アラフォー女性は恋愛に不利?明暗を分けるお金の使い方とは
自分なりに楽しく過ごした独身生活に後悔はないけれど、気がつけば私もアラフォーの仲間入り。そろそろ結婚を視野に入れた恋愛がしたい。
それなら「ありのままの自分」ではいけません!
若いだけで重宝される女の子に負けないために、今すぐ取り掛かるべきことをご紹介します。
35歳の焦り
昨日まではアラサーに属していたのに、誕生日を超えればアラフォーに仲間入り。たった一日を境に、周りからの見られ方も変わった気がして・・・
35歳になったばかりの女性、そのプレッシャーを覗いてみましょう。
焦りとの戦い
私、A子は誕生日を迎えて35歳になった。アラフォーになった途端、母親に言われたのは「おめでとう」ではなくて「もう結婚はダメかしらね・・・」
母親の気持ちはわかる。小さな頃から知っている友人たちは、とっくに結婚。子どもが小学生なんて当たり前、なかには中学校に入った子だっているのだから。
友人たちの話題も彼氏のノロケから旦那の愚痴へと変わり、そして今では子どものことばかり。
独身を満喫していた私は、話題の移り変わりを聞いても羨ましいと思ったことはなかった。けれど今は違う。
結婚も出産も今を逃したらマズイ、そんな不安でいっぱい。しかも彼氏なし、こんな35歳って大丈夫なの?
女磨き強化月間
日に日に焦りは増していく。そんなある日、A子は雑誌でこんな記事を見つけます。
- 1月 帰省時に親から結婚はまだかと急かされ、無意識に結婚を意識して過ごす月
- 6月 「ジューンブライド」な友人知人の結婚式に参加することが多く、結婚願望が芽生える月
- 8月 お盆休みの帰省で、またまた親から結婚を急かされる月
あほらし。そう思いかけたA子の脳裏によぎったのは誕生日、母親とのやりとりでした。「もう結婚はダメかしらね・・・」
あれ以来、確かに焦っているし意識してる。やだ、当たってるじゃん。それならこれ、試してみようかな。
A子はもう一度、今度はじっくりと雑誌に目を通しました。
チャンスは自分で引き寄せる
雑誌を見たのが12月。それから数か月間、A子は自己投資を続けました。
ファッションを一から見直すためにパーソナルスタイリストと契約、今の自分に合った服選びを学びました。
メイクも同様にスクールで受講。A子は一番輝いた状態で、キーとなる月を迎えられるよう備えたのです。
そして遂に彼氏ができたのは、6月のこと。きっかけは後輩の結婚式の二次会でした。
「自分磨きから半年が経っていましたが、費やした時間とお金は決して無駄にはなりませんでした」嬉しそうに話すA子さん、お盆休みは彼の実家にお呼ばれされているそうです。
37歳の憂鬱
アラフォーと言ったって、ファッションにも気を配っているし、恋愛にだって前向き。そんな女性がある日、加齢を自覚してしまったら・・・
実年齢より下に見られることに慣れていた女性の、プライドとの葛藤を見てみましょう。
年齢を自覚した出来事
「B子さんてホント若いですよね」常々そう言われてきた私。確かにヘアもメイクも気をつけてるし、正直30代前半に見られてもおかしくないと思ってる。
今はフリーだけど、その気になれば彼氏だってできそうだし焦りはなかった。そんなある日。忘年会で少し飲みすぎた私は、うっかりメイクを落とさずに寝てしまった。
翌朝、慌ててシャワーを浴びて身支度をしているとき異変に気づいた。体のラインが変わってる。それに顔はパリパリに乾燥してるし、目尻と口周りにスジが。
ボディチェックをしばらく怠っていた私が油断している間に、加齢の波は確実に近づいていたのだった。
嘘でしょ。これじゃただのオバサンじゃない・・・
現実逃避との決別
一晩お手入れをさぼったばかりに、顔も体もすっかりくたびれてしまった、そう落ち込むB子。でも心の中でもう一人のB子が言います。
いつしか重力に逆らえなくなっていた体のライン。まぶただって少しずつ痩せてきていた。冬は髪の毛が顔にかかるだけでチクチクするほど、肌だって乾ききっていたじゃない!
みんなから若いと言われてきたのは着飾った自分、37歳のリアルはコレなんだ。いくらヘアメイクで誤魔化しても、中身がこれじゃ絶対に恋愛できない!
B子は遂に今の自分と向き合う決心をしました。
洗練された女性に高まる評価
B子は月ごとに買い足していた服やコスメへの出費をストップしました。代わりにお金を使ったのはジム&エステ通い。
重力に負けないための体づくりを始めたことで、加齢による体のたるみが少しずつ解消されボディラインがくっきりしてきました。
さらにエステのきちんとした機器と施術により、肌のハリと潤いもキープできるようになりました。少額とは言えない出費だったけれど、その見返りはちゃんとありました。
自分磨きから数か月後の今、社内外を問わず誘いを受けることが増えたのがその証拠です。
「早めに子どもが欲しいので、年下の公務員の彼がいいかな、と。今度ふたりきりでデートです」そう話すB子さん、かつてのバイタリティを完全に復活させたようです。
39歳の諦め
あと一年で40歳。アラフォーと本当の40代では、やっぱり大違い。恋愛対象外のオバサンって感じ?
バツイチというハンデを抱えながらも、もう一度恋愛に立ち向かう女性の話です。
この歳でバツイチは致命的?
「C子、離婚しよう」元夫に別れを切り出されたのが四年前のこと。子どもがいなかった私たちは、彼の浮気をきっかけに離婚の道を選ぶことになった。
あれ以来まともに恋愛していない私。べつに男性を信用できないからじゃない。「あの人いいな」そう思うことはあってもバツイチの自分が後ろめたくて、それ以上は前に進めないだけ。
普通に好きになって、両想いになって恋愛するのはもう無理かな。気は乗らないけれど、お見合いパーティーしか再婚への道は残されてないのかもしれない・・・
今だからこそ基本を一から見直す
39歳のバツイチ。これを補って余りあるほどの魅力ってなんだろう。そもそも自分の強みって何かある?
あらためて考えるとセールスポイントが何もないことに気づき、愕然とするC子。これじゃお見合いパーティーでだって需要はないかもしれない・・・不安になったC子は思わず検索します。
- 包容力ありそう
- 経験豊かで落ち着いてそう
- 甘やかしてくれそう
- きちんと自立してるイメージ
・・・・・・
山ほど情報がヒットする中で、ひとつ目にとまった意見がありました。それは「未婚女性には難しい家庭的なことが初めからできそう」というもの。
一通りの家事はできるし、共働きながら毎食ご飯も用意していたC子。そうした内面のサポートも魅力になるんだ・・・
それなら、もっと完璧にできるにこしたことはないんじゃない?C子は自分の強みを見つけた気がしました。
気がつけばパーフェクトな女
少し自信を取り戻したC子は、有名な料理スクールに入校、家庭料理からパーティー料理まで幅広く習得しました。
そして家事全般の講座を受け、資格までゲット。出費は100万を超えましたが、その代わり出会いもありました。
なんとなく気おくれしていたお見合いパーティーに参加したところ、同じくバツイチの男性から声がかかったのです。
「同じ境遇なのは気が楽ですね。最近、結婚を前提としたお付き合いを始めました」そう話すC子さん、実は多くの男性がC子さんとの交際を望んだのだとか。
昔も今も、家庭的な女性はやっぱり人気がありますね。
恋愛に年齢制限なんてない
若さと勢いで結婚できる20代、結婚年齢が上がったことで意外にあっさりゴールインできる30代の前半。
けれどアラフォー世代の女性だって、時間とお金を上手に使えば問題ありません。若い子たちにはない経済力、有効活用しない手はありませんよね。