再婚したい!シングルマザーの恋愛を成功させるタイミングは?

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性格の不一致や夫の浮気、男の育児丸投げ等、様々な理由で離婚を決意してシングルマザーになる人が、昔と比べて多くなってきました。

昔は女性が結婚後も働きに出ることは稀でしたし、離婚に対して世間体のイメージというものがありました。しかし、現在は女性の働き方や周囲の環境もだいぶ変わり、シングルマザーとしての道を考えるという、選択の幅が広がったのです。

とっても大変なシングルマザーは、母親でもあり女性でもあるので、良い人がいたら当然、恋愛もしたいし再婚もしたい!支えを欲するのは当たり前のことなのです。

「子連れか…」「バツイチか…」という偏見を持たない素敵な恋人が出来たとしても、やっぱり気になるのは子供や彼の相性や状況…。

シングルマザーは、日頃再婚を希望していても、いざとなるとどのように話しを詰めていけば良いのか、そもそもどんなタイミングで結婚していけば良いのか…迷ってしまう場合も少なくありません。

そこで、シングルマザーが幸せな再婚にむけてどのようにすれば良いのか、失敗例と共に心掛けるタイミングやポイントを一緒に考えてみましょう。きっと、未婚の女性と同じように、恋愛を成功出来るはずですよ!

シングルマザーは大変!支えが欲しくて当たり前!

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シングルマザーと言えば誰でも「大変だな」「苦労しているんだな」というイメージを持つのではないでしょうか?シングルマザーって、本当にあらゆる面で大変なんです!

男性と同じだけ働いても、色々費用がかかるんです…

大黒柱がいないのですから、自分が稼ぎ頭になるしかありません。自分と子供の生活費や、将来の為の貯金をするとなると男性並みに残業をしながら働くことが必須になります。

もちろんそれだけでも大変ですが、その間子供を預ける保育所料も払わなければなりません。子供は病気になりやすく、また成長もはやいので服や靴を買い替える等、女性1人の給料では正直厳しいことばかりです。

社員として働いた後は、母親として家庭で働く…

会社で男性と同じくらい働いた後は、世の中のサラリーマンのように少し飲み行ってみたり、疲れたから帰ってすぐに寝るという行動は出来ません。

だって、母親として家庭で働かなければならないから。ご飯の準備、明日の準備、掃除、洗濯、茶碗洗い…休まる暇もありません。大人なら「何か食べてきて」と言えることも、子供だとそうも言えません。会社でも家でもずっと働き、休める時間は遅くになってからです。

母親の役割だけではなく、父親の役割も両立…

母親として甘やかしたり、躾をしたりするだけではなく、シングルマザー家庭にいない「父親」の役割も自分で両立させることが必要になってきます。

特に息子を持つシングルマザーの悩みは切実で、父親がいないことが不満ではないか、サッカーや野球等に付き合ってあげられるか、男の子の気持ちが分からない等、色々と悩みを抱えています。

自分を支える人はいないけれど、自分は家族を支えなきゃ…

シングルマザーは、その家族の中で唯一の大人です。そして、唯一の収入源。自分1人の責任が、子供達と一緒についてくるのです。パートナーもいないので、ただ1人で頑張るしかありません。

でも、そんな自分を支えてくれる相手はいません。心細さや疲れで少し心が弱った時でも、仕事を休む訳にはいかないし、子供を支えていかねばならないので息をつく暇もありません。

このように、経済面だけではなくシングルマザーには大変なことがたくさんあります。支えてくれるパートナーを求めるのは、ある意味当たり前 なのです。「そんなこと思うなんて、母親失格なのでは?」と自信をなくす人がいますが、何も罪悪感を持つことはありません!

再婚を考える時に、重視したいポイントはこれだ!

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良いご縁があった時に、一番に考えるのは何でしょう?パートナーとして良い人であるか、子供と仲良くやってくれるか等、色々重視したいポイントはたくさんあります。

夫として、パートナーとしてどうなのか?

再婚するとなると、やはり自分の夫となる訳なので自分との相性や関係も非常に大切になってきます。この人と結婚すればきっと大丈夫!と思う未来が描けるかどうか、よくシュミレーションしてみましょう。

子供の父親としてどうなのか?

シングルマザーの自分と結婚したいと言ってくれるなんて、嬉しくてすぐにOKを出したいけれど、やっぱり気になるのは子供のことです。自分と同じように子供にも優しくしてくれるのか、父親として適切か、やはりチェックしてしまいます。

色んなことを話あえる関係か?

シングルマザーの悩みと言えば、彼と子供の関係についての事柄も多いです。子供とわだかまりが解けない時、ケンカした時、2人の新しい子供が欲しい時、きちんとお互いの気持ちを遠慮なく話し合える関係か、きちんと考えてみて下さい。

シングルマザーとなると、ついつい彼と子供の関係性ばかり気になって、「あんなことしないで」「こんなこと言っちゃダメ」と審判のようにチェック してしまいます。子供と彼をつなぐあなたは、2人の行動のチェックよりフォローすることを忘れないで 下さい!

押し付けないで!再婚まであと少しの状態が失敗してしまう原因

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お互いに再婚を考えるくらい、良い関係だったはずなのに…。あっという間にギクシャクした雰囲気に!シングルマザーのよくある失敗例をご紹介します。

子供の苗字が変わるタイミングを強要する

苗字が変わることで、子供がいじめられないか心配するのは分かりますが、彼の気持ちや状況も考えず「小学校までには苗字を変えなきゃ」等、彼に結婚のプレッシャーをかけすぎるのも問題です。

子供のペースを乱す。懐くことを強要させる

「あのお兄ちゃんの前では良い子にして」「楽しそうにして」「懐いて」等、彼に良く見せる為、子供に強要するのは逆効果です。素直に楽しめなくなった子供は苦手意識を感じ、彼もそれを感じ取るというパターンは珍しくありません。

「前の旦那は…」と比較は絶対にしない

昔と比べるとあなたといて幸せ!というところを強調したいのだと思いますが、これは絶対NGです。相手が前の旦那様について聞いてきた時だけ返すようにしましょう。前の人を引き合いに出さなくても、「一緒にいると幸せ!楽しい」というようなアピールをして下さい。

ケンカした時に子供をダシに使わない

ケンカしたり、少し気まずくなった時、自分ではどう切り出して良いか分からないので、「子供が一緒に遊びたいって!」と口実を使って押しかけるパターン…。これは最悪です。子供には冷たく出来ないのを分かってしているのですから、卑怯!と印象が更に悪くなってしまいます。

私、一度失敗しているから…と価値を下げない!

元旦那様のことをボロクソに言うのも考えものですが、例え謙虚な気持でも不必要に「失敗しているから」と自分の価値を下げるのは辞めましょう。何度も言われると知らず知らずのうちに、「失敗したお前をもらってやるんだぞ?」という意識が芽生えてモラハラ男に成長したら大変です。

早く安定した生活につきたい、子供と彼に早く仲良くなって欲しい…という焦りや、自分勝手な気持ちの強要は失敗の元です。早く関係を深めたいのなら、子供にも彼にも一緒にいる時には笑顔 を心掛けましょう!

「あれして、これして」とイライラと強要すると、彼も子供もその関係自体がつまらなくて嫌に感じる ようになってしまいますよ!

じっくりと、様子を見ながら距離をつめるのが大切!

揉め事はうまくやり過ごすことが無難?彼氏の優しい嘘は必要かのイメージ画像
再婚の話が出てきたら、少しずつ相手の様子を見ながら距離を縮めて行きましょう。急がばまわれと言う言葉がありますが、結婚後にずっと仲良く家族でいる為には、この段階での意識の擦り合わせが後から重要になってきます。

子供だからと無視しない!分かりやすく説明をする

日本人によくあるのが、「子供だから」と子供の意見をまともに聞かず、大人だけで決めてしまうこと。子供だって立派な人格を持っています。分かりやすい言葉で説明し、きちんと気持ちに寄り添いましょう。

  • ママね、あのお兄さんが好きなんだ。●●ちゃんはどう思う?
  • あのお兄ちゃんが、もしお父さんになったらどうかなぁ?
  • ママはもちろん、ずっと●●ちゃんが好きだよ

など、優しい言葉で新しい恋人への気持ち、今後の関係の進展、ママを取られるんじゃないかという不安等を少しずつ取ってあげましょう。

今までずっとママでいたのに、急に女の人になってしまうママを見るととってもびっくりするものです。ママが変わった、ママを取られると思った子供は彼との会話を遮ったり、無駄泣きをしたりしてママの気を向けさせようと必至になります。

自分に懐かない子供を面倒見るというのは、男性でなくてもキツイですよね?再婚を考えていたけれど、あんなに俺を嫌いなら正直自信がない と別れ話に発展することも多いのです。

子供も彼を大好きになるように、強要ではなくゆっくりと気持ちを整理させましょう。色々話して彼との話題や彼との時間に慣れさせていきましょう。

彼の気持ちを考える!彼のフォローは欠かさない

彼と会う時には女性の顔しか見せませんよね。ところがいざ子供と会うと、ママの顔ばかりが表れてしまうことに!

子供が泣いたり、食べ物をこぼしたりすると、どうしても子供に構いがちで彼との会話はおざなりになってしまいます。

あなたは子供の世話でバタバタして、やっと一息ついて何の話をしていたかな?と思う時、彼は何度も会話の腰を折られて、イライラしていたなんてことも珍しくありません。

  • たまには子供を預けて2人きりで過ごしてみる
  • 子供の好きな物を彼に教え、仲良くなるきっかけをつくる
  • 相手をしてくれてありがとう!と感謝する
  • あなたが来るって言ったら喜んじゃって!昨日も…と好かれていることを教える

など、彼の立場を立ててあげたり、感謝を表したりすることを忘れない ように心掛けましょう。恋人は自分と同じ大人なので、つい「子供に合わせて!」と思ってしまいがちですが、彼はまだ父親ではありません。

子供と同じく、気持ちを強要するのはNGです。少しずつママの顔にも慣れていってもらいましょう。

少し厳しいことを言いますが、シングルマザーの道を選んだのは自分自身ですよね?そこから抜け出す為に、新しい家庭を築くのは良いことですが、だからといって彼や子供の気持ちを強要し、無理やり事を進めると逆効果 です。自分の気持ちに寄り添ってもらえるよう、まずは相手の気持ちに寄り添いましょう!

再婚は常に子供と夫のつなぎ役を心がけること!

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再婚をすることに必死になってしまい、再婚したらゴールしたような気になってしまう人がいます。独身でも、結婚することだけに目標を置いている人がいますよね?そういう結婚は、長続きはしないので、また同じ結果をたどることに…。

もし、再婚出来たならしばらくは「あなたが今以上に努力をする」 ということを忘れないで心掛けて下さい。

環境が変わった子供のフォローはもちろんですが、実は夫となった彼のフォローを忘れてしまったことが原因で離婚 する夫婦も多いのです。

あなたはいつもの環境に「父親」という頼もしいパートナーが出来て、生活をいつも通り回すだけかもしれません。

でも、彼は違います。新婚生活にいきなり子育てがついてくるのです。通常、夫婦2人で親になっていく物ですが、再婚の場合はいきなり父親になる上に、妻のあなたはもう完璧なママなのです。

疎外感を感じたり、うまくいかないとイライラしたりすることもあるでしょう。そんな時にもし、あなたのフォローがなかったら…

  • 子供の父親が欲しかっただけなのかな
  • 子供だから対抗するのはいけないって分かっているけれど
  • 思ったより子供ってウルサイ!
  • やっぱり、皆の反対を聞いとくべきだったな

と結婚を後悔してしまうかもしれないですよね?それでは非常にもったいないです。女性だって子供と1日中いるのは苦痛に感じる人が多いので、男性なんてなおさらです。

たまに会う分には彼も子供も仲良く出来ますが、生活すると1日中ぐずったり、自分のペースでお出かけや食事がゆっくり楽しめなかったりすることに、日常的な不満が出てきます。

子供とママをとりあうなんてみっともないと分かっているからこそ、それを表にも出せず不満がたまってしまいます。

しばらくは大変忙しいかもしれませんが、今まで通りにママをしつつ、「新婚の妻」としての顔も忘れてはいけません。

子供や彼の気持ちをよく観察し、皆が納得できるタイミングで話し合い、再婚後もママの顔、妻の顔、そして子供も含めた家族の時間をゆっくりと作っていくことで、きっとシングルマザーの再婚は成功すると思いますよ!

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