もっといいものを」とさらに上が欲しくなる。彼から与えられたいものも、そうじゃないでしょうか?
「もっとメールや電話がほしい」
「もっと愛の言葉がほしい」
「もっと私に時間を使ってほしい」
そう思うほどに、それが満たされないと苦しくて仕方がなくなる。「1日会えないだけで辛い」という人も、もし一緒に住んだとしてもそれが「数時間離れているだけで辛い」になるだけかもしれません。
欲は完全に満たされることはない。この事を念頭に置いて、そこから意識をそらす訓練をしてみましょう。
寂しがり屋なのは、心じゃなくて肌?
「会えない時は寂しくて眠れない」
そんな人は、依存しているのは心ではなく肌なのかもしれません。
バカみたいだと思うかもしれませんが、抱き枕を買うと案外効果的です(笑)皮膚に何かが密着している、抱きしめるものがあるだけで、精神はけっこう落ち着くもの。ぬいぐるみを手放さない子供や、ライナスの毛布なんかがいい例です。
無意識で、苦しむことを望んでしまっていませんか
家庭で満たされなかった感情を、彼氏に求めてしまう。もっと厄介なのは、安定していない両親の関係を見てきたので、無意識に「男女関係は不安定なのが正常」という刷り込みを持ってしまっていて、自ら不安の種を見つけ出してネガティブな感情の悪循環に陥ってしまう場合があるということ。
「無意識に、苦しさを自分で作り出してそれに依存しているのかも」
そう気づくだけでも、それを手放す一歩になるはずです。
自爆は絶対後悔します!
それで彼女は、苦しさに耐えられなくなって「別れる」と言ってしまった。それで別れてしまった後も、何年も後悔していました。
周りを見ていても、自爆の別れは本当に引きずります!「別れる」という言葉は勢い余って口に出してしまうには重すぎるもの。一度出すと取り消せません。
もし自家中毒に陥って苦しさを持て余しても、彼が好きならその言葉はぐっと飲み込んでください。
どんな菌もバランスよく存在する体内環境を目指そう
でも、体内環境で言うと、善玉菌ばかりでは成り立たない。悪玉菌も病原菌も、全員体内に持っていて、それらが拮抗してバランスを保っているのが健康なのです。その勢力バランスが崩れるのが病気になるとき。
恋愛もそうです。依存感情が存在するのは悪いことではありません。バランスを取っていられるかということが大事なのです。
依存は、完全になくすことはできないと思います。だけど、風邪が体のバランスが崩れたことを教えてくれるために症状として出てくるように、「あ、依存が出てきた!」と早めに気づいて、まだ軽いうちにその都度手当てしていけば、恋愛にとってうまく働くこともあるはず。あまり苦しまないでくださいね!