結婚前ならまだ間に合う!彼氏との喧嘩が恋に有効に働くワケ
彼に嫌われるのが怖くて、はっきりと自分の意見を言えなかったり、喧嘩を避ける行動をとることがあるかもしれません。そうこうしている内に、彼のあなたへのイメージは、本来のあなたのキャラクターと離れたものになってしまっている可能性があります。
付き合っている間は、まだそのような関係でも問題はないのですが、結婚へと進む場合、お互いが共有するものが増え、今後の人生に大きく影響してくるでしょう。
そこで今回は結婚前に知っておいてほしい彼氏との喧嘩がカップルにプラスに働くワケについてお話しします。
結婚前に喧嘩をするべき理由とは?
恋愛の延長線上に結婚があると考える人間もいれば、恋愛と結婚は別個のものだと主張する人もいるかもしれません。しかし物理的に日々の生活を考えれば、やはり恋愛と結婚とは違う種類のものと言えるでしょう。
新婚生活は幸せそのものという人もいれば、これほどに相性が悪かったことに気付くケースもあると思います。後で後悔しない為に、なぜ結婚前に彼氏と喧嘩をしておくべきなのか、その理由を見ていきたいと思います。
結婚生活はいいことばかりではない!
恋愛期間と異なり、実際の結婚生活は日常の繰り返しで、その中に恋愛をしていたようなときめきやわくわくはなかなか感じられなくなります。そして結婚によってお互いにしばられることも増え、女性であれば、家事に育児、彼の家族との付き合いなど、独身時代とは違う問題を抱えるようになります。
思い通りにならないことが増えて、湧いて出てくる小さな問題に対して、旦那との話し合いが必要となってきます。恋愛期間では経験しなかった大きな壁が二人の前に立ちふさがることもあるでしょう。
そんなストレス状態の時、お互いの言動や行動が大きなキーとなります。「こんな人だったと思わなかった」と幻滅する前に、結婚前に喧嘩をしてでも、お互いを理解し、受け止める準備が必要でしょう。
相手からの過度の期待を避けることが賢明
結婚前から良い自分を演じてばかりいると、男性はそれをいつの間にか当たり前と感じるようになります。「あなたがやってくれるから」という甘えが男性の中に生まれ、結婚後もその役割を演じる必要が出てくるでしょう。
相手からの期待は、結婚前に解消しておくことが賢明だと思います。男性は理想主義者であり、甘え癖のある生き物の為、始めたら完璧にやればそれを当たり前だと感じるようになり、恐らく感謝の言葉さえもかけなくなるでしょう。
始めは、手を抜くなりして、彼に甘えておくことも後々のことを考えたら賢明です。彼があなたに強要したり、押しつけるような言い方をすれば、その時は毅然とした態度で自分の考えを示しましょう。
それで言い合いとなっても、決して無駄な喧嘩にはなりません。意見が合わないとわかることも、それでお互いが離れてしまうのも、結婚前であれば、大切な勉強になると思います。
お互いの「NO」を知っておくことが必要!
嫌われることが怖くて、付き合っているときは、なかなかはっきりと自分の意見を言えず、折れてしまうことも多いと思います。もしそれであなたが特に嫌な思いをしていないのであれば、問題はないかもしれません。
しかし彼は「NO」を口にしないあなたを、何でもオッケーとして受け止め、自分の判断で決めてしまうことに抵抗を感じなくなるでしょう。しかしこれが結婚生活となると、いろんな面においてあなたはストレスを感じ始めるようになります。
多少、自己主張が強いと思われたっていいのです。「私はこういうことがいや」と口に出して男性には伝えておきましょう。男性は鈍感な為、あなたがそう口にするまで気付かず、悪気のないままいることになるでしょう。
結婚前にきちんと話しておきたいこととは?
それでは、実際に結婚生活に入る前に、それぞれのカップルが押さえておきたいポイントにつてお話したいと思います。意外に、「なんでちゃんと確認しておかなかったんだろう」という問題は多い為、後々頭を悩まさない為にも、知っておいた方がいいでしょう。
シビアなお金の話はちゃんと話しておこう!
お互い共働きで結婚した場合、財布は全く別で、お互いの貯蓄も知らないまま結婚生活を続ける傾向にあります。
女性側にそれなりの収入があり、今後もその仕事でキャリアを積み重ねていくことを見据えているのであれば、それぞれが独立型で必要なお金を出し合うという形をとったとしても問題はないかもしれません。
しかし、出産後、仕事が続けられない場合などは、女性側が仕事を辞め、家計のやりくりする必要がでてくるでしょう。その場合、毎月かかる必要経費や貯蓄について、またマイホームを購入することを考えているのであれば、その為のプランについて考えておく必要があります。
旦那側の収入について、また会社の福利厚生など、細かいと言われるかもしれませんが、今後の将来の為、結婚の前に把握しておくと後々とても便利でしょう。
子供のことは聞いてもいいの?
私の知り合いでも、結婚してから子供を持つことの意見が合わず、一年足らずで離婚をしたカップルがいました。これは願っても必ず叶う問題でもない為、とてもデリケートな問題でもあります。よって、がっつりと話し合いをする必要まではないかもしれませんが、相手の意向を聞いておいたほうが、後々トラブルにはならないでしょう。
子供が欲しいと願うあなたが、なかなか妊娠できず、不妊治療を行うことを決断した場合、治療は時に辛く、長い道のりになることもあります。その際は、パートナーの協力がどうしても必要となってきます。頑張るあなたに無関心な態度しか取れない旦那であった場合、二人の関係は簡単に崩れることになるでしょう。
今の時代は、経済状況などもあり、男性側が責任を持つ事を躊躇し、自由気ままに生きたいと願う傾向が増えているようです。そんな時代だからこそ、結婚前に相手の考えを聞いておく必要はあるでしょう。
仕事は続けるべき、辞めてもいい?
この問題は経済状況にも関わってきますので、もしあなたが仕事を辞めて、彼の収入だけで生活ができるかを確認しておくべきでしょう。<そして子供が出来た場合はどうなのかも、きちんと計算しておきましょう。
子供が出来て、経済的に明らかに苦しくなるようであれば、可能な限り今の仕事は続け、出産後も職場復帰をして、家計を支える方がよいでしょう。いろんな意味でも、良い条件での社会復帰はなかなか難しくなるので、なるべく辞めずに続けることをおすすめします。
ただ、育児はお金には変えられず、家族との時間などを大切にしたいという考えであれば、多少生活が苦しくても、仕事を辞めて、家庭を守ることに専念することも悪い決断だとは思いません
経済的にも問題がなく、仕事を辞めてしまった場合、逆に物足りなさを感じて、ストレスがたまってしまうこともあるので、自分のタイプを知っておく事も大切かもしれません。
会社を辞めたとしても、あなた自身がもっているスキルを生かして、在宅で仕事をしたり、起業することもできるので、今まで蓄積した能力があれば、どんな形であれ、働くことは可能だと思います。
彼の家の家庭行事に参加は必要?
まったく違う都道府県で育った二人であれば、それぞれの地域の風習があったり、習慣も家族との付き合いも全く違うでしょう。もしあなたが核家族の家庭で育っていた場合、田舎の大家族で育った彼とは「家族」というものへの考えも異なるでしょうし、結婚によってあなたも彼の家族の一員として、交流をしたり、行事に参加することが必要になってきます。
相手の家族との付き合いは、結婚後、もめる原因にもなりますので、結婚前からあなたの考えや意志をしっかり示しておきましょう。男性としては、結婚したのだから当たり前だと感じてしまう傾向にありますので、注意しておいたほうがよさそうです。
喧嘩は二人にとっての意志確認の場にしよう!
喧嘩は時として不毛なものであり、お互いのエネルギーを無駄に使うものにもなります。しかし、恋をする二人にも今後の未来を考えて、避けて通れない問題があり、お互いを理解する時間も必要となります。
もちろん無駄な喧嘩も山ほどありますが、お互いの為にも、また後悔しない結婚の為にも、面倒くさいと避けずに喧嘩をしてみるのも悪くありません!