付き合いにくい…彼の友人が苦手な時に心を楽にする対処の仕方
彼の友人に対して、彼女である自分としては「できるだけ良好な関係を築きたい、波風立てない関係でいたい」などと思いますよね?
しかし、そうは言ってもどうしても彼の友人が苦手に感じてしまう女性もいらっしゃると思います。今回は、そういった女性のために苦手な彼の友人に対して心を楽にする対処の仕方をお話させていただきたいと思います。
ここが苦手!女性が苦手と感じてしまう彼の友人の特徴
女性が彼の友人を苦手と感じるのは、どういった友人なのでしょうか?まずはそれを見ていきたいと思います。
彼女を邪魔扱い!女性と彼との付き合いを良く思わない友人
「あの女性は、お前には相応しくない」
「彼女といると苦労すると思うよ」
「なんであの女と付き合ってんの?」
「彼女できてから、お前悪い方へ変わったよな」
「お前にはもっといい女がいるよ」
そういった女性に対する批判や悪口ともいえるような事を彼にふきかけます。具体的に女性と彼の友人との間で、なにか問題があったわけでもないのに、とにかく友人側が女性の事を気に入らないのです。
- 彼との喧嘩や愚痴の内容を彼から聞き、それを全て鵜呑みにして一方的に批判している
- 自分が女性と縁がないか、彼女と上手くいっていないなどの嫉妬から、彼との仲を邪魔している
- 「自分の方が彼と親しいのに」という、彼を取られたような寂しさをぶつけている
- 彼とは価値観が似ていてほしいので、自分好みの女性でないと気に入らない
そんな風に、彼の友人は自分の勝手な価値観や思いこみ、感情で彼女の事を敵視しています。しかも、こういった友人は彼に対しては好意的な態度を示していたり、ねこを被っているので、彼にとっては「良い友人」と思われている事も多いようです。
ですから、彼に相談してみても信じて貰えなかったり、下手をすれば「自分の友人の悪口を彼女が言っている」と感じて、女性の方に対して批判的な見方をする可能性もあるのです。
正直こういった彼の友人が、彼と付き合っている彼女の立場からすると一番厄介な存在だと思います。
彼女にお構いなし!今までと同じようなノリで彼を誘ってくる友人
彼女がいるにも関わらず、彼に彼女がいなかった時のノリと同じように誘ってくる友人もいます。
女性が彼と一緒にいても、ところかまわず連絡が来たり、彼の予定なども全て埋めるような勢いで頻繁に遊びなどに誘ってきます。まるで、彼女の存在なんてお構いなしです。
女性としては毎回とまでは言わなくても、彼の時間がある時はできるだけ一緒に過ごしたいと考えると思います。しかし、毎回彼の友人から彼へのお誘いがあると、「彼女がいるんだから、もう少し配慮してくれてもいいのにな」と感じるでしょう。
こういった彼の友人は女性に対して悪く思っているわけではなく、女性に対する配慮が足りないのです。元々、男性は女性よりも気を配るといった事が苦手な性質なので、色々と気づかない面も多いのでしょう。
そして、何よりもそういった面で女性が不満に思ってしまうのは、大抵彼もその友人を女性よりも優先しがちになるからです。
ここで彼が友人にはあまりのらずに彼女を重視していれば、女性もその友人を苦手とまで感じなかったかもしれませんが、実際は彼も深く考えずに友人にのってしまう事が多いようです。
なれなれしい!自分のペースで彼女も彼の交友関係に巻き込む友人
彼女という事で、ある程度彼の友人とお付き合いしなくてはいけない時もあるかもしれません。しかし、彼の友人のペースで必要以上に、彼の交友関係に巻き込もうとする事があります。
彼の友人同士の集まりにほぼ毎回付き合わせようとしたり、イベントや旅行などにも彼女も参加させようとします。
こういった彼の友人には悪気はなくて、ただ少しでも大勢の方が楽しい、彼の友人として彼女とは打ち解けていたい、彼女も自分たちの輪にいれてあげようという女性に対しても好意的な意味合いが多いです。
しかし、いくら好意的といっても、内気や人付き合いが苦手な人、必要最小限の付き合いしかしたくない女性にとっては迷惑に感じるだけでしょう。
しかも、そういった場合、女性が彼の友人との付き合いに躊躇していると、彼は「俺の友人と仲良くしたくないのか」などとショックをうけたり、女性を責めてしまう事もあります。
「ほどよいお付き合い、ほどよい距離感」というのが、中々彼や彼の友人にはわかってもらえないようです。
ここが嫌!彼の友人の苦手と感じるところをゆっくり考えてみる
では、彼の友人を苦手と感じたら、対処するにはどうすればいいのでしょうか?そのためには、彼の友人の苦手な部分を整理していき、掘り下げて考えてみる事が必要です。
彼の友人のどういったところが苦手か、自分の中で整理する
まずは、彼の友人の嫌だと感じるところを挙げていって、ゆっくり考えてみましょう。彼の友人のどういったところが具体的に苦手と感じたのか、自分の中で整理していくのです。
そして、だいたい整理できれば、今度は何故彼の友人がそういった自分が苦手と感じる事をしてくるのか、考えてみましょう。
例えば、彼の友人が自分の事を悪くいうところが苦手であるとします。では、何故彼の友人は自分の事を悪く言ってくるのでしょうか?そういった場合は、さきほどお話したように、友人の勝手な価値観や思いこみ、感情があるのです。
彼の友人は貴女の事をよく知りもしない、理解もしようとせずに貴女を悪く言っています。それはとても滑稽で浅はかな事です。要するに、それが彼の友人の人としての器の限界なのです。
また、他にも彼の友人を苦手と感じるところがあると思いますが、いずれの問題にしろ根本的には「彼の友人は自分の物差しや価値観、思いこみで判断するので、配慮が足りない」という事が共通しているのではないでしょうか。
つまり、貴女に非があるわけではないので、貴女が彼の友人のために嫌な気持ちになる必要なんてどこにもないのです。
無理に付き合う必要はなし!自分が感じた事に素直になる>
では、貴女に非があるわけではないのに、何故彼の友人が苦手だという事に悩むのでしょう?
それは「彼の友人だから、付き合わなくてはいけないかも」「彼の友人だから悪く思っちゃいけない」という思いが、貴女のどこかにあるからです。
そういった義務感や罪悪感に囚われたり、あるいは彼の友人と付き合っていかなければ彼と自分の仲がどうなるかと不安になってしまうのでしょう。
しかし、そういった思いで彼の友人と付き合おうとしても、余計にギクシャクするばかりでお互い更に嫌な面が見えてくるかもしれません。それだったら、最初から自分にとって程よい距離を保っていた方が、これ以上関係も悪くなる事はまずないでしょう。
苦手な人は苦手でもいいのです。無理に付き合う必要はありません。それに悩んでいる大抵の女性は、最初は何とか彼の友人の事を悪く思わないようにしようと、僅かにでも頑張ったはずです。
彼のために自分はできる限り頑張ったのですから、それくらいでいいのです。自分が感じた事に素直になりましょう。
あくまでも彼の友人!自分の友人ではないと割り切る
嫌な思いをしてまで、彼との友人関係を頑張る事はありません。貴女の友人ではなく、あくまでも彼の友人なので割り切ってください。
そして、貴女も彼の友人をよく知っているわけではありません。彼はその友人の貴女の知らないような良い面を知っていて付き合っているかもしれないので、自分が苦手だからといって彼の付き合いに口を出すのはやめましょう。
もしかしたら、彼に苦手な友人の良いところを聞いてみると、案外良い人かもしれません。また、その人の良いところを聞ければ、貴女の中でその人に対するイメージが少しでも良い方向に変わるかもしれません。
彼の友人が苦手な事を彼に話す時は伝え方に気を付ける事
貴女が彼の友人と自分が思うような距離で付き合っていけるのであれば、極力彼には彼の友人が苦手だという事を話さない方がいいです。
彼の友人が二人の仲を悪気があってもなくても邪魔するような感じであれば、友人を批判する言葉を口にするのではなくて、「もっと二人で過ごしたいな」というように彼に可愛く甘えてみてください。
しかし、貴女が嫌だと感じるくらい友人との付き合いを彼が強要してきた時は、彼に話してみる事も必要です。
その時は、伝え方に気を付けて下さい。彼に友人の事を否定するような言い方をすれば、彼は気分を害してしまうでしょう。
「ごめんね、私は友人の○○の部分がちょっと合わなくて…でも、貴方にとっては良い友人だって理解しているし、だから余計な波風立てたくないから適度な距離を保ちたいんだよね」
そんな風に、あくまでも彼の友人の一部分と合わない、そして彼にとって良き友人という事は理解をしているからこそ、敢えて会わないという事を強調しておきましょう。