勘違いに注意!「オトナ女子」に躍らされるアラサー女の非モテ説
「大人女子はこうあるべき!」「大人女子のマストハブ!」今ではあたり前に使われるメジャーな言葉ですよね。
しかしその一方でいくつになっても「女子気分」が抜けないばかりか、時代のはやり文句に踊らされて、知らぬ間に非モテ女になってしまう可能性もあるのです。
そんな女性に冷ややかな視線を送る男性の意見と、その勘違いポイントをまとめました。
「大人女子をどう思う?」男たちの評価とは
男性も耳にはしているであろう「大人女子」のフレーズ。彼らにとっては、いったいどんなジャンルとして捉えられているのでしょうか。
周りに当てはまる女性はいるのか、そしてどう感じているのかアラサーの男性に話を伺いました。
「女子会なんて聞こえはいいけど」
女子会なんて言うくらいだから、さぞ洒落た店に行ってるのかと思いますよね。お茶とか、フレンチとか。
でも聞いたら、チェーンの居酒屋だったんで笑っちゃいそうになりましたよ。だったら呼び名は、ただの飲み会でしょうよ。
話の内容だって、愚痴とか将来への不安とからしいし。まったく女子力を感じないし、そんなの男同士で行く赤提灯と変わりませんよ。 (20代男性/メーカー勤務)
飲み会を「女子会」と呼ぶようになった皆さん!男性にはその意味が理解できないようですよ。
「独身なら永遠に女子なのか」
そもそも女子って、子どものイメージなんですよね。せいぜい大学生までかな、と。社会人になったら、自立して「女性」じゃないですかね。
でも最近、気付いたことがあって。同じ年齢の人でも、結婚したり子どもがいたりする母親には使わないんですよね。ステージが変わることがポイントなのかな。
ってことは、独身なら何歳でも女子?うーん、それってかなり無理があると思いますよ。 (30代男性/会社員)
立派な大人を「女子」扱いすることに違和感を抱く男性。これについては女性の中にも同じように違和感を抱く方も多いようです。
「いつまでも綺麗でいてくれるなら大歓迎」
むしろ年齢にとらわれずに綺麗でいるなんて、いいことじゃないですか。ただ、見た目が微妙なのに得意げに「女子ってぇ」みたいなことを言う女は嫌ですけどね(笑)
男なんて所詮、単純なんですから。外見が伴ってないのに可愛こぶられても、ドン引きするだけですよ。
まぁ見た目に自信がある人は継続して頑張ってもらって。そうじゃない人は内面を磨いて、いい女になれるように頑張るのが最善なんじゃないですかね。 (30代男性/営業)
実際の美しさが伴っているかどうかを重視する男性。耳が痛い意見ではありますが、的を得ているのも事実ですね。
あなたは大丈夫?「勘違い系」大人女子とは
男性が考える「大人女子」どうも女性が認識している姿とはギャップがあるようです。けれどそれも当然。女性そのものが言葉に踊らされているのも事実だからです。
ではいったいどんな点が本来の「大人女子」の意図から外れているのか、その勘違いポイントを挙げてみました。
見た目重視の女
10代のような弾ける瑞々しさや、20代の潤い。できることなら戻りたいけれど、それは無理な話。
そんな彼女たちのモットーは「せめていつまでも若々しくいよう!」
けれど実はそれ、ほとんどの方が間違った捉え方をしているようなのです。こんなことに心当たりがある方は要注意ですよ。
・実年齢より若めのファッション雑誌を買っている
精神年齢が低い女
ファッションに音楽、流行りのスイーツにオーガニックレストラン。
「私って意外と話合うでしょ?」彼女たちは、自分より若い年代の人達の中でも浮かない自分を目指しているようです。
情報通であることに問題はありません。けれど、周囲は冷ややかにあなたを見ているかもしれないのです。例えばこんな風に思ったことはありませんか?
・憧れられる女性になりたい
さみしがり屋の女
仕事帰りは同僚とご飯、金曜日なら数人で飲み会。週末は知人のホームパーティへ。
いつゆっくりしているの?そう聞きたくなるくらい、プライベートを充実させている彼女たち。
けれど顔が広くなればなるほど、本当の友人が減ってしまうなんてことも。人間関係が「浅く広く」になりがちな人には、こんな傾向が見られます。
・たいして仲良くなくても誘われれば出向く
誰もが認める大人女子とは
「大人女子」の言葉に翻弄されるアラサー女性。それは、魅力的な人間像とはかけ離れた姿でした。
目指すなら、誰もが納得する素敵な女性になりませんか?それにはまず、女性としての基本を見直す必要がありそうです。
自己中心的でないこと
尊敬される女性の特徴として「相手のために動けること」が挙げられます。もちろんそこには、見返りを求める気持ちなどありません。
いくら見た目も気持ちも若いからといって、社会的にはもう成熟した人間。それを理解している女性なら「私が、私が」にならないのも当然ですよね。
自分にばかりベクトルが向いているようでは「大人女子」どころか、むしろただの「子ども」なのです。
内面が美しいこと
人を心から愛するために必要なことが何か、すぐに頭に浮かぶでしょうか?その答えは「自分を愛していていること」です。
これは単なるナルシズム(自己陶酔)の話ではありません。何かをやり遂げた自分、乗り越えた自分の経験が自然にそうさせるのです。
その結果、思考がポジティブになり人にも優しくできます。問題と向き合うことから逃げたり、悩むことをやめてはいけません。
素直であること
年齢を重ねれば重ねるほど「素直」と「頑固」の境界線が曖昧になります。そんな中、誰からも愛される素直な女性に共通するのが、「純粋さ」です。
そのポイントは「感謝を表せること」と「本当に大切にすべきことだけ選べること」簡単そうに思えて、実践できている人は多くありません。
一緒にいると楽しいし、なんだか幸せ。周囲にそんな風に思わせるためには、自分をどこまで純粋にできるかどうかが鍵なのです。
「大人女子」が悪いわけじゃない
ご存知ですか?もともと「女子」という言葉に年齢の制限があるわけではなく、女性そのものを指す意味だということを。
なにも間違った言葉ではないのに、違和感を感じたり叩かれたりする理由。それはむしろ「大人」になり切れていない部分の方にあるのかもしれませんね。